ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

ジーンズに6800円??

2009年05月01日 00時20分29秒 | 思い出ねーさん
このセリフは高校生の時にクラスメイトに言われたセリフなんですがね。

あの当時のことなので、あたしゃMCシスターかオリーブかアンアンを熟読してた訳。

で、もちろん、ドゥファミリーは中学生~高校生当時にお気に入りだった訳でして、用もないのにショップに入り浸っては店員さんと顔なじみになるように努力して(笑)、オマケのシールをもう一枚余計にゲットしたりして、勉強に努力するより、そっちの努力が勝っていたわけ。


ある頃売り出されたジーンズがめっちゃストライクゾーンで気に入って(リカコがMCシスターの中でそれをはいていて格好よくて。まぁリカコは格好良かった。)、買って手に入れてルンルンしてたんだよね。


ある日の休み時間にクラスメイトで仲が良かった子とおしゃべりしててそれを言ったんだよね。

この子は劇団(三原順子のところ)に所属していてすっごく可愛い子。
お世話抜きでリハウスの頃の宮沢りえに似ていてさ。男の子にも相当モテてた様子でさ。
色気ムンムンな女女してるタイプじゃなくて、どこかこざっぱりしてるようなね。ショートカットが垢抜けて似合ってた。


「いぇ~い!今三股かけてるんだ~~~!」


悪びれてる風もなく、あっけらかんとそういうことを平気で言う。
彼女は鎌倉在住で、なかなかインテリ風なキチンとしたお家のお嬢さん、を醸し出す子だったんだけど。


その後にこの彼女はこう言ったんだよね。


「自分のお金6800円も出してジーンズ買うなんても~~馬鹿じゃない?
そんなのオトコに買ってもらうに限るのよ~~~。
「あれ欲しいな」って甘えて買ってもらって「じゃ~ね~!」で別れちゃえばいいんだから。」


あたしゃ言ったね。(笑)


「罰が当たるぜ、そんなことしてりゃ~~。てか、そういうことして手に入れたものを身につけて使うのが気色悪いし、その行為自体にわたしは興味がないしさぁ、好きなもんは自分で探して見て触って買うのが楽しいんじゃ~~ん。」


でも彼女はあっけらかんと、


「まぁいいからいいから。それよか今から事務所に電話しに行かなきゃ~。見つからないようにしなきゃ。(学校は芸能活動禁止だった。とある芸能人(有名)が受験しにきたのだが、落としてたね、芸能人だからって。)」


なんてあたしの腕に絡み付いて公衆電話のところに引きずって行った。


「おはようございます。○○○の○○○○です。」


よそ行きの礼儀正しい挨拶をしていた。
「くわっ、も~~~、さすがっ!」って横で笑った。


「あんたさぁ、そんないい子ぶっちゃって、まずはオトコにたかる性格から直しなよ。
そんなんじゃ仮に芸能界デビューしたって気をつけないとオトコ問題で自滅すんぞ?
っとに。知らないからな。」


ってぼやいたところで、

「それでもいいんだも~~~~ん!○○は真面目だなぁ、ホントにぃ。」風だったから言わなかったけどさ。(笑)
言うのが面倒臭くってさ。(笑)


だってどう考えたって、松田聖子とか大竹しのぶが翻弄してるのと違うタイプだったからさ。

ちゃんと理屈で(本能じゃなく)損得勘定してからそうやってオトコを拾いにいっちゃうあんたは「実はホントは一番危なっかしくてたまんね~よ。そうやってると下衆オトコ拾っちゃうんだぞ?捨てられたら一番立ち直れないタイプなんだからぁ。知らないぞ??も~~~~っ。」って思ってね。(笑)


モテてることに陶酔してたから、

「あ~も~酔わせておいてやろう。幸せそうだなぁ。何か失敗した時に手を貸してやろうかね。まぁがんばれや。」

そう思って、お節介に言わなかったけどさ。


ひとまず卒業まではなんとかなってたみたいだけど。


どうなったかなぁ、あの彼女は。疎遠になってしまったけど。(笑)


ドゥファミリーのお店の前を通ると、必ず思い出すんだよな、今だに。(笑)
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