ご近所にパン屋がオープン

ここの土地には自家製パン屋ってのがない。

ちょっと行ったところのクイーンズ伊勢丹にはそりゃパン屋が入ってたり、すぐそこの三徳にも自家製パンは売ってるが、「単独の自家製パン屋が出来ないかなぁ・・・」と思っていた。

別にこじゃれてなくてもいい。
渋谷の東急本店前にある『VIRON』みたいな高級店でなくてもいいし（こういう店には「わざわざその場所に買いに行く」という面倒臭さを残しておいて欲しいのだ。）、神戸屋でなくてもいい、アンデルセンでなくてもいい。
そういえばこないだ広尾のパン屋で買ったパン、美味しかったなぁ。（軽井沢にある沢村）

はたまた名もない個人が開業して「気張ってお金かけて店造っちゃったんだよね～。どう、オシャレでしょ！」というような店でなくもいい。（なんか痛々しくてちょっと苦手。だったら目一杯店まであり合わせで手作りしてるぐらいのほうがかえっていい。）


「そんなにいっぱいお金がかかってなさそうな、昭和な感じな店舗でいいんだけどなぁ・・・」と思っていたら、とあるビルの空き店舗に『ニキベーカリーオープン』という張り紙が。

昨日か今日オープンしたかと思われ、早速本日行ってみると、総菜パンがとにかく豊富に並んでいて、冷蔵の棚に紙パックのジュース類が豊富に陳列されてて、というような感じ。
ノリとしては山崎パンが駅構内に出している「ヴィ・ド・フランス」っていう店に似てる感じだろうか。

とにかくごくごく一般的な感じのパン屋だ。



店前にはお約束の花輪が並んでいる。


「ちなみにどんな方から・・・？」と目をやると、

林家正蔵
林家三平
海老名香葉子

とある。


「あぁあぁ、これって、そうかぁ。
あの、昭和の懐かしＣＭ、
「ニキニキニキニキ二木の菓子！」ってあの系列のパン屋ね？？
「♪ちゃっら～～～ぁぁぁぁん！」の林家こん平がＣＭやってた・・・」


と思った次第。


店が混み合ってたので、そこの確認ができなかったが、今度あえて聴いてみよ～っと。
「ニキニキニキニキ二木の菓子！のあのニキですか？」ってね。


今、買ったスパゲティパンを食べてるが、この普通さ加減はいいであるよ～。
もちろん、VIRONみたいな高級パンもいいけどね。
別の良さですよ。


「学生ならこれで充分じゃ！」っていうヤツ。
ここ、高校も大学もあって学生多いから、繁盛しそうね。