「こうすれば仕事になるな。」と「こうすれば金が手に入るな。」

何か鼻の効く人ってのはいます。

世間を渡っていて、

「こうでこうすりゃ仕事が産まれるぜ？」

って発想する人と、

「こうでこうすりゃ金が手に入るぜ？」

って発想する人と、いるかと思います。


後者の場合だと最後の最後に「お金が循環しない世の中」を作っていってしまうんですよねぇ。
あるところで取り合いしかしてないもの。


これってお金を持っていても真のお金持ちの発想ではないと思うんですねぇ。
お金は持っていてもなんだか（何も残さず）お金がただただ○流れていく（×循環する）人の発想でしょうねぇ。

お金への執念ではなくて執着。

お金に執着の強い人というのは、お金に対しての執念を持ってる訳ではない。

つまり、「お金になれば何もいとわない」っていう、目的の無さとプライドの無さでもって、お金にずっと執着してる訳だ。

お金に対しての執念がある場合ってのは、「これをした暁にはこういうお金が生まれるだろう？すごいよな、ワクワクするな。」ってところに考え方の重きがある。
だからプライドも高いし、目的もあるってことなのね。

仲介。

仲介して回ってる人はなんだろうか、あれ。
やっぱり仲介して回ってるような人間を嗅ぎつける。

お互いが仲介同志なのに平気で仕事を受けてきてはそれを動かそうとする。

仲介屋の特徴は、仕事を出す側の人に対して、その作業が出来る人を直接合わせるということをしない。
「その仕事だったらこの方を紹介しますから、直接どうぞ。」という段取りはない。
だって、そっちに直で仕事がながれてしまうと、自分のピンハネする取り分がなくなるからだ。

仲介屋に声をかけられた勘の働く人間はそれがいくらお金になるのがわかろうが逃げていく。
マヌケな仲介屋（←自覚がない）は「なんで逃げていくんだろう？」とキリキリしている。

それを延々と見せられてる側はコントでも見せられてるかのごとく笑えてきてしまう。



紹介して人と人をつないで渡ってるような人は仲介仕事に手は出さない。
そうやって人と人がつながれば自分にも○徳（×金）が回ることを知っているから。

虚業と実業の境目

昔、とある上司がこう言った。

「この会社の実業は○○です。
新規事業立ち上げみたいな企画じみたものは虚業です、所詮。」


もう、これを目の前で聞かされて、「唖然・・・」として怒りも湧かないくらい、「ポっカ～～～～ン」としたのは記憶にハッキリと残ってまして。
年代の差（１０は上の方だったんで）による解釈の違いなのか、受けた教育による解釈の違いなのか、とにかくただただ「唖然・・・」としたのは記憶にハッキリと残ってまして。


虚業と言われるのはいわゆる自分自身で労働して納められるような仕事をしてないで、単に仲介とか紹介でピンハネして金を作ってるようなことが虚業と言われることじゃんかなぁ。

「そういう美味しいことならすぐ手をだすくせに、この方・・・何を偉そうにぃ。」と「フフッ」と鼻で笑えた訳です、あたしゃ。

嫌なことはイヤと言えるようにしよう。

「嫌なことはイヤって自分に正直に言えるようにしなきゃね。」みたいに自分に言い聞かせるみたいに言う人っている。

オバチャマはそういう言葉を耳にする度に、「・・・その感覚がよくわかんないな・・・どういうことだろうかな・・・」とココロでつぶやいて頭でグルグル考えつつも、「そうだよ。自分にウソついたら疲れるよ。」みたいに言ってきてるかと思う。

よくよく考えてみると、オバチャマは、

「イヤなものには手を出してないというか、関わってないんだわ。」

と思う。


「面倒くさいなぁ。」
「疲れちゃうなぁ。」
「あぁ、ややこしなぁ、もぉ。」

ってのとは関わっても、そういうのは「イヤだな」ってこととは違うし、

「げ、イヤだなぁ。」

ってのははなっから距離置いちゃうからなぁ。


で、つまり世間には「イヤだな・・・」という感情を頭の中で何か上手に誤魔化して関わる人がいるってことなんですねぇ。
それとも「イヤだな」感覚が“肌で感じる”という動物的な感覚ではなくて（私はこっちです。）、こう、なんか、自分の計算通りにならないのが「イヤだな、ちっ」ってほうなんでしょうかね？（それは幼稚で単なるワガママってだけなんだけどなぁ。）


そうなるとですよ。
そういう人が「イヤなことはイヤと言えるようにしよう。」と思ったらですよ？
宣言なんかしちゃったらですよ？？


・・・・これ、戦争になりかねませんね？？
・・・・うわ、ちょいと怖いッスね。


友人や仲間、恋人や夫婦間などでこういうのに遭遇したらちょいと○醒めます（×飽きます）ね。