ようやく涼しくなった埼玉だけど、今日はまたまた暑い沖縄に来た。座席の3分の2を占める修学旅行生の嬌声に悩まされながら、那覇まで2時間半の空の旅だった。那覇空港に着いたとたん、むっとする熱気に包まれた。こちらはまだ真夏の暑さ。もっとも那覇の人に言わせればずいぶん涼しくなったという。
それでも気温は28℃以上ある。じっとしているだけで汗が流れる。ホテルでも私はクーラーを使わないので暑さはこたえる。窓を開けて風を入れようとしたら、風で窓際に干していたシャツが道路まで飛んでいってしまった。
沖縄は暑いだけではない。いま、沖縄は熱い。住民の集団自決をめぐる教科書の検定問題で、沖縄は島をあげて文部科学省の対応に批判の声を上げている。地元の新聞「琉球新報」「沖縄タイムズ」をみるとニュースの取り上げ方が大新聞とはまったく違う。地元の問題を取り上げるだけではない。大新聞が書かない重要なことをきちんと書いている。
今日の琉球新報で知り得たのは、問題の検定意見をつけた教科書調査官が、皇国史観を教科書に入れたいとつくられた「新しい歴史教科書をつくる会」といっしょに本を書いていること。それだけではない。この調査官と教科書審議会の委員もいっしょに「つくる会」と共著の本を書いている。これらの本はどれも旧日本軍の立場から沖縄戦の見直しを主張するような内容だ。
文部科学省の調査官や審議会委員は、公正公平な立場で教科書を審査・審議するという名目で仕事をしているはず。しかし、実際はそうではない。自分たちの皇国史観を教科書に反映させるために検定をしていることが明らかになった。文部科学省の中立性はとっくの昔に無くなっていた。
沖縄に来ると日本の政治のおかしさがよく見える。米軍基地の鉄条網に囲まれて生活している沖縄の人々の気持ちも少しはわかるようになる。明日は港川の海を見て、辺野古の海を見に行く。ジュゴンがいつまでも沖縄の海を泳げるように祈って。
それでも気温は28℃以上ある。じっとしているだけで汗が流れる。ホテルでも私はクーラーを使わないので暑さはこたえる。窓を開けて風を入れようとしたら、風で窓際に干していたシャツが道路まで飛んでいってしまった。
沖縄は暑いだけではない。いま、沖縄は熱い。住民の集団自決をめぐる教科書の検定問題で、沖縄は島をあげて文部科学省の対応に批判の声を上げている。地元の新聞「琉球新報」「沖縄タイムズ」をみるとニュースの取り上げ方が大新聞とはまったく違う。地元の問題を取り上げるだけではない。大新聞が書かない重要なことをきちんと書いている。
今日の琉球新報で知り得たのは、問題の検定意見をつけた教科書調査官が、皇国史観を教科書に入れたいとつくられた「新しい歴史教科書をつくる会」といっしょに本を書いていること。それだけではない。この調査官と教科書審議会の委員もいっしょに「つくる会」と共著の本を書いている。これらの本はどれも旧日本軍の立場から沖縄戦の見直しを主張するような内容だ。
文部科学省の調査官や審議会委員は、公正公平な立場で教科書を審査・審議するという名目で仕事をしているはず。しかし、実際はそうではない。自分たちの皇国史観を教科書に反映させるために検定をしていることが明らかになった。文部科学省の中立性はとっくの昔に無くなっていた。
沖縄に来ると日本の政治のおかしさがよく見える。米軍基地の鉄条網に囲まれて生活している沖縄の人々の気持ちも少しはわかるようになる。明日は港川の海を見て、辺野古の海を見に行く。ジュゴンがいつまでも沖縄の海を泳げるように祈って。
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