・・・・・・・・・・・・・・続きです
法廷。獣医学の権威の話。
問題の犬であるピット・ブルは、極めて攻撃的である、と。
元々気性の荒い犬種であるが・・・これほど凶暴になったのは、
訓練と残忍な扱いのせいである、と。
適切な扱いをすれば、こんな風にはならない・・・・・
シュリ・クインの証言。
犬の名前はキングである。
事件の朝、散歩をしていたら、テリアが走ってきた。
キングは唸りだして・・・脅えていたのだ。
リードが壊れ、キングはテリアを襲った・・・
女性はテリアを助けようとし、キングは女性に襲い掛かった・・・
どうしようもなかったのだ・・・・申し訳なかった・・・・
マッコイ、シュリ・クインへの質問。
「通報するほど、心苦しくなかった、と?」
「死んでいたから」
「問題の犬は?」
「さぁ・・・逃げてしまったの」
「あなた方は、そのことも通報しなかった」
「ショック状態だった」
「犬はいないと、否認した時も?」
「怖くて」
「しかし刑務所でミラーを訪ねる余裕はあった。
彼によると、攻撃行動の件を彼に伝え、
他の犬を処分させる余裕もあった。
彼に犬を始末し、潜在的な証拠を消せ、と伝えていないと?」
「キングの攻撃を見て、
ダニーが犬の気性について偽っていた、と気づいた」
「こう証言なさるか・・・・
攻撃を見る前は、犬の危険性を知らなかった、と?」
「見た目から護身用に飼ったの。でも、良い子だったわ。
危険性については、知らなかった」
「なぜなら、従順な犬だったから?」
「ええ、そうよ」
マッコイ、セリーナに合図を送る。
セリーナ、廊下で待機させていた犬を法廷に入れる。
興奮し、唸り声で威嚇する犬・・・・緊張する法廷内。
「Mr.マッコイ?」
「陪審員には、犬が従順か確かめる権利がある」
「・・・犬を判事席前へ」
その間も吠え、威嚇を続けるキング・・・・
「さぁ、犬を撫でますか?Mrs.クイン?
Mr.クイン、キスできるよう口輪を外します?」
脅え、身を引く夫妻に声をかけるマッコイ・・・・
判事の執務室。
「あれは、何のマネだ」
「本件の争点は、問題の犬が致死武器か、
あるいは飼い主を守ろうとした家庭犬か、です」
「何かしたのね」
「虐待する以外に?」(←強気十分のセリーナ)
「判事・・・・」(弱弱しい声を挙げる弁護士)
「審理無効にはしない。依頼人がまいた種だ。
被告人が死を招いたと説得したかったようだが
犬の登場で、その抗弁の穴が浮き彫りになったと言える。
(マッコイに対して)申し出を」
「第2級故殺、3~9年の刑」
「それは、のめん」「あんまりよ」
「審理無効を宣言すべきかな、Mr.マッコイ」(判事も強気・笑)
「2~6年だ。被告人が拒むなら、裁定に従う」
「Mr.ベーレンズ?」
「刑務所に入れと、言うのか?」
「依頼人は、懲役刑に応じかねます」
「そうだろうな。だが2人には選択権はない」
総括。新検察トリオ。
「動物管理局が、犬を安楽死させた」
「裁判の間だけ、延命されたか」
「虐待、拷問の末に安楽死とはね」
「判決を覆したくなります」
・・・・・・・・・・・・・・感想は次で
法廷。獣医学の権威の話。
問題の犬であるピット・ブルは、極めて攻撃的である、と。
元々気性の荒い犬種であるが・・・これほど凶暴になったのは、
訓練と残忍な扱いのせいである、と。
適切な扱いをすれば、こんな風にはならない・・・・・
シュリ・クインの証言。
犬の名前はキングである。
事件の朝、散歩をしていたら、テリアが走ってきた。
キングは唸りだして・・・脅えていたのだ。
リードが壊れ、キングはテリアを襲った・・・
女性はテリアを助けようとし、キングは女性に襲い掛かった・・・
どうしようもなかったのだ・・・・申し訳なかった・・・・
マッコイ、シュリ・クインへの質問。
「通報するほど、心苦しくなかった、と?」
「死んでいたから」
「問題の犬は?」
「さぁ・・・逃げてしまったの」
「あなた方は、そのことも通報しなかった」
「ショック状態だった」
「犬はいないと、否認した時も?」
「怖くて」
「しかし刑務所でミラーを訪ねる余裕はあった。
彼によると、攻撃行動の件を彼に伝え、
他の犬を処分させる余裕もあった。
彼に犬を始末し、潜在的な証拠を消せ、と伝えていないと?」
「キングの攻撃を見て、
ダニーが犬の気性について偽っていた、と気づいた」
「こう証言なさるか・・・・
攻撃を見る前は、犬の危険性を知らなかった、と?」
「見た目から護身用に飼ったの。でも、良い子だったわ。
危険性については、知らなかった」
「なぜなら、従順な犬だったから?」
「ええ、そうよ」
マッコイ、セリーナに合図を送る。
セリーナ、廊下で待機させていた犬を法廷に入れる。
興奮し、唸り声で威嚇する犬・・・・緊張する法廷内。
「Mr.マッコイ?」
「陪審員には、犬が従順か確かめる権利がある」
「・・・犬を判事席前へ」
その間も吠え、威嚇を続けるキング・・・・
「さぁ、犬を撫でますか?Mrs.クイン?
Mr.クイン、キスできるよう口輪を外します?」
脅え、身を引く夫妻に声をかけるマッコイ・・・・
判事の執務室。
「あれは、何のマネだ」
「本件の争点は、問題の犬が致死武器か、
あるいは飼い主を守ろうとした家庭犬か、です」
「何かしたのね」
「虐待する以外に?」(←強気十分のセリーナ)
「判事・・・・」(弱弱しい声を挙げる弁護士)
「審理無効にはしない。依頼人がまいた種だ。
被告人が死を招いたと説得したかったようだが
犬の登場で、その抗弁の穴が浮き彫りになったと言える。
(マッコイに対して)申し出を」
「第2級故殺、3~9年の刑」
「それは、のめん」「あんまりよ」
「審理無効を宣言すべきかな、Mr.マッコイ」(判事も強気・笑)
「2~6年だ。被告人が拒むなら、裁定に従う」
「Mr.ベーレンズ?」
「刑務所に入れと、言うのか?」
「依頼人は、懲役刑に応じかねます」
「そうだろうな。だが2人には選択権はない」
総括。新検察トリオ。
「動物管理局が、犬を安楽死させた」
「裁判の間だけ、延命されたか」
「虐待、拷問の末に安楽死とはね」
「判決を覆したくなります」
・・・・・・・・・・・・・・感想は次で