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「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

TBJ #9「検察のジレンマ」

2015-02-23 11:42:30 | ~TBJ
原題『The Line』、まぁ色んな意味合いがあるかと。

邦題は、検察のジレンマですが、弁護人もジレンマだし(笑)
おっと、容疑者も、証人も・・・判事は違うか?(笑)
判事は、ウォルター・ブラッドリー。凶悪犯担当で。

8年前の強盗殺人事件。4人が殺害された。
主犯とされたコルファスとトンプソンの2人。
コルファスは、死亡した4人の1人アナに、撃ち殺され
それを見たトンプソンが、銃を撃ち、結果4人が殺されたという。

有罪の決め手は、現場に残されていたトンプソンの指紋。
しかし、指紋鑑定の担当者タナーが、偽証したと認める。
タナーが担当した事件は、見直しに・・・その中にトンプソン事件も。

釈放されたトンプソン。
当時担当した検事補ニック・フォスターは、担当を降りると。
そして、カイバーが担当となり、新たな視点での戦いが始まる・・・・

と、書くと、なかなか楽しめそうなエピなんですが・・・
視聴し終わったら、「アッ、そうね」って・・・・大変申し訳ないのですが。

今回、検察、弁護人、証人、また被告人&その周囲、等々
多岐にわたり、丁寧に見せていたと思います。
まぁ、山場は、当時の担当検事補ニック・フォスターの偽証告白なんでしょうが・・・

ここ、山場ですよね?
で、カイバーの反応って・・・・どうよ?って・・・私は思いました。
表面的には、強気でニックを責めてもOKなんですよ。
カイバーも、そういう描き方だったようで。

でもネェ、もっと内面が、ちょこっと見えないと・・・と思いません?
内面の葛藤とまでは言いませんが、
何か思うでしょ?同僚なんだし・・・何か思うでしょ?仕事上以外で。

弁護人夫婦の方が、ちょっと見えていました。
夫婦の力関係(笑)とか、トンプソンに対する思いの変化。
妻が強気で・・・・それでも、イイよね(笑う~)
裁判後のトンプソンの脅しも・・・・私は、良かった(?)と思いますよ。

で、その反面検察がネェ・・・ガフニーとちょっと揉めたってことくらい?

私、TBJ、困ったチャンと思う理由が、何となく分かったわ。
トレイシーの感情が、余りにも見え難いってことが要因かなって。
確かに、本家の放り投げに慣れているから(慣れていいのか?)
と思いもするが・・・それでも、強気で一本道堂々と歩くって印象で。
葛藤しているんだろうが・・・
人間的な弱さが見えてこない・・・・これは、どうも・・・って今回思いました。

今回エピ、まぁ「どこかで見たわ」的内容でしたが(ゴメンね)
それでも、素材は上々・・・ウォルターも出てきましたし(意味不明)
調理方法が?メニュー決め方が?
・・・・・・・・何が悪かったのか?「はい、見ました」で終ったドラマに・・・

弁護人が、徐々にトンプソンに不審を抱き
それが、裁判に負けた後MAXに・・・脅されて・・・
「やはり、こいつは、芯からの犯罪者だ」風に終わるのは、拍手~で。
加えて、上司な妻は、部下な夫を煽るし・・・結果は、コレって落として。

検察がねぇ・・・いや、淡々としているのが良いわ、と言えばそうなんですが
私は、もう少し、葛藤を見せて欲しかった。
いかにも、じゃなくていいから
コチラが、考えさせられるような感情を見せて欲しかった。
そう思ったドラマでした。

いつも・・・
カイバーが、なんか独りでかき回して、失礼、独りで頑張って
ってドラマの印象から脱せないんですよ・・・。

でも、それがこのドラマの意図なら・・・私は脱落者だわ(笑笑)

TBJ #8「歓喜の後で」

2015-02-16 14:00:30 | ~TBJ
・・・・このエピ面白い&気に入った、と御思いの方は、読まないで下さい。
私の中では~なので・・・・(ペコリ)

本家とのクロスオーバーですね。
原題『Skeleton』、本家の『Tombstone』と呼応しているかと。
で邦題の「歓喜の後で」は、
まぁラストのルーカス&ブレアが意気揚々と出てきたら~のことかと。

初放映、本家S15‐20=2005年4月13日
    TBJ #8=2005年4月15日
ドラマ内でも、冒頭は事件の翌日って設定になっていました。
まぁ、初視聴時御覧の方々も、そんな感じで楽しめたかと。

さ~て!
困りましたねェ。私は、困りましたわ(笑)
えっとえっと、記事書こうかと、メモりましたが・・・中止!
結構書いてましたよ・・・それが無駄になりますが、イイんです。
中止の理由=後半のルーカス側との取引きのやり取りの時の
カイバーの言葉
「・・・事実だけが、判断材料とは限らない。
 女性殺害を描写したビデオは、あなたが本当に人を殺せると思わせる」

・・・・そうなの?そうなの??そうなの=====!って。
ビックリしました、私は。
「進まなきゃ」以来の大ヒット(笑)
今進行中の裁判は、ペルーソ殺害で、
それも検察は、立証責任を果たしているとはいえない状況で。
そして、ビデオの中で殺されたと思われていたステファニーは、生きていて。

・・・・検察に有利なことは、殆どないのでは?
そして今度は、
「あんたは、いかにも人を殺しそうだから」風に言って、有罪を得ようと?

・・・・・ゴメンなさい・・・・これには、付いていけなかった・・・・
いや、多分他のドラマだったら、まぁまぁって感じで、許すのでしょうが
やはり『L&O』と冠しているのなら・・・・・・私には、その勇気が無かった(ペコリ)

正直に書きます。
今度カイバーが、「起訴の理由は?」と問われて
「女の直感よ」などと言い出したら・・・その時点で、私は退場ですわ。
まぁ、視聴しますが、記事は書かない。

クロスオーバーで、本家からは、警察、ヴァン&フォンタナ&グリーン登場。
華麗にドラマ内で活躍しておりました。
特にファンタナは・・・サラザールを部下(相棒ではなさそう・笑)にして
勝手気ままに・・・+殺気立っておりますが(笑)
しっかりカイバーにも、ケンカ腰でしたね。素敵です。

今回は、ペルーソ事件が主ですね。
で、シェーン・ルーカス役の方、『L&O』本家&他でも、出演されているようで。
私は、本家で出演されている時の役(複数)が、素晴らしく印象に残っているので・・・
今回も悪全開で出演頂き、有り難う御座いますって気持ちです(ペコリ)

今回は、もう本家ですね。警察&検察、ということで(笑)
警察が、良かったよネェ、と私は思っております。
フォンタナ&サラザール・・・サラザールがファルコに見えたわ(笑)
フォンタナに、恐々接するサラザールが、気の毒で・・・(笑)

ペルーソが女にだらしないってことは、前編本家でも触れられていました。
で、SVUからマンチが登場。
カフェで、お話を・・・わ、若いッ!
で、マンチ・ファンな方々は大喜びでしょうネェ。
と言いつつ・・・レニーを思い出して、ちょっと悲しくなる方も大多数かと。

さて、今回、皆さん、ベラベラと喋るし・・・事件について。
少しは、自重せんかい!って思ったが・・・余りにも簡単に話過ぎでは?
オルティス、マッキャロン、フェルプス、そしてステファニー・・・
フェルプス、本当の殺人のビデオだと確信して5万ドルで購入とは・・・
マニアなんですネェ・・・何のマニアか、知らんが(苦笑)
で、本当の殺人だと確信しても、警察には行かないッとってことね。
フ~ム・・・・自分のお宝ってことかしらね。

ルーカスの弁護士ブレアも・・・・また分かり易くて・・・
って、TBJというのは、弁護士さんも女性の場合が多い気がしますが
意図的なんでしょうか?
検察も女性で・・・
いや、今回ルーカスと男女の関係にって描写、必要か?って思って。
無駄に女性を出されても・・・・何かネェって思いますが。

で、ブレアがルーカスに意味深に夜中に連れられて・・・
エッ?ここでブレア殺しが?などと思いましたが・・・違ったし。

ステファニー登場は、一応おっとイキナリかぁ!って、なんでしょうがね。
「オォ!ここで出てくるとは!」と思えなかった私・・・スマンです。
「おいおい、コレかよ~」と思いました。御無礼な私です。

で、ルーカスがカイバーに、御無礼発言するシーンですが・・・
まぁこれでカイバーが、取引きしない=評決へってことですがね。
まぁ、好意的に捉えると、ルーカスの人間性=女性蔑視的が見えるってことで。
で、好意的じゃないと、ここでも女性が強調って思うし・・・

今思いましたが・・・
アメリカでは、女性が働く場では、このようなことが日常なんでしょうかね?
ドラマのこのような部分を、アメリカの女性はどう考え&捉えていたのか
聞いてみたいものですわ・・・・案外面白がっているとか?(??)

評決は無罪。ペルーソ殺しではね。
で、浮上してきたジョディ・ワトソン殺しの容疑で逮捕で、終了。
またブレアは、弁護するのかな?とか。

先程も書きましたが、記事用にメモった紙を、破りますわね。
今回は、コレで御勘弁を!!

さてさてさて・・・・検事長!!あっ、マッコイのことね。
約1分ですかね・・・・マンチより短い?もしかして??(泣きっ)
もしかして、私、冒頭で燃え(萌え)尽きちゃったのかしら??(笑)

あぁ、検事長!カイバーには渡さん!と言っていただけたら・・・
そんなあっさりと、ブランチのいうことを聞いちゃって・・・不思議だわ(笑)

いえいえ、イイんですよ、1分でもお目にかかれて・・・もっと出してよ=====!!!!

多分、検事長が大盤振る舞い的出演だったら・・・また違った印象が・・・
また違った感想が・・・記事が・・・叫びが・・・もう止めます(自主規制)

さて、これでTBJも・・・・あぁ、まだ残りがありましたね。
何言ってるのよ!SVUとのクロスオーバーが・・・・そうでしたね。
・・・・・・ちょっと棒読み風で、ゴメンなさいね。
次回までに、立ち直っていたら良いのですが・・・(ペコリ)

TBJ #7「行き場のない悲しみ」追記

2015-02-09 15:20:05 | ~TBJ
はい、長々と・・・しかし、面白かったですネェ~って違いました?
「何が面白いのよ?」的な方、大多数ですか??
アラ・・・いや、ジャージ姿のパテルさんが登場したからって訳では(笑)

パテルさん、#7登場は知っていましたが・・・どこに?状態で。
判事はジェイミーですし・・・まさかジャージ姿で登場とは!
それも、息ゼイゼイで・・・長喋りも大変そうで(笑)
ついでに、ジェイミーにアドバイスという、マッコイの役割を(笑)

原題『Bang and Blame』意味は・・・ビッグバンと悲劇?
直訳すれば、そうなっちゃうんだが・・・
R.E.M. というグループの『モンスター』というアルバムに収録されている曲のタイトルだとか。
歌詞を見ましたが・・・感情的な怒りって感じの歌詞に思いましたね。
ちなみに、このエピ、ジェイミー登場ですが・・・
本家S8最終話=ジェイミー退場エピのタイトルは、『Monster』で・・・
ウ~ン、そういうつながりで決めた訳では、無いと思うがね(知らんが)

今回、陪審員さん方にもちょっとスポットライトが!
検察のアレコレは、いつも通りですが・・・
今回注目したのは!判事さん方ですね。判事さんのお仕事。
今回パテルさんが登場したのは、意味があるんじゃないかな~って。
本家御覧の方々は、覚えがあるかと思いますが
ジェイミーは元弁護士さん設定で、
マッコイから何度も「弁護士視点(根性?笑)をやめろ」的に言われていましたね。
今回も、被告人=ソインの権利を・・・のスタンスが見えました。
しかし、まぁ今回は、法廷が混乱する要因になってしまい・・・ですね。
で、パテルさんがアドバイスというか、苦言というか、嫌味というか、茶化しというか・・・
パテルは #5で、過度な感情を煽る手法を排除しようとしていましたね。
まぁ、これは色々な意味合いがあるのでしょうが・・・
今回では、パテルの手法は、法廷をある意味安定的に維持する役割もあるって
ことが言えるのではないかなぁ、と思いました。

それを、非情だとか独善とか(スパドラさんゴメンね)言えましょうが
別に仲間内のトラブル解決じゃないんだし・・・
って、仲間内でも、冷静な御意見の方、御希望ですがね(苦笑)
冷徹風に思えても、確固として導く必要があるし、それが判事のお仕事と言える。
ジェミーが「私は全部の制御」と言っていましたが、まさにパテルにも当てはまるかと。

本家でも、自己弁護しようとする被告人に大して
検察は、解任された弁護人を顧問にすることを要望しますし。
まぁ、その顧問のいうことをどれだけ聞くかは、また別問題で(笑)
だから、今回顧問をいかないんだなぁ~とは思いましたね。

そして、判事さん方って・・・好きにやっているの?的印象が大きくて。
「先ずは陪審」そして「先ずは判事」・・・・ですよネェ。
今回、判事さんの悲哀(エッ?)をも、見せてくれたと思いました。
パテルさんも、ジャージ姿で、身を挺して(笑)語ってくれました。
・・・・・・結構、似合っていたなぁ・・・って、もう出演しないが(残念~)

それと・・・ソイン役の方・・・おっと『Scandal』!!な方でしたか!!!
(って、1シーズンしか見ていないが・笑)
無表情がメインでしたが、それが哀れにも狡猾にも、善良にも悪にも・・・
複雑な役を、演じて下さいました・・・おっと不気味さも加味しておこうっと。

それと・・・って、私が分かったのは・・・
解任された陪審員の男性は、本家でカッターとサイコな争いをした方、ですよね。
解任されちゃったが・・・最後でメモを渡すのが、これまた良かったかと。
どう意味合いで捉えるのか・・・・それは、人それぞれで良いかと。
私は・・・多分この男性も、あまり運が良くなくて・・・
ソインを他人事とは思えなかったのかも・・・と、思いました。
そして、それを伝えたいと思いメモを・・・
それは、この男性の気持ちであり、多くの視聴者の思いかもしれない、し。

内容は、復讐で良いかと思います。
もし復讐じゃなくて、自分の不運の発散に・・・・ならば
BAUを呼ぶ必要があるかと(笑)
復讐と分かってから、検察が細かい作業で頑張ったのは、御立派かと。
と、珍しくTBJ検察を褒める私・・・(ゴメンって)
いえ、次回検事長が出演するから大甘に・・・ハイ、なっていますね(笑)

ソイン元妻・・・息子の親権は彼女だよね?
夫を捨て、息子主治医と再婚・・・おリッチ・・・と
まるで非難される標的の様な設定ですが・・・そうなのかなぁ?
勿論、何でも他人のせいにするソインに、嫌気が~なんでしょうが
おリッチな主治医と結婚すれば・・・金の心配はいらないし。
ジョーイの入院先が不明だが・・・多分大病院だよね。
まぁ、治療費の心配なないと・・・
それに主治医も、それ承知で結婚したのなら・・・ある程度覚悟のある方かと。
まぁ、これは筋に関係ないし・・・ってことで(ペコリ)

えっと、気になったのは・・・
ソインの言葉「ブレイディ違反だ」ですが・・・
ブレイディ法で検索すると、Wiki情報ですが
1993年に制定され1994年に施行されたアメリカ合衆国の法律。
銃規制を目的とした法律のひとつで、現在は失効している。
って、出てきますが・・・これじゃないと思う。

で、調べる・・・多分こちらかと。
1963年ブレイディ事件の、最高裁判断のことかと。
検察側は、被告人に有利な証拠を提出する義務がある、とした判断。
気になる方は、もっと調べて・・・・(ペコリ)

それと総括の会話
「ソインは、事件の前に、自己破産の申請をしていました」
「第2級故殺を望むわけね」

アメリカでは、自己破産すると、7~10年くらい履歴が残るってことで
クレジットカードの申請ができない・・・てことらしいです。
もし「今は違うよ」なら、ゴメンなさい。
カード社会なアメリカでは、カード申請ができないのは、文字通り死活問題で。
ソインは、その間は刑に服して・・・カード、関係ないし。
そして出所する頃には、カードも申請できるって、自分では目論んでいた、って。
私は、そう解釈したのですがね。
セラピー代が払えない、ということも、伏線だったのね。

一連の内容をみると、ソインは、まさしく頭がイイ。
頭が良くても、運に・・・
これが、今回のエピの隠された悲哀かも知れない・・・・って今思ったわ。

では、今回はこの辺で。

TBJ #7「行き場のない悲しみ」<3>

2015-02-09 15:19:50 | ~TBJ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


法廷 カイバー、ソインへの反対尋問

「Mr.ソイン、交換台に電話をしましたよね。911番には?」
「私は助けを求めたんだ。相手は誰でもいい」
「911にかけなかったのは、阻止されたら困るからでは?」
「まさか」
「じゃなぜ、警察署に出向かなかったのですか?
 あなたが向かったのは、銀行ですよね」
「私が、最初に、非常ボタンを押したんだ」
「デイナ・バージが、銀行に入った後にね」
「そうだ、隔週の金曜日に来ていた。
 そのたびに、事故の知らせを聞いて、病院に車を飛ばしたことを思い出した。
 耐えられなくて、助けを求めたんだ」
「警察が来る頃には、犯行が終わることを知っていて・・・通報したのですか?」
「警察が、遅いせいだ」

「そういえば・・・以前にも警察の不手際がありましたよね」
「(ソイン、判事に)それは無関係だ」
「(カイバー)信頼性の確認を」判事、検察を支持
「・・・強盗に遭ったんです」
「どの分署に届けたんですか?応対した警官の名は?」
「覚えていない」
「強盗の話はウソだから、届け出を出していないのでは?」
「・・・届け出を紛失したのなら、警察の責任だ」
「すべて他人のせいですね」
「(ソイン、判事に)今のは、不適切では?」
判事、ソインを支持。陪審に、検察の言葉を無視するように、と。

「・・・交換台に電話して、切られたとか?」
「そうだ」
「その後、1時間家で、警察の出動を待っていた?」
「その通り」
「分かりました・・・交換台にかけたのは、12時36分・・・
 その後1時間待っていたのに・・・12時58分には銀行にいたのですか?」

カイバー、通話記録と、銀行の防犯カメラ映像を、陪審員に示して。
ソイン「異議あり。カメラの時計が合っていないんだ」判事、却下。

「Mr.ソイン、交換手が911番に転送したら、切りましたよね」
「それは違う」
「警察が間に合わないことは、承知の上で、非常ボタンを押して撃ち始めた。
 銃を持つ理由として、強盗事件をでっち上げた」
「違う・・・」
「息子の事故を、デイナ・バージのせいにして
 自分の犯した殺人を、他人のせいにする気ですか?」
「・・・(涙目になり)彼女は息子を奪い、普通の生活をしていた」

カイバー、質問を終える。しかしソインは続ける・・・
「・・・息子は二度と普通の生活ができない・・・(判事、退席を促すも)
 大事な息子だ・・・私が守るべきだった・・・」

判事の執務室 判事、陪審員長の男性 背後にカイバー&ソイン
「・・・陪審員長からの手記を、全員が読んだことを記録します。
 この協議は、陪審の義務と評決に影響を与える可能性があります」
「話を聞いてくれ・・・」
「審議の件なら、断ります」
「我々は、事実のみに集中できない」
「事実のみを考慮するよう指示しましたよ。
 証拠だけに注目し、感情移入しないように」
「それは無理だ。被告人には、弁護人がいないんだ」
「それは、陪審が考慮すべきことではありません」

「彼は助けを求めたし・・・」
「真偽については、話せません・・・(黙る男性)
 各自に義務があります。検察は有罪の証明。Mr.ソインには自己弁護。
 私は全部の制御。そして本件を公正に審議することは、陪審にしかできません」
「他に方法は?」
「必要ありません・・・・」

ライカーズ 面会室 カイバー&ソイン
「来ないかと思ったよ」
「呼ばれたから・・・気になって」
「審議が、長引いているようだ」
「多くの可能性があるわ」
「あぁ、私が勝つかもな」
「可能性は、半分ね」
「・・・第2級故殺で、どうだ」
「デイナを殺し、2人を負傷させて、5~7年ですって?それは無理ね」
「世間は、謀殺と故殺の区別もつかない」
「私は、分かるわよ」
「そうか・・・陪審が無罪と決めたら、自分を責めることになるぞ」
「それが、テーマよね」退室するカイバー。

評決が。第2級謀殺、有罪。第1級暴行罪、有罪。
検察と頷きあうデイナ夫。
そして解任された元陪審員の男性。ソインにメモを。
そこには“自分だけを責めるな”と書かれている。
無表情で、連行されていくソイン・・・・

総括 カイバー&ガフニー
「ソインは、復讐したのよ」
「そのために有罪になっても、息子は戻らないわ。悲劇が悲劇を招くのよ」
「ソインは、事件の前に、自己破産申請をしていました」
「だから、第2級故殺を望むわけね」
「彼は、5~7年を見込んでいたのに、25年から終身刑に」
「その責任なら、喜んで負うわよ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・感想は、次で

TBJ #7「行き場のない悲しみ」<2>

2015-02-09 15:19:32 | ~TBJ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


現場に到着した救急隊員に話を聞く。
突入したら、ソインは、死亡した女性を介抱していた。
そして「来るのが遅い」と。
非常ボタンが押されてから、突入まで、12分間。
7分後に到着したが、警察に5分間待機させられた・・・
早かったら、デイナは助かっていたかも・・・

ソインは、本当に不運に見舞われた男なのか?
しかし、サラザールの報告で
ソインが、強盗に遭い警察に通報したことが、ウソだと分かる。
被害届けが出ていない・・・なぜウソを?
そして、残業のカイバーに、獄中からソインが電話を。
コレクトコールで・・・支払いは検事局だよね?
意図が掴めない電話・・・一抹の不気味ささえ感じるカイバー。

法廷 囚人服(でイイのか?)のソイン。
検察は異議を申し立てるが・・・判事は、自由裁量だと。
そしてソインの冒頭陳述・・・いかにも同じ平凡な市民性をアピール。

一部の陪審員達が、カフェで話し合う。
そして、裁判所の廊下で、交換手とデイナ夫が、言い争う姿を目撃する。
ジェイミー、陪審員達に話を聞く・・・
ソインに同情的な男性を解任する事態に。

法廷 ソイン、交換手への質問
電話が無かったと偽証した。
しかし、検察の捜査対象でもないし、起訴もされていない。
「・・・偽証で捜査妨害をしたのに・・・
 検察による職権乱用を理由として、棄却を申し立てます」

ソインの言葉に、一同協議へ。
検察。罰しない条件で、交換手に証言させた。取引きはしていないと。
しかし、やり取りは、開示していない・・・
「ブレイディ違反だ」、とソイン。
判事
「・・・交換手を捜査しないのなら、論拠となる。棄却申し立ては却下。
 でも交換手が証言した背景に、訴追免除の可能性があると、陪審に話します」

法廷 ソインの同僚が証言
ソイン、その中で、非常ボタンを押したのは自分だと、証明する。

どうも分が悪い検察。サラザールの報告。
被害者であるデイナは、旧姓のまま、銀行口座を使用していたことが分かる。
デイナ・ランディン・・・聞き覚えがあるガフニー。
ソインの息子ジョーイに、酒を出したバーの店員の名だ。
「・・・奴は、被害者を知っていたのか?」
「これは復讐だったのよ・・・陪審が注目するわね」

法廷 元妻の証言
ソインは、デイナが酒を出した店員だと知っていた、と。
そして、ソイン、自身を証人とする。
息子のことを話す。どれだけ息子を愛していたか・・・そして事故が・・・
検察、頑張って異議を主張。しかしソイン「ジョーイが事件の理由」だと。
判事も止める・・・ソイン、息子の写真を陪審員に見せる・・・
元気な頃、そして昏睡状態の今の姿・・・
ようやく、警備員に連れ出されるソイン。

ジム・・・って、判事さん方御用達?
それとも、どこかに併設されているの??
まぁ・・・ジム ジェイミー&パテル(オォ!)
必死にこぎ続けるジェイミーを見て・・・

「すごい勢いだな」
「悪魔を追い払うのよ。陪審が、ソインに操られれるかも」
「裁判官でいたいなら、良い面に目を向けろ」
「真実から、遠ざかるのに?」
「無罪なら、控訴審で再調査されない」
「つまり?」
「おいおい、私を悪者にしないでくれよ・・・」

「今さら何よ。じゃ、他の方法があったとでも?」
「あぁ、法律顧問を立てれば、ソインを管理できた」
「私は、法に従ったまでよ」
「私は君の利益も含め、現実的な話をしているんだ。実際困っているだろ」
「違うわ」
「私なら、交換手のことなどで、裁判を停滞させない」
「必要なことだわ・・・」
「そのお蔭で、混乱しただろ。素人の要望に応えるな」

法廷 ソイン、もう一度証言台へ。
ジェイミー、ソインに法廷を混乱させないことを確認。ソイン、了承


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

TBJ #7「行き場のない悲しみ」<1>

2015-02-09 15:19:13 | ~TBJ
銀行員のアンドリュー・ソインが、勤務先の銀行ロビーで発砲!
被害者は3人、そのうち女性1人が死亡・・・・

「30人の目撃者、監視カメラの映像・・・楽勝ですよ」
ガフニーの甘い見通しに、釘を刺すカイバー。

ソイン、銃を持っていると、自宅から警察に通報した。
1時間待っていたが、誰も来なかった・・・と言い出す。
連絡したのは、911ではない。
相手をした交換手の、ミスなのか?
電話を受けたと思われる交換手の男性。覚えがないと・・・しかし汗汗。

ブランチの執務室で、作戦会議の検察コンビ。
作戦自体は、あんまり~なんだが、
なぜかビックリ!のブランチ散髪!!ここで出す意味があるのか?
と、思わず「何かの伏線か?」などと考える私・・・ナイナイ(笑)

死亡した女性、デイナの夫。軍人だ。
自分の留守中に・・・と嘆く姿が・・・

また同僚の話では、ソインは離婚を経験している事が分かる。
ドロ沼の離婚騒動・・・なぜかラベルが喰い付く(笑)

ソインを調べるラベル&サラザール
ソインが通っていた教会のセラピー・グループ。
同じグループにいた女性に話を聞く。
ソインは、何でも責任転嫁をする・・・全部他人のせいだと。
また1ヶ月前に強盗に遭い、警察に届けたが、ムダだったと。
その後銃を購入した・・・。
また、セラピー代が払えず、最後に参加した回では
感情が爆発しそうだ、と話していたとも。

カイバー&ガフニー
「・・・ソインは、警察の交換手に電話をしていた。交換手のウソね」
「ソインは、不運続きですね」
「彼に同情しないでよ・・・真面目に答えて。
 不運続きなら、乱射が許されるとでもいうの?」
「それが、陪審員の心理ですよ」
「陪審員が、同情すると思うの?」

「彼の境遇を強調されたら、あり得ますよ。
 無欠勤、新卒の職員に昇進を追い越された、仕事熱心で前歴なし。
 同じ境遇の陪審員は、共感するかも。
 少なくとも、量刑には影響します」
「だから、取引きするのよ」

ここで、登場の交換手。
確かに電話があったと、認める。
そして、911に連絡すると、伝えたことも・・・

ソイン側と、取引きについて話し合うカイバー。
グーズマン弁護士、第1級故殺を提案。
ちょっと待った~のカイバー、第2級謀殺を提案。
暴行罪2件と同時執行。仮釈放の可能性も視野に。

ソイン「「私は、第2級故殺がいい」
カイバー「私は、別荘が欲しいわ」(笑)

裁判を避け、取引きすべきだと、グーズマン。
しかしソインは、裁判を希望。いきなりグーズマンをクビにし、自己弁護すると。

ランチタイム ブランチ&ジェイミー 初顔合わせ、ですかね?
「法を知らない者が、自己弁護だと?」
「彼の権利だわ、アーサー」
「君の法廷で、サーカスの舞台監督になる」
「精神鑑定に問題が無い限り、仕方ないわ」
「自己弁護する者は、愚か者だ」
「愚か者になるのは、憲法上の権利よ・・・これってグチるためのランチなの?」
「いや、ささやかな喜びだよ」
「大丈夫よ。自分の法廷くらい、仕切れるわ」

と、多分後から、マッコイに、ジェイミーとのランチを自慢するであろうブランチ。
マッコイの悔しがる顔が・・・おっと脱線脱線!(ゴメンね)

法廷 申し立て審理 ジェイミー、判事さんです。
ここで、ソインの自己弁護を認める。
しかし、詳細注意事項も申し渡して・・・
で、ソイン、入院中の息子への訪問権を要求。あっさり却下。

ソインの元妻ジョスリンに話を聞くガフニー。
彼女は、息子ジョーイの主治医と関係を持ち、今は再婚している。
海外旅行から帰宅したばっかり風・・・おリッチさをアピール、ですね。
ソインの息子ジョーイは、18歳の時、飲酒運転で事故を起こし、昏睡状態に。
今も、その状態が・・・離婚の大きな切っ掛けでもあった。
元ソイン夫妻は、息子が飲んだバーを訴えたが、敗訴。
その後、ジョスリンは、ソインを捨て、主治医の元へ・・・

「ソインは不幸が続き、限界に達していた」
「やめてよ。誰でも、山ほど問題を抱えているわ」
「彼は助けを求めていたのに、誰も聞かなかったんですよ」
「デイナの胸骨に穴を開けたのよ。ソインが撃って、デイナが死んだのよ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

TBJ  #6「スター選手の決意」追記

2015-02-02 15:42:02 | ~TBJ
原題『Pattern OF Conduct』=行動パターン・・・分かりますねェ。
邦題は・・・ケンのラストの言動って、ことでしょうかね?

さてとっと=(何だそりゃ?)
分かれますかね?好き嫌いが・・・・
「何だこりゃ!妻に疑惑があるのに・・・明らかにされないとは。
 それに検事長が、正義とは言えない言葉&指示を・・・何なんだぁ(怒)」
のような方も・・・居るかもネェ。

限りなく・・・と、ティファニーが殺害者なの?
それを、今まで苦労を掛け&今回も事件も俺が要因、ということで
妻を庇うケンが、有罪となり・・・
と、匂わせながら、結末は語られず・・・・真正グレーで御座いますね。
私は、後者。
「進みましょ」より、よっぽどマシよ!!!!(根に持っているなぁ・笑)

動きがありません・・・でも所詮検察は動きが無いし・・・
あぁ、「動きが無い」っていうのも、打ち切りの要因でしたっけ(苦笑)

かなり丁寧に描かれていたのは・・・陪審員を意識した発言。
今までの中では、陪審員さん方も目立ったように思いますがね。
まぁ、どちらかというと、お笑い要員って気もしましたが・・・・笑
検察も弁護人も、それを意識した発言をしていたように思えました。

ダ・シルバが、ステファニーに
7カラットのルビーの指輪を見て、夫への援護を思い出せ的風に
言っていましたが・・・・
これも、結構効きましたね~って私だけ??
ステファニーが、こんなどうしようもない夫といるのは
経済的利益(つまり金の為?)ってことを暗示させていたかと。

この事が、実はステファニーも、高校時代ケンの被害者だった・・・
と結びつくと
「ステファニーが証言して、夫の悪行をばらすのか?」風に思え
そうなるのかなぁ~って、思いましたがね。

しかし、証言で、実はステファニー自身が殺害した・・・となると
先程の考えが、ちょっと脇に~になってしまって・・・
でも、ローレンを殺したのは、やはり裕福な生活の為か?という疑念は
消えなかったが・・・・

最後は、アラマァ!のケンの妻への献身愛って・・・・アラマァ!だわ(笑)
・・・・どうも献身愛な本やドラマに馴染みが薄くて・・・ホホホホ~(笑って逃げっ)

ダ・シルバ、ケンを無罪にするのなら、ステファニーの証言を有効に使う
って策略もアリ、でしたが・・・
ここは依頼人=ケンの意向=妻を罪に問わない、を守ってってことで。

だから、正義を追及するドラマでは無くて・・・(そうだろうネェ)
終ってみたら、どうしようもない夫の献身ドラマって・・・違うか(笑)
つまりは・・・犯罪がどうのってドラマじゃなくなったってこと、かと。

しかし、ドラマ内の手法は、しっかり法律で進んでいますので・・・
ウ~ン、ドライ感の無い&しかし真正グレーな・・・どんなドラマなんだよ(笑)

弁護士のダ・シルバが、名言を連発
「有名人の事件には、特有の問題がある。
 大陪審員たちは、審理を楽しみ、一時的に有名にもなる。
 投票すれば、それも終りだ。
 何カ月も審理し、不起訴に投票した例もある。
 平静を保ち、成り行きを見よう」

「検察は確信を求め、弁護人は疑いを求める」

はい、ブランチも、頑張っています!(笑)
やはり・・・カイバー&ガフニーへのスイーツ差し入れ、じゃなくて!
こちらの方が、アーサーらしいかと!!(と私は思うが)
「・・・・法の世界では、真実とは勝った方の主張だ」

・・・・・さすが!で御座います。あぁ、法だけじゃなくて・・・は止めよう(自主規制)

このブランチの言葉を受け、カイバーがギャンギャンやってくれると楽しんだが・・・
さすが!育ちが良さそうで(勝手に思っている)
そんなギャンギャンは、言わないのね・・・言わないのかなぁ・・・・(残念)

それと!
『THE WIRE』な方々が、いるんですか・・・?って、私は、分からないのですがね。

さて!今回の見所は・・・どこか教えて下さい(笑)
検事長不在で、何を見所と・・・・(ですよネェ)

「これで終っちゃうの~?一体、どんなドラマなんだよ~!」
と、御思いの方々!そうなんですよ・・・・そんなドラマなんですよ・・・
この煮え切らなさ感を堪能する・・・・そうなんですよネェ・・・・アアァァ~

TBJ  #6「スター選手の決意」<2>

2015-02-02 15:38:37 | ~TBJ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


検察 新たな事実を発見
ケン、高校時代に調停があった、と。呼び出し状の下書きを見つけたのだ。
2人に呼び出しが・・・
ケンの母親、そしてアーリーン・ヘンダーソン・・・
ヘンダーソンは、ケンの妻ステファニーの母親だ。
「ステファニーは、ジャクソンに銃を突き付けられ
 性的暴行をされたと、主張」

判事の執務室 判事 ケン&ダ・シルバ 検察コンビ
「・・・妻への類似犯罪の証拠だと?」
「はい、当時の学校の警備員も証言します」
「ティファニーは、主張を取り消しました」
「ゆえに、私は前歴とは言っていないぞ」

「事前に、こちらへ通知すべきでは?」
「本気で、不公平だと言うのかね?」
「夫婦間の秘匿特権は?」
「事件当時は、未婚です」
「でも、今は違う」
「現段階では、夫人に証言を強要できない」

検察の意図を知り、憤るケン&ティファニー。
もちろん夫婦喧嘩勃発・・・しかしティファニーは、夫を守る姿勢に。

法廷 当時の警備員の証言
ティファニーは、ケンに銃で脅され、レイプされたと。
髪は乱れ、泣いていた・・・
しかし2日後、作り話だったと撤回した。
ふざけて銃を出されて脅えたが、誤解だったと、

カイバー、再尋問
「・・・ティファニーが、その話を取り消した時、何か変化は?」
???な警備員・・・カイバー、言い直し
「あ~、服装はってことです」
「・・・新品の服に見えた」
「宝石は?」
「指輪を見せて、彼と仲直りして婚約したと」
「それは・・・(カイバー、ティファニーに近づき)
 今、彼女が着けている指輪ですか?」
「(警備員、指輪を見て)違うよ。
 それは、浮気のお詫びだと、皆知っているよ」
・・・・法廷、失笑・・・・

憤るティファニー。自身で証言したいと。
またまた夫婦喧嘩・・・しかし協力体制に変化なし。

ダ・シルバ
「私は、奥さんが証言すべきだと思う。
 浮気された女性が、夫を許し、信じていると話し
 皆にも、夫を信じることを求める・・・
 皆が聞きたいのは、奥さんの発言だと思う」

法廷 ティファニー、証言
事件当夜、ローレンから電話があった。夫にフラれて泣いていた。
私が、夫とは別れないと言うと
自殺して、私たちの人生を破滅させると・・・

カイバー 反対尋問
「それでは、自殺すると脅され、警察に電話したのですね?」
「いいえ」
「いいえ?とは・・・では、何をしたのですか?」
「夫に未練たらしい女性は、前にもいたので」
「警察に、その話をしたことは?」
「夫を逮捕して、名声を得たい警察に?」(冷笑気味)

「彼に夢中になった女性が、他にもいたのですね。電話が?」
「電話やラブレター、留守電を残す人もいました。
 でも直接“奪う”と、初めて言われました」
「・・・(不審顔のカイバー)・・・直接、とは?」
「・・・・“電話で”ということです・・・」

ティファニーの証言に、戸惑い顔のケン
驚きと不審を隠そうとするダ・シルバ
そして失言を悔やむティファニー・・・

カイバー、ダ・シルバと、デート兼お仕事
ティファニーの失言の真相は?取引を持ちかけるカイバー・・・

しかしブランチは、御立腹(笑)
ブランチの執務室 ブランチ&カイバー
「苦労して起訴した後で、取引きだと?
 そんな考えは捨てろ。有罪を得られるだろう」
「妻のティファニーが、真犯人かも」
「理由は失言と女の勘か?誰にも話していないな?」
「真実に基づいた判決を」

「おいおい、夢を見るな。法の世界では、真実とは勝った方の主張だ。
 実際に何が起きたか、分かることはない」
「それが、イヤなんです」
「それを、受け入れろ」

法廷 評決が・・・・
最後に、検察との取引きを勧めるダ・シルバ
しかしケンは拒否「妻は取引きしない。原因は俺だ」

評決は有罪。ティファニー、ケンに抱き着いて・・・
「ダメよ・・・こんなこと、させられない」
「大丈夫だ。心配するな。愛している。
 お前を、絶対処罰させるものか・・・」

2人を見つめるカイバー。
ダ・シルバと視線を合わせ・・・そして立ち去る・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・感想は次で

TBJ  #6「スター選手の決意」<1>

2015-02-02 15:36:06 | ~TBJ
モデルのローレン・フォードが、自宅で射殺体で発見される。
頭を銃で・・・自殺?いや他殺だ・・・殺人事件だ。

付き合っていた男がいる。ケン・ジャクソン。
プロ・バスケのスター選手だ。そして妻帯者・・・不倫の関係だったのだ。

死ぬ前に、ローレンは性交渉を持っていた、と。
相手は・・・ジャクソンなのか?

自分が疑われると、懸念するジャクソン。
弁護士は、ダ・シルバ。
夫婦の結束が大切だと、妻のステファニーに説く。

ケンには、過去に女性記者を銃で脅し、セックスを強要したとの証言が。
女性記者ダイアン・ハリスに話を聞く。
ケンの合意、とは脅すことだと。自分も被害に・・・
しかし、証言はしない、と。

ケンのDNAが欲しい検察。
ケンが参加する清涼飲料水のイベント。
ケンが飲んだボトルを・・・しかしステファニーが回収。
いい仕事、していますね(笑)
ガッカリのサラザール&ラベル
しかし去り際に、ケンがファンに放り投げた帽子を・・・
帽子をキャッチした少年&父親に、交渉(笑)
ぬぁんと金を見せて・・・・
何でも金で思う通りになるという、大人の世界を目の当たりにし
少年は、今後何を信じて生きて行けばよいのか・・・
多分、父親に反発→家出→薬の売人→逮捕・・・
そして起訴され、法廷で証言を
「あの時、検察の捜査官が、俺の夢を壊し、
 金の力を見せつけたんだ・・・」とか言って欲しいかと(笑)

おっと脱線(ゴメンね)
ローレンとセックスしていたことは、認めるケン。
(だってDNAが、出ちゃったし・・・)
勿論合意の上だ・・・その後のことは、知らない

大陪審 どうも大陪審員の方々は、スターの登場を心待ち状態で。
そんな陪審に、喝っ!を入れる(違ったっけ?)カイバー。
大陪審、起訴を認める。

さて、裁判だってことで、証拠集め。
大学時代にも、ケンは、脅して性交渉を強要した過去があると。
被害に遭った女性。確かに・・・しかし警察には行っていない、と。
コーチに言い含められた・・・自分も酒を飲んでいた(未成年だったかな?)
自業自得だと・・・

被害者が複数に。しかし証言に合意しているかは・・・?
弁護士ダ・シルバ。
死亡したローレンの精神状態を指摘する。
過去に自殺未遂を・・・精神的に不安定な女性だ。
今回の事件も、自殺なのでは?

そして女性記者のダイアン・ハリス。
口止め料として、ステファニーから100万ドルを受け取っていたことが分かる。
そして、電話も召喚状も無視・・・
地元警察が、パトカーでやっと連れてくるという事態に。

カイバーの執務室(なのか?) ハリス 検察コンビ
「・・・虐待されて、屈辱を受けた代償よ」
「100万ドルも?」
「私、テレビに出たりしているから、洋服や車などに、お金がかかるのよ」
「じゃ、犯人の処罰より、高級靴の方が大事だと
 被害者の家族に、言えるの?」
「この事件のせいで、仕事に影響が出ているのよ」
「関心ないわ」
「・・・帰っても?」

カイバー、書類(召喚状?)を差し出し「証言するか、服役するか?」
ハリス、書類を受け取り「じゃ、覚えていないと言うわ」

ガフニー、ハリスに向かって
「名案があるわ・・・イメージの回復よ・・・
 ある不倫女性は、妻殺しの原因となったけれど
 男が有罪になるよう、勇敢にも証人になった」
「でも弁護人に、攻撃されるわ」
「先手を打てば、大丈夫よ。話を始めるのは、検察が先よ」
「私に便宜を?」
「あなたをよく見せることが、検察側の利益になるわ。
 それとも敵性証人として、扱われたい?どっちがいいの、ダイアン?」

法廷 陪審員選定の予備尋問
ダ・シルバ コンサルタントとヒソヒソ・・・(笑)
「優柔不断だ」「いや、とろくてこちらに有利だ。陪審員に」
「公認会計士だ。確証がないと、納得しないぞ」

そして模擬法廷・・・コンサルタントさんズ、頑張っています(高額だし・笑)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます

TBJ #5「独善的正義の弊害」

2015-01-26 14:51:45 | ~TBJ
原題『Baby Boom』・・・・全然違うわ(苦笑)
この邦題の「独善的正義の弊害」って、パテル判事を指しているのかと。
つまり、
もう邦題から、パテルの手法を否定しているってことになるのかな。
この解釈でよいのかなぁ~。私は、そう思っていますが。

吹き替えで視聴したのですが・・・
直後は、やはりパテルがなんなんだぁ?って思いました。
でも、それ以上に、検察がなんなんだぁ===とは思ったが(笑)

しかし、ちょっと気になる部分を字幕で視聴したら・・・
ちょっと異なる感想になってしまった。
ウ~ン・・・字幕の方が、考えられるからかなぁ?
文字を読んだ方が、どうも頭に入る気が・・・あくまで「気」ですがね。

ケイティの弁護士、ピーター・ベッツ。
どうも高額弁護士のようですが・・・・保険でクリア、とか(笑)
このベッツ、やり手の顔も御披露。
保釈後のケイティの居場所として、自宅を提供。
まぁ、とっても御立派なお住まいだろうから、良いかと(笑)
ここで、ケイティを叱咤しておりましたね。
真剣に、そして人生を賭けないと勝てない、とまでは言いませんが
ケイティの本気度を引き出そうと・・・さすが、ですね。

気になったのは、ベッツの冒頭陳述。
「検察は、ケイティ・ネビンズが女児を殺したと
 皆さんに、証明しようとします。
 私は、合理的疑いを皆さんに抱かせ、
 女児の死の背景を、さらに証明します。
 この恐ろしい悲劇が、事故だということを
 そして依頼人が、死なせたのではないことを証明します」

時々書いていますが、立証責任は検察です。
弁護人は、それに対してあーだこーだ、言うのが王道。
つまり、合理的疑いを抱かせる、ですね。
しかし今回ベッツは、「~証明します」と言っている。
これは、ハッタリとも取れるし、自信ともとれる。
陪審員が、弁護人に対して、その証明を期待するからです。
証明がなされない=不信感=有罪に近づくって図式かと。
だから、フム、自信あるのかなぁって思いました。

パテルの、強引グなマイウェイですが・・・
ドラマの展開、そして結末を、パテルの責任にすると、簡単です。
パテル=悪者って定めると、ある意味楽です(ゴメン)
私も、吹き替え版では、そう思いました。
しつこく書きますが、それ以上に検察も・・・ですがね(ウンウン)

パテル&アンダーリー
・・・・・・・・
「・・・ある人たちは、躍起になって」
「それは女性ってこと?」
「母親が子供を守るのは、種の保存には重要だろうが・・・
 女性は、子供が関わると、感情的になる」
「・・・ちょっと・・・女性蔑視な発言だと、分かっているの?」
「だとしても、真実は同じだ」
「懲罰的な女性に対して、若い被告人を弁護するの?」
「事実に基づく公正な裁判を、得られるようにする」
「それは、疑わしいわね」

気分を害し、退席しようとするアンダーリー。
その様子を見て、すかさずパテルが
「ほら、君が私の正しさを証明してくれた」

嫌な奴ですネェ・・・ホント、嫌な奴だわ。
パテルさん、お名前はサミルです。サミル・パテル。
・・・・・別に、覚えんでもイイですがね(笑)
ついでに言いますと、素の方はベテラン・コメディアンさんだとか。
おっと!!海ドラでも、多々ご出演・・・本家にも。
もっとついでに!TBJ、#7でもパテルとして登場です(笑)

私、吹き替え版で聞いた時、アンダーリー姐さん(笑)にエールを(笑)
しかし、字幕では・・・姐さんにエールは、変わらんのですが
パテルの言い分も、分からんでもないって気になりました。
しかし、女性が~という部分には、どうもって気ですがね。
女性って限定を無視すると・・・・案外王道的発言では?

つまり、簡単&端折っていうと
過度に情に訴えるなってことなんじゃないかなって思いました。
陪審員が感情的になるのは、当たり前で。
一般市民=法的職業の訓練を受けていない方々っていえるんじゃないかな。
勿論、プロとして感情を抑える職業の方は、いるでしょうがね。
ここでは、法曹界ってことで。

時には感情を判断材料としてしまう陪審員に対して
感情で訴える作戦は・・・認めんぞってことじゃないかと。

評決は有罪でした。
これは、ベッツが冒頭陳述で発言した証明が
しっかりなされていないんじゃないかってこともあるかと。
そして、最終弁論のカイバーの作戦。
ケイティが911に通報した際の状況の再現。
911の指示通りの行動は、どうも無理・・・体勢的に。
なぜマリッサの気道を確認しなかったのか?
何が原因だったか、ケイティが知っていたからではないか?
だから気道を確保しても無駄だと、知っていたのでは?

そして、人形を激しく揺さぶるカイバー。
「・・・黙らせるために、揺さぶり始めたんです。
 死因は、公園での転倒でも、腕をつかまれたことでもない。
 激しく揺さぶられたせいです」

パテルが制止を
「よく分かった。Miss.カイバー」

「お構いなく、判事。
 あと、たった25秒、続けるだけですから」

制止の声をきかず。、最後は人形を叩き付ける・・・・

これを、眼前でやられたら・・・・感情を揺さぶられるのは当然。
思い出したのは、本家S17-22「受け継がれるもの」
マッコイに代わり最終弁論のコニー。
ナイフを、本(?)に何度も突き刺し、被害状況を訴える。
そして、被告人である父親の殺意も・・・でしたね。

衝撃的です。そして、状況が視覚的に分かる。
この視覚的、というのは、やはり効果ある。
本家S15-16「6番目の選手」では
マッコイは、正当防衛を主張するプロバスケ選手の被告人と
被害者である男性と、同じような背格好をした警備員を並んで立たせる。
この体格差を見て下さい。これで、正当防衛が成立するでしょうか、と。
マッコイは、何も言わなかったように記憶しています。
しかし、見れば、もう十分。

話は戻って・・・・
有罪も、当然って気もしました。
しかし、量刑審理で、パテルは評決を無効とし
起訴を棄却する、と。

そして、最後の捨て台詞が御立派で(笑)
「自由に、申し立てしろ」(笑)

カイバーの手法が、気に入らなかった、ようで・・・。

「いや、カイバーの作戦は正しい。悪いのはパテルだ」

と、御思いの方もいるかと思います。
しかし、私は・・・あぁ、ドラマ内のことですよ。勿論。

こんな判事だって知っているんだから・・・対処しろよって。

カイバー、2回ほど、「パテルは関係ない」風に言っています。
しかし、結局はパテルの裁定で・・・ですね。

裁判には勝ちました。有罪評決だから。
でも、実際には、誰が殺したのか?は、どこに行っちゃった?
この判事に対して、ブランチ等々、対処が無かったのか?
この辺、片手落ちってことじゃ、足りないんじゃないの?

ドラマとして、どうよ?と思いましたね。スマンですが。

更に、その思いを強めたのが・・・ラスト、総括です。
養母のエミリー・ダウニー。
スーダンへ行くと言う。
諦めきれないガフニー。
そんなガフニーに対してカイバーが「進まなきゃ」

・・・・・コレ聞いた時、ビックリしました、はい。
私・・・失敗しても明るく前に進む、そんな検事さんを期待して
このドラマ、見ている訳ではないのですが・・・・(ペコリ)

エミリーが、吹っ切ろうとするのは分かる。
・・・・それでも、ちょっと吹っ切り過ぎ感、早くないか、と思ったが(ゴメン)

しかし、検察も一緒に吹っ切って、どうするよ?
検察は、これがどういうことか精査し&反省部分は反省し
そして、次の案件に生かす・・・のが最低限のお仕事では?

いや、一緒に「進んでも」ネェ・・・・困るんですが(だからスマンって)

正直、来週からの視聴、考えるか?と思ったが・・・
いやいや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
検事長が出演する#8までは、歯を食い縛ってでも!!!!!!ですね(笑)

前回が、オッ!なかなか面白いぞ、と思った矢先にコレですか?

ウ~ン、結構波があるなぁって。どんなドラマでもありますがね(苦笑)
ついでに言うと、サラザールのファッションにも????マークが点滅。
縦縞なシャツ・・・・斬新ずぎるわッ!!

・・・・・・・・・こんな感想で、申し訳ありません。
お詫びに、パテル捜しを本家で・・・・お詫びになっていないって(笑)