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「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン0 #2「悪魔の娘」 (原題「Lilith」)

2012-08-21 16:51:27 | シーズン0
ストーンファンの皆様、いかなる抗議も受け付けませんので(ニッコリ)


検事局。ジャック・マッコイの執務室。
帰り支度をしているジャック。そこにノックの音が・・・

「どうぞ・・・いやぁ、ベン!どうしたんだ?仕事のことか?今帰る所なんだが・・・」
「ジャック、ちょっとイイか?いや、仕事じゃないんだが」
「ンン?俺は構わないが。どうした?何か大変なことでも?」
「いや、ずっと気になることがあってね・・・
 ここを辞めてからヨーロッパにも行ったし、またNYに戻っても来たが。
 それでも、ずっと気になることがあって。
 これを解決しないと、前に進めない気がするんだ」
「そりゃ、大変だ。オレで力になれるのなら」
「有り難う、ジャック。ぜひ、助けて欲しい」
「分かった。で、どうすればいいんだ?」
「正直に答えて欲しい・・・クレアのことだ」
「クレア?クレアがどうした?元気だが。仕事も順調だ、ちょっとうるさいが」
「クレアが・・・以前の勤め先の上司と不倫していたこと、知ってるだろ?」
「あぁ、知ってる。裁判にもなったし、辞めるって騒ぎになったことだろ?」
「そうだ・・・で、ジャック・・・君とクレアの関係は?」
「って、男と女の関係ってことか?」
「あぁ、まぁ、そうだが・・・関係しているのか?」
「そんなこと、あんたに言う必要ないと思うが」
「それはそうだが・・・でも、正直に答えて欲しい。私にとって大きな問題なんだ」
「どうして?俺には分からんが」
「つまり・・・クレアは私の前の上司と関係したし、君ともそうだと・・・私は・・・」
「つまり、あんたとは関係がなかったってことが、そんなに重要か?」
「重要だよ。だって、私の前後だぞ。私はどうなんだ?って気になるだろ?」
「いや、分からんが・・・で、どうしろって?」
「君には、クレアと関係を持ってほしくない。約束してくれるか?」
「約束するって・・・、子供か?俺たち?」
「約束するって言ってくれ、ジャック!私にとって、切実な問題なんだ」

そこにクレアが・・・
「ジャック、もう準備できた?アラ、ベン、お久しぶり。どうしたの?」
「アァ、クレア、ちょっとジャックと話があってね」
「ベンは、君の男性関係に興味があるそうだよ、クレア」
「あら、そうなの?そうなら、ここにいる時に言ってくれれば良かったのに」
「君が、ベンの前の上司と関係があったことが気になるってさ」
「ジャック・・・そんな風に言うと・・・・私は、どんな顔をすればいいんだ・・・」
「で、ベンは、俺にも君と関係持つなって言うんだよ」

「あら、残念。もうジャックとは寝たわよ、ベン」

蒼白状態のベン。アチャ~顔のジャック。

「ジャック・・・!約束したじゃないか!クレアとは関係しないって」
「約束って、今さっき言い出したんだろ。それに俺は約束なんてしていないぞ」
「こ、これで・・・私だけ・・・私だけが・・・」

よろめきながら、執務室を出ようとするベン。
扉の傍にいるクレアの横を通り過ぎながら・・・クレアに。

「クレア・・・正直に言ってくれ。私のどこが悪かったと?」
「ウ~ン、悪いって言うより、好みじゃないって言う方が正しいかな」

悲しげな微笑みを浮かべるベン。
「では、もう1つ教えてくれ・・・・私が比較的丸顔だからか?」
「ウ=ン、まぁどちらかと言えば、長めの顔が好みかな?でも、あんまり関係ないけど」

ウンウン頷きながら、扉の向こうに消えるベン・・・

「クレア、今日はキャンセルさせてくれ」
そう言いながら、バッグを抱えベンを追うジャック。

「おい、ベン、待てよ・・・一緒にメシでも食おうぜ。
 そして、ちょっと話をしよう。飲みに行ってもいいし。
 いいか?良かった。さぁ、行こう・・・おい、泣くなよ。こんな所で・・・
 これで、顔、拭けよ・・・あぁ、そうだ・・・女は残酷だよなぁ・・・」



世界中で、ベン様で遊ぶのは、私だけでしょうか??

コレ、思いついたら、自分でも可笑しくて・・・でも他人様が笑うかどうかは不明。
出さないと、頭ン中にずっとあるので・・・それ、困るので・・・出します☆

シーズン0 #1「死の案内人」 ~1

2012-08-20 14:37:09 | シーズン0
   ~ 原題「Charon」 ~



高級住宅が立ち並ぶ街並みの一画。ひときわ目を引く大きな屋敷が・・・・。
その一室から、いきなり若い女性の悲鳴が。
そして、警察への通報。

現場に赴くブリスコー&ローガン。
通報したというメイドの女性ジュディスが、正気を失ったように喚いている。
その横で、女性警官と共になだめるメイドの年配女性の姿も。

「一体、どうしたんだ?」
「あぁ、刑事さん・・・助けて・・・もう、こんな家にはいられない・・・」
ローガンの服を掴み、恐怖を訴えるジュディス。
「落ち着いて・・・この娘、興奮しすぎちゃって・・・警察に通報なんか・・・」
メイド頭のような女性が、なんとかジュディスをなだめようとするが、
その手を振り払い、早くここから連れて行ってくれと懇願するジュディス。

ジュディスを女性警官に任せ、27分署に連れて行くよう指示を出す。
そして、現場を確認する、刑事コンビ。

死亡したのは、レィディ・タンストール。
有名な資産家で慈善家でもあるタンストール一族の女性だ。
そして、同じ部屋で見つかったのは、サミュエル・エイブリル。
この家の息子だ。
サミュエルが容疑者なのか?レィディの死因は、ナイフによる失血死。
即死ではなかった様子だが・・・サミュエルが何か知っているのか?

しかしエイブリル家の弁護士が、あっという間に到着し、サミュエルの傍に陣取っている。
サミュエルを署へ連行することには同意しているが、容疑者扱いには不満を漏らす。
仕方なく、任意同行、という形で署で取り調べることに。

ジュディスは、サミュエルの姿を見ると、急に怯えだす。
そして、何度も何度も十字を切る仕草を・・・・

「神様、神様、お助け下さい・・・・あいつを傍に寄せないで・・・」

小声でささやき続けるジュディス。
対照的に、無表情で弁護士の誘導で歩いていくサミュエル。口元が笑ってる?
その異様な光景に、顔を見合わせるブリスコー&ローガン。

27分署。怯えるジュディスの話を聞くヴァン・ビューレン。

「・・・怖かったでしょ?若い女性が、殺人事件に遭遇するなんて」
「・・・これが、初めてじゃない・・・・」「エッ?何て言ったの?」
「これが初めてじゃないんだよ。私がいる間では、3回目だって言ってた」
「誰が言ったの?以前にもそんなことがあったの?」

そこにエイブリル家のもう一人の弁護士が登場。
ジュディスの権利を守る、というよりも、何も話さないよう監視するのが目的のようだ。

一方のサミュエル。本人は何も話さない。
黙って紙コップのコーヒーを啜るだけだ。

「ヘェ、お坊ちゃんでも、警察のコーヒーは飲めるって?」

ローガンの皮肉にも反応なし。
弁護士は、いきなり精神鑑定を要求。判断能力が欠けているのだと主張し始めた。

警察トリオ、作戦会議。今回はマグカップでコーヒー飲みながらです。

「・・・紙コップでも、何となく優雅に見えたのは、俺のヒガミだろうか?」
ローガンの告白に失笑する、ヴァン・ビューレン&ブリスコー。
「あのメイドの娘の怯え方は、異常に思えるが?」
「弁護士が、何も言わせないように見張ってるわ」
「何か、聞けましたか?」「初めてじゃない。3回目だって」
「??、どういうことだ・・・殺人事件が3回目ってことか?」
「そういう意味にも、とれるわね・・・サミュエルの方は?」
「何も話さない。話せないのか、自分の意思で黙ってるのか」
「弁護士が、早々に精神鑑定という言葉を口にしている」
「無実だ、とも言わずに。容疑者扱いするなら、精神鑑定をの一点張りだ」
「有力者の父親が、裏から手を回すのを待っているのかも」
「何かあるはずだ。特に過去に」
「鑑定のことは、検事にも連絡しておくわ。時間が稼げるはず。
 その間に、調べ上げられるものは、全部調べて」

ジュディスにさらに話を聞こうと、エイブリル家を訪れる刑事コンビ。
しかしジュディスは、辞めてしまっているという。突然だ。
取り調べで聞いた住所を頼りに、ジュディスのアパートを探す。
ジュディスはいたが、引っ越しの準備中のようだ。

「・・・・刑事さん、私、もう何も喋れないのよ・・・ゴメンね」
「それは、辞めたことと関係が?高額な退職金を貰ったとか」
「うん。実家も苦しいし、お金が欲しいのは本当だし。
 だから、何も言えない。学歴もない私に、親切にしてもらったしね。
 でも、もう、あんなこと・・・ダメだと思う・・・・。
 コレ(メモを書き、渡す)ここに行って、話を聞いてきて」

ジュディスのメモを頼りに、探すブリスコー&ローガン。
いつの間にか、うらぶれた通りに入ってしまっている。
昼間でも、なにやら眼前がうすら暗いような所だ。
メモの住所を見つける。ノックすると、やはり街に似合った年配夫人が出てきた。
警察バッチを見せる2人。いきなり、大声を出す女性。
「お金は、返さないよ。一体、もう終わったんだろ!」
「・・・・何の話ですか?」
「娘のことだろ?警察沙汰にはしないって、ことだったのに・・・」
「いや、俺たちは、別件で来ている。ちょっと話を聞かせて欲しい。
 そのお金に関しては、何もしないから」

その言葉を聞き、2人を家に入れる女性。
家の中も、街同様清潔感とは程遠い。そして幼い子が2人・・・。

女性の姓はレストン。幼子は娘の子供だという。
「ジュディスって娘、知ってるか?」
「知らないねェ、そんな名前」
「じゃ、エイブリルって名前は?」
ビクッとし、いきなり警戒する様子を見せる女性。
「あんた達、エイブリル家に頼まれたの?」
「いや、そうじゃない・・・
 エイブリル家で殺人事件が起きて、息子のサミュエルが何か関係あるかと」
「サミュエル!病院に入っているんじゃないのかい?」
「いや・・・何か知っているのか?奥さん?」

レストン夫人の話。
娘のスリアは、夫とは別れ子供を引き取ったものの、どうしようもなくなり
お決まり通り、通りに立って男を誘い、金を得ていた。
ある日、帰って来なくなり、仲間の娼婦に聞いて回ると、
どうも金持ちと一緒に立ち去った、という話が。
どうしようもなく、2~3日待っていると、いきなりスーツ姿の男がやって来た。
資産家で名前だけは知っているエイブリル家の弁護士だという。
娘さんは事故で亡くなった。傍にはエイブリル家の息子がいたが、関係はない。
しかし、エイブリル家では、お悔やみ代として、御希望の金額を渡す用意があると。
スリアは、薬にも手をだし、子供たちにも暴力を振るい始め、どうしようもなかった。
死んでしまったのなら、どうしようもない。
悲しいが、この暮らしから抜け出せるのなら、お金を貰ってもいいのではないか。
そう思い、とんでもない金額を提示したら、その通りだしてくれたという。
そして、他言無用・・・これが条件だ。

「その息子は、どういう風に関係していたと言っていた?」
「傍にいた。同じ部屋で2人きりで」
「娘さんの遺体を見た?」
「綺麗だったよ。なにか薬を飲み過ぎたって言われた。あの娘ならあるかもって」
「で、場所は?」「その息子の家だったって」

同じ場所、同じ人物が、人の死亡に2回も関わっていたって?
そんな偶然があるのか?無いとは言えないが・・・信じられない。

もっと詳しく調べるコンビ。スリア・レストンの葬儀を扱った葬儀社へ。
死因など、なにか関係する手がかりはないだろうか?
葬儀社は、人の秘密を話さない。常識だ。
しかし、スリアの件では、相当ショックを受けていたらしく、少しづつ話し始める・・・。

「スリアだけじゃないんだよ。ばぁさんも金貰っただろうけど、俺ももらったよ。
 まぁ口止め料なんだろうけど。でも・・・刑事さん、オレ、変なことに関わっちまったんだろうか?」
「それは、話を聞かないと、分からんよ。話してくれないか」
「エイブリル家の弁護士って名乗る男がやってきて・・・
 縁者だが、表に出せない関係で、無縁墓地に葬って欲しいって言われたんだよ。
 それも、3回も。最初は何とも思わなかったが、これだけ続くと・・・それにスリアだ。
 スリアは、ばぁさんがいるから、無縁墓地ではないけど
 埋葬まで、その弁護士が見張っていてサァ。オレ、もう怖くて・・・」

「3回、無線墓地に葬ったって?
 ジュディスの話じゃ、自分がいる時に今度が3回目だって言っていた」
「ジュディスの話を信用すると・・・無縁が3回、スリア、レィディ・・・計5件だ」
「それも、俺たちが知っているだけだろ?あとどれ位あるか?」
「それも、坊ちゃんが知っているのでは?」

無縁墓地の3人については、医療関係にも記録がなく、どうしようもない。
スリアの母親も、証言するとなると、拒否するだろう。
しかし、誰も自分たちにウソをついているとは思えない。
何かがある・・・・

「レィディの家へ。話を聞こう。まだ時間はある」

ローガンの言葉にうなずくブリスコー・・・・。



                      。。。。。。。。。。。。。。。。To be continued