あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

精神の安定力。

2012-10-24 11:05:48 | Weblog
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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
引き続いて“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。

今、一つの臓器によらない病。
つまり二つ以上が絡むようなものや、その特徴。
時に治療法も含めて書いています。

今経絡の裏と表の関係は『卑と胃』です。
“胃”のお話からしてますが。

さて前回のブログで理想的な胃の状態のお話をしました。
でも現代社会の中で、このような丈夫な胃を持つということは
なかなか難しいことなのかも知れませんね。
いかにして私たちは、この複雑な現代社会の中で
ストレスと仲良くお付き合いができるかということなんでしょうね。

『胃の気』というのがありましてね。
これは脉の診察をするときに
私たち施術者の手に触れる理想的な脉です。

硬すぎず柔らかすぎず
強すぎず弱すぎずという感じで
そして和んで緩やかないい当たりの脉です。

患者さんのお体をこのような脉の状態にすること。
治療の後には常に持っていくということが目的と言ってもいいでしょう。

東洋医学では、これを『滑脈』と言いますが
いつまでも触れていたいと思わせるような
健康な人の脈と思ってください。

どこかに古い病や難病がある方には
なかなかないのが実は、この脉です。

こういう理想的な人の脉は
次の段階、つまり胃よりも深い
卑といわれる大事な部分も、おそらく良好だろうと判断できますし
全身にくまなく栄養がバランスよく
まずは供給されていると考えることができます。


あすなろ経絡指圧療院
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