あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

心の病という評言は?

2012-11-11 11:14:24 | Weblog
あすなろニュースレターの新しいのを発行しました。
分かりやすい東洋医学のお話の連載2です。
11月10日号としてあすなろのドアポケットに入れました。
なお初めて来院いただいた皆さんには
あすなろ経絡の簡単な資料と、連絡先。
連載1と2をあわせてお渡しします。
それ以外の皆さんも、あすなろ経絡のドアポケットから
ご自由にお取りください。

{明日のために今日経絡指圧}


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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
引き続いて“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。

今、一つの臓器によらない病。
つまり二つ以上が絡むようなものや、その特徴。
時に治療法も含めて書いています。
“心”と、“小腸”のお話に移っています。

まあ下痢もどちらかというと急性のもの以外は
おおよそ卑経の範疇に入りますので
ここはもうじっくりと治していただきましょう。

以前「卑経絡は心に移る」と書きました。
経絡学的に見ると病邪がそのように伝わっていくということですが
生まれつき心臓が悪い人も当然おられますし
また種々の原因で後天的に心臓を傷める方もおられます。

病というものはいろんな形で
人間に絡んでくるということは
それは常識の話です。

では「心」というものの基本的なところから書いてみます。
古典医学書には心は生の本と書かれています。
なかなか重い文章です。
こいつが止まれば人の命も止まるということですね。
皆さんに当たり前だと言われるとつらいんですが
考えたら頼りない話ですわなあ。
こいつにすべてを私たちは託しているわけですからね。
おまけに一つしかありませんし、スペアもありません。
止まったらおしまいとは?

ところで心の精という物質は五臓六腑の精そのものでもありますが
では「心」の精は「心」自体にどんな働きをしているのかと言いますと
ざっと書きますと主に二つです。

一つ目は血を動かす。
二つ目は精神作用です。
これは東洋医学独特のものでしたが
最近の研究では実は
「そうかもしれない?」という段階にいたってきているようです。
古典医学でも書物に『神明』という言葉が出てきます。
そうなると?心臓移植も軽々にやっていいのかよ?
ということにもなります。

上記でも触れましたが「心臓というものに
もしも心というものが本当にあったとしたら?」
そんな研究結果が公式的に認められたとしたら??

臨床経験が長くなりますと、このような
患者さんたちの五臓六腑の状態を
声や話し方。
体の状態などでおおよそですが
かなり分かるようになってくるものです。


あすなろ経絡指圧療院
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