あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

うっとうしい嫌な気分の症状と時に痛みが。

2012-05-21 12:06:11 | Weblog
最新の東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター』は
内容は今月26日(土)午後1時からお多福寿司2階で行われる
「第5回:おおとり、福・福寄席」の出演者のお話を中心に書いています。
あすなろのドアポケットからお取りください。

{明日のために今日経絡指圧}


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これ、継続させるというのは、実は本当は難しいことなんですな】



   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“気血水辨証(気血津液辨証”の中の
“気血同病辨証”というところに入っています。

何度も書いてますが、気と血は密接に関連してますので
お互いに影響しあうところがあります。
ですが細かく見ていきますと何が先かということが分かってきます。
つまりどちらかを先にするかという治療の優先度合いということです。

重症のものは血の治療から先にしないといけませんが
日常では気の処置からというのが一般的な感じとなるかと思います。

気から処置する場合-
まず診察の結果気の動きが悪い~気滞があるので
先に気を治療対象としたい。
ストレスなどで気が動きにくくなっているので
血の動きも悪くなっているものです。
これが気滞血お証(きたいけつおしょう)というもので
肝の治療でまず気を動かしてあげる治療を中心にします。

患者さんを仰向きに寝かせて経絡は足の親指爪生え際の外側から
足全体内側を体に走行している経絡が対象です。
ただし何本も似た場所を走行しているのがありますから
これは一般の皆さんでは見つけにくいですね。

この証の主な症状としては
胸脇が膨らんだような感じ。
いらいら、閉経や痛経、生理時に血の固まったものが出ることも。
脇下が詰まったような固まったような嫌な感覚。
それらの部位を軽く抑えただけでもやけに痛いなどの症状が出ます。
気の滞りから来ますから主には脇腹から胸にかけての症状が中心です。
これですが、実はもっと複雑な気の操作をしますので
次回は簡単に、プロたちがやるそのからくりをお話します。
【次回へと続きます】


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