あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

恋わずらい。

2012-11-08 11:33:49 | Weblog
あすなろニュースレターを発行しています。
分かりやすい東洋医学のお話の連載1です。
もう少ししましたら次の連載2をお届けする予定です。
出来上がりましたら、このブログと
カフェブログなどでもお知らせしますので
あすなろ経絡のドアポケットからご自由にお取りください。

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「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
引き続いて“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。

今、一つの臓器によらない病。
つまり二つ以上が絡むようなものや、その特徴。
時に治療法も含めて書いています。

お腹(卑と胃)に関するお話は終わりました。
ちょっと横道に入りますが
実は胃や卑(お腹)は単純な食べすぎや飲みすぎだけで悪くなるものではなく
ストレスで食欲が不安定になったり
胃は形は実に単純に見えるんですが
以外に難しい臓器なんだなあってこともご理解いただけたかと思います。

ところで日本人は平均お腹が弱い民族だと言われています。
落語にも実はそういうお話がありましてね。

ある大店のお嬢さん||
急に体調を壊してしまって
どっとトコについてしまいます。

大事なお嬢さんです。
家では出入りの医者を呼びまして
早速診察を依頼しますが
これがさっぱり原因が分かりません。

このお嬢さんの病状は、とにかく衰弱して
食欲が落ちています。

医者がいろいろと問診したりしまして
調べますと恋わずらいだということが判明。
どうやら、このお嬢さん片思いから
体が急激に衰弱したということが分かります。
その後の大騒動が面白おかしく落語が続くというお話なんですが。

恋わずらいだったということが分かった医者もすごいですが
思いが過ぎると卑胃がやられてしまうという
まさに飲食労倦の一種という東洋医学の見識がここに出てくるわけですね。

このお嬢さんの場合は食欲が落ちましたが
逆に過食という現象になることもあります。

そしてこれを放置しますと今度は睡眠障害や
精神状態にも異常をきたすことへと発展していきます。
これが次の“心”の病へ至るわけです。
次回はそんなお話に移りますのではい。


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