お父さんとお母さんみたいな関係。

『最新の東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター』の
内容は今月26日（土）午後1時からお多福寿司2階で行われる
「第5回：おおとり、福・福寄席」の出演者のお話を中心に書いています。
なお、ふれあい・カフェブログにも掲載しました。
あすなろのドアポケットからお取りください。

{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい～
おおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス！
人気ブロガーは　ほんまにつらいのうの-
：【明日は福・福寄席です。
午前中スタッフ関係者の楽屋として使いますのでよろしくです】



　　　≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“辨証と治療”というお話です。


　　　8.　違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治（べんしょうろんじ）のお話です。
“気血水辨証（気血津液辨証”の中の
“気血同病辨証”というところに入っています。

さてプロがやる、気の動かし方（気の操作）の
やり方ということをお話しています。

肺と肝。実はこの二つの臓器以外もですが
それぞれの内臓は互いに連係しながらバランスを保って機能しています。
これが乱れてくると体調がおかしくなったり
その乱れがいっそうひどくなれば病へと発展してしまいます。

肺と肝は実は相性がいい関係です。
肝の働きが強すぎる状態になると肺が弱ります。
そのときには肺に元気になってくれるようにコチョコチョします。
その逆もあります。

肺は気をつかさどるといわれる臓器ですので
ここを元気にしてやることで体の血などを動かそうというものです。
肝が動けばいっそう気が伸びやかに動きますし
血も動きやすくなります。

ほかに肝の場合表の経絡は胆経ですし肺の場合は大腸経ですから
こんなのも適宜使います。
また手の三焦経絡は気などをダイナミックに動かす働きがありますので
こんなのも使います。

それぞれの臓器と経絡の機能や性質と相性などの関係で組み合わせたり
使い分けていきます。
まあ要するにバランス調整をするということです。

ややこしい話ですが私たちは
こんなことばかり考えながら特に慢性の病や頑固な病と向き合っているわけですわ。
【次回へと続きます】


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