あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

【我孫子あすなろ経絡指圧療院+東洋的生き方研究会・天命】

2018-05-23 07:23:20 | Weblog

【健康百話】



{経絡治療の選択肢・その2}



{選択肢 2}


前回は、『純経絡診』のお話を書きました。
今回は2本の経絡を使うやり方です。


{課題は 虚実}


できる限り簡単に書きますね。
一般的に私たちのところに来られる患者さんで多いのは
肩こりや腰痛。
その他、腕や足の痛みや不具合などでしょう。
この場合はほとんど『問題経絡の実』です。
「虚と実」の『実』です。
痛みはほぼ『実』と考えておくのがよろしいかなと思います。

肩の天辺周囲がこっている。
この場合足の第4指からからだの横を上がる『少陽胆経』を意識します。
ここの流れが悪くなる。
この1本を使って治療してみてもよろしいです。
急性のものできつい症状がぱっと出てきた場合は
それだけでも劇的に治ることがあります。
前回お話した純経絡の応用です。

もしくは同じく手の第4指先から顔面に向かって上がる
『手の少陽三焦経(サンショウケイ)』も触ってみましょか。
難しい理屈抜きでも
その気になる経穴(ツボ)などを
指圧や、てい鍼などを用います。
悪い部位を観察しながら経絡上を触れていると
必ずさっと緩む部分があるはずです。
これは同じ『少陽経』という手足でも一つのカテゴリーに属する
同系列の筋を使ったやり方です。
それでダメなら次の選択肢へ移ります。

【このお話は次回へと続けます】


改めまして音楽家でセラピスト院長こと
誰よりも天道に従いながら、また何かをするときは
地道(チドウ)にも従う
柔軟に生きる素直でかわいい、東洋生き方研究会代表でもある
だいすぎこと杉本です。


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     【最近いろいろと考えることがあるコーナー】


東洋思想から見た人間関係について
好き勝手なことをいろいろ書いているシリーズ。


{天命}


前回は『天職』でした。
今回もクロマチックハーモニカ奏者の
田中玲子さんを取り上げます。

ちょうどあの転倒事故から1ヶ月経過しました。
右手親指付け根のけがは
かなり良くなってきたとのことですが
親指で押すしぐさをすると痛いとおっしゃっています。
私たちの仕事の、かなりの部分は
親指を使います。
それも利き手の右指です。
ということは「もうその指を使うな」ということです。
これをタオイズムでは「天の仕業」と考えます。
つまり「もうその『仕事はするな」
と素直に捉えます。
そして他のことを探すことになります。
田中さんの場合はハーモニカです。

「指の具合は?」
「最初はレバーの操作もしんどかったですけど
今は大丈夫です」。
これがどうやらこの課方の天職
もしくは天命になる可能性が大きいわけです。
ようやく自身の患者さんを捨てるお気持ちになられたようです。

荘子曰く  「天には情がない」。

【このお話次回へもう少し続けます】



     〈私のメモより〉


東洋的生き方というこの研究をする中でいろいろと気づいたことを書いています。
最近ちょっと角度を変えて書いています。
涙こらえて書いてます(ホントホント)。
このフレーズ結構気に入っておりますはい。


そこで『仏教』と
『タオイズム』との比較。
あるいは他の東洋思想と
『タオイズム』などとの比較や
違いなどについても考えてみます。
ということで今回も仏教です。


   《人身は受け難し》



{仏教の眼目の一つ}


仏教では、この世の中の生きる物たちの中で
最も尊いのが人間だと考えます。
一方タオイズムでは「何で?」とはい。
私院長もそう思っています。
なぜなら?「根拠がない」。

「この人間に生まれてきて良かった」
という事実が完全に分かれば
「最高の生き方ができるし
幸福なんだ」と言い切ります。
「それが分からないから迷うんだよ」と。


{仏教の人間観}


今は離婚する夫婦が多い時代ですが
離婚そのものが仏教では罪とも考えられています。
そういうことでは院長などもそのクラス。
おまけに障害者||
まったく仏教の側から見れば
どうしようもないやろうとなります。
差別・区別の立派な対象者に選んでいただけるわけです。

でもねえ、嫌なやつと一生を添い遂げるのなら
いっそ別れて違う人生を送れば良いのではと思うんだけど?


{じゃあ子どもがかわいそうじゃん}


子どもには子どもの人生がありますし
親にも親の人生があります。
子どもだってそういう人生を送るかも知れない。
いずれにしてもいがみ合う親たちの間で育つ子どもが
果たして幸せなのかと?

まあ、もっと世の中に離婚する人たちが増えれば
仏教のそんなゆがんだ考え方もなくなるんだろうなと思います。
こういうものは道理ですから
時代が進んでいけば、離婚組み=罪人たち的な考え方も
そのうち葬り去られることになるでしょう。

次に荘子の文節を以下に記します。
古典に学ぶ 第2,樺山三郎著 荘子から引用します。
理想の人間のあるべき姿とは?
そんな話が書かれてるんですが
反論も大いに結構。
タオイズムには元来絶対論なんてございませんのではい。
ではここから引用-

[荘子内篇第六 大宗師篇]
 しかし真人とは何か。
古の真人たちは逆境に逆らわず,
無理矢理の蛮力で目的に達しようとはせず,
そして自分の周りに相談相手を集めることもなかった。
そうして,失敗しても残念がることはなく,
成功しても自己満足に陥ることもない。
そしてまた,高所にあってもおびえることなく位置を計り,
水中に入っても濡れることはなく,
火の中を通っても熱さを感じることもない。
 そういう知識(のレベル)というものは,
道(タオ)の深みにまで達しているのだ。
以上引用です。

> 水中に入っても濡れることはなく,
> 火の中を通っても熱さを感じることもない。

これはたとえであり心境です。
そのような心の状態になれたらいいねということです。
でも実際そういう人は世間には結構いますよ。
あなたの身の周りにもそんな自由人
一人や二人程度はいるはずです。
必ずいますから、よく観察してみてください。
だって昔の人はほとんどがそうだったんだよと
老子や荘子も言っています。

別に「生きる意味」がどうのこうのというのではなく
一人一人がジヴんらしく生きる意味を問いかけたほうがよろしいのではと
院長は思うわけです。
とにかく、ひとくくりにされるのがかなわんのじゃ。



       ≪経絡と健康≫




東洋医学と思想の独特の抽象的なものの見方というお話です。
今までの東洋医学の話とは
少し、視点を変えたりして書いています。



     〈 不思議な気と経絡のお話〉


東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
東洋の哲学や医学の基本的な考え方についても
そんな医学オタクがお話します。



   《気の話しいろいろ》


『繕性篇』を
もう少し続けることにします。
この章は今回が最後です。
今回は、こんな文節-

ゆえにこのように言われるのである。
「己を物の中に失い
性を俗の中に失う者は
倒置の民と言うのである」

以上引用。
「とにかく自分という物を大切にしようぜ」ということです。
何事も、あまり深刻に考えないようにしましょうや。
みんな、ストレスはできるだけためないようにね。

【今回はここまでです】

こんな具合に院長は
あなたと私の生き方もトータルに考えます。


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