創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳句

2011-03-04 14:14:14 | Weblog
墨遊 俳句

Kの俳句二句書く

 白梅のこぼるるほどに花をつけ

  梅の季節。紅梅がやや盛りを過ぎて、白梅が馥郁とした香を放っている。
  白梅は清楚ではあるが淋しくもあり、紅白が咲き競ったればこそ梅林は華やぐ。
  同じ梅でも庭の梅干し用のものは、今は蕾が膨らんで開花の準備中。

 菜の花の和えもの添へて昼の膳

  スーパーの野菜コーナーでは春の彩が目を楽しませてくれる。特に、菜の花の
  可憐な黄色は春の象徴である。料理は目で食べるというが、菜の花は春の食膳を
  盛り立てる名脇役である。旬の食材は栄養満点であり、大切にしたいものだ。


先日の暖かい日の昼下がり、奈良の片岡梅林に散策に出かけました。
白梅や紅梅がほのかに香り、カメラを向けると鹿がじーとポーズを取ってくれました。
生憎浮見堂は工事中でしたが、猿沢の池では柳の下近くで甲羅干しの亀の大群に出会い
ました。
奈良ではお水取りが終わらないと春が来ないと言われていますが、自然は正直に
それぞれ春の準備に向かっているようです。



  


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