創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

写真 近江妙蓮

2011-07-29 17:53:31 | Weblog
カメラ散歩             妙蓮庵(和室)から見た蓮池

 近江妙蓮  



室町時代から600年間大切に守り育てられた妙蓮の花を初めて見る機会に恵まれました。
(滋賀県守山市)



 
 
資料によりますと
南天竺から達磨大師が中国に伝え、中国から慈覚大師が唐より持ち帰ってこの池に植えられたということです。
明治中期より何故か咲かなくなっていたのを世界的ハス学者である大賀一郎博士の尽力で昭和38年に見事に甦り、
美しい妙蓮の花を咲かせました。

不思議な花で平均3300枚の花弁で一つの花をつくる奇妙な蓮です。普通の蓮にあるような花托や雄しべ、雌しべがなく
花弁ばかりが集まった花で、2~数個の花弁群をつくります。
普通の蓮の開花は早朝しか見られませんが妙蓮は昼過ぎまで咲いています。



妙蓮は一本の花柄に付いた1つの花がいくつもの花弁群に分かれて多数の花が咲いたように見える蓮で
多頭蓮と言われるそうです。
雄しべも雌しべ存在しない花を咲かせ、種子を作らない特殊な蓮です。

美しい蓮の花を見て心が洗われるようでした。


写真 ゴーヤ グリーンカーテン

2011-07-22 09:18:48 | Weblog
カメラ散歩  

 ゴーヤ グリーンカーテン

昨年の「おかわかめ」のグリーンカーテンに代わって今年はゴーヤでグリーン
カーテンを試みました。

苗を植えて50センチくらいになった時に摘芯をしました。
ネットは真四角と台形を組み合わせて張り巡らせるとあちこちから伸びた蔓が
どんどん伸びて脇から蔓が出て広がりました。
今では二階の方にまで勢いよく伸びています。

初めは雄花が咲き、上に行くと雌花が沢山咲いてきました。
先日から小さい実が七つほど葉陰に見え隠れしています。



今年の震災後、節電の影響からグリーンカーテンがあちこちの庭先に見かけられる
ようになりました。
よしずの代わりになって涼しい上、実は暑い夏のスタミナ料理になり一石二鳥。
ゴーヤチャンプル、ゴーヤの佃煮や種と綿をくりぬきミンチを詰めてリング焼きにと食卓に
楽しみが増えました。


表装作品集  歌碑 柿本人麻呂

2011-07-15 22:51:38 | Weblog
軸装
               
                             


柿本人麻呂 歌碑

  古の人の植ゑけむ杉が枝に霞たなびく春は来ぬらし

  古の人が植えそだてたという杉の木立の枝に霞がたなびいているもう春が来ているのだなぁ

この歌碑は桜井の桧原神社の境内を過ぎたすぐ近くあり、拓本を採り軸装にしました。

揮毫者は徳川宗敬で楷書で小さいサイズです。

宗敬は水戸徳川家の当主篤敬の次男で一橋徳川家に養子になった方だそうです。
農学博士で東京大学で「日本林業史」を講義されていたそうですからこの歌を揮毫
された縁も頷けます。


写真 夏の風物詩

2011-07-07 21:32:50 | Weblog
カメラ

  
「夏の風物詩」 

 四国に住む友人から和三盆の干菓子が送られてきました。

 朝顔や金魚など夏の風物を象った干菓子の数々をお盆に並べて楽しんでいます。


暑い夏の到来ですが、被災地の方々のことを思うと少々のことは我慢しなければなりません。
みなさん大変な苦労をなさっておられ、節約、節電をこころがけたく思います。

七夕の今日。6か月ぶりに検診のため大学病院に行きました。術後丁度2年になりました。
結果がとてもよかったのでほっとしましたが、待合室には沢山の重症の患者さんを見ました。

ささやかなことにも感動できる平凡な日常生活がどんなに有難いことか!感謝 感謝です。

 

墨遊 俳句

2011-07-02 18:51:41 | Weblog
墨遊 俳句

Kの俳句を書く

 身構へし鎌に気迫の子かまきり

   かまきりの表情や動作は見ていて飽きない。ちょっかいを出すと逆三角形の
   顔をかしげたり、指先を近づけると鎌を振り上げて威嚇する。
   若草色の幼いのが一丁前に細い両の鎌を旋回させるのはユーモラスで可愛いい。


 節電の一環としてゴーヤ、なた豆や朝顔の蔓性植物をベランダに植えました。
 蔓は順調に伸びて、その強い生命力でグリーンカーテンが形成されるのも間近いかと思います。
 また、今年はじめてズッキーニを植えたところ八つ手のような大きな葉が繁り、カボチャの
 ような黄色い花は咲いたのですがうまく受粉せず、周りの肥料を独り占めしたかたちになり
 諦めました。
 
 ズッキーニで思い出しました。随分前、ツアーでチェコ観光を終えて帰国の朝、ホテルから
 渡された弁当の中身がパンと生の一本のズッキーニだけだったのには驚きました。
 早朝の出発のため料理が出来なかったのかもしれませんが、有名な高級ホテルだけにショックでした。
 外国人が往来する駅の構内のような場所で日本人の観光客の一群が生のズッキーニを齧っている光景は
 どのように映ったことでしょうか。ズッキーニを見るたび思い出す旅のひとコマです。