創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

写真 寅

2009-11-27 17:09:06 | Weblog
カメラ散歩

  「朝護孫子寺(信貴山)の寅」

紅葉の美しい「まほろばの里」 平群(へぐり)の古寺、史跡めぐりのバスツアーに参加して、信貴山に参拝しました。

聖徳太子が廃仏派の物部守屋征伐に向う時、この地で戦勝祈願をすると毘沙門天が出現し軍法を授けたことで大勝を得たことから、戦後毘沙門天を安置し、
「信ずべき貴ぶべき山」と呼んだのが信貴山の由来であり寺の起こりとか。

平安時代、信貴山中興の祖である命蓮上人の当時、朝廷との結びつきもあって栄えた。「朝護孫子寺」は孫・子の代まで朝廷を護持するという意味から命名されたそうです。

毘沙門天の出現が「寅の年」「寅の日」「寅の刻」だったことから信貴山の象徴として寅が位置づけられ、以来毘沙門天のお使い福寅の秘めたる威力が庶民の信仰に反映されているようです。参道を進むと世界一大きい張り子の福寅が現れます。

厄除け、開運祈願のため多くの参詣者が訪れますが、来年は寅年でありさぞ賑合うことでしょう。

私は参道で小さな張り子の寅を買い求めて、来る年の健康祈願をしてお参りしてきました。

写真 朱雀門

2009-11-19 22:06:23 | Weblog
カメラ散歩

 「朱雀門の夕景」

平城宮跡の朱雀門を染める日没直後の残照と屋根にかかる三ケ月を撮りました。


奈良では来年の平城京遷都1300年に向けて色々なイベントが行われています。

NHKの朝の番組 「街道てくてく旅 山陽道~大宰府から奈良・朱雀門」まで
800kmを北京オリンピック銅メダリストの原田早穂さんが踏破した番組を見ました。

最近、邪馬台国大和説を裏づける考古学上の大発見があり、俄かに奈良は脚光を浴びる嬉しいニュースが報道されました。

古都奈良に住んでいて歴史を勉強できる良いチャンスでもあります。

墨遊 俳画

2009-11-13 15:13:06 | Weblog
墨遊 俳画

 「つわぶき」

Kの俳句を添えて描く
   
  秋の蚊にむかえられたり大佛殿

庭のつわぶきを描いてみました。

先日 庭師に剪定をしてもらった庭の生駒石の裾に
普通のつわぶきと斑入りのつわぶきが咲いています。

なぜか斑入りの方がいつも10日ばかり遅れて開花します。
なぜなのか分りません。花も少し違っています。

打撲、腫れ物、切り傷に食あたりなど薬用の効果があるそうです。
柄を和え物、甘煮、佃煮などの食用にもなるそうですが
試したことはありません。

墨遊 俳句

2009-11-05 14:22:22 | Weblog
墨遊 俳句

Kの俳句 二句書く

 ほっこりとつもる枯葉に眠りたし

  落ち葉の季節である。樹木の多い公園を
  散策していると色とりどりの枯葉が層を
  成して重なり合っている。ふかふかの
  蒲団の温もりが伝わってくるようだ。

 紅葉は今が盛りや万華鏡

  紅葉がきれいだ。櫻、メープル、ぶな、
  銀杏などの樹木は冬支度に忙しい。
  晴れ渡った青空を仰ぎ見れば紅、黄、緑に
  薄茶色などの色彩が一斉に飛び込んでくる。
  万華鏡を覗いた時の新鮮な感動さながらに。

奈良は今、正倉院展と興福寺の阿修羅展で賑わっています。
あちらこちらの樹木も紅に黄に色づき、美しい光景です。
先日、久しぶりに奈良の新公会堂に出向きました。

新公会堂の能舞台で催された「地歌舞」を初めて鑑賞しました。
かつては武士の嗜みとして女性には許されなかった能の仕舞を
参考に座敷でも舞える女性のための所作が考案されたのが地歌舞
の起源とか。
艶やかな着物姿でゆっくりとした足取りで舞台の隅からあらわれ、
三味線や胡弓や琴の調べに合わせての優雅な舞に時の経つのも忘れ
うっとりとしてしまいました。