創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

写真 大阪中之島  新フェスティバルホール

2013-05-17 18:13:48 | Weblog

カメラ散歩

昭和33年にできたフェスティバルホールも老朽化で今春新しく建て替えられました。

青春時代の思い出のホールで是非行ってみたいと思いました。

丁度、立川志の輔、談春の落語の切符が取れたので聞きに行きました。即日完売の2700席は満席でした。赤いふわふわした絨毯の上をうきうきした気分で歩きました。 

客席は三階まであり重厚な織物の緞帳は素晴らしく音響効果も抜群で、涙と笑いを誘う落語の世界にすっかり浸り、しばし時の経つのも忘れました。客席には舞妓さんの姿もありました。新しいホールで気分も新たに明日への英気を養いました。

土佐堀川に面した南側壁面には依然と同じ「牧神、音楽をたのしむ図」のレリーフがはめ込まれており、懐かしくカメラに収めました。このレリーフは大塚国際美術館(世界の名画を陶板に復元したことで有名)と同じセラミック陶業で制作されたそうです。

落ち着いたらクラシック音楽を聞きに行きたいと思っています。

 

 


墨遊 俳句

2013-05-05 14:59:32 | Weblog

墨遊 俳句

 Kの俳句二句書く 

  伸び悩む 砂ずりの藤 朱の社殿

    春日大社境内には「砂ずりの藤」という有名な藤棚がある。毎年5月の連休前に参拝をかねて見物に出かける。

    藤は藤原一族の創建した春日大社の象徴であり、巫女さんの冠には藤の花があしらってあり気品が感じられる。   

    それが以前は文字通り地面すれすれまで垂れた蔓に大ぶりの藤房が簾のように無数にさがり見事であったが、

    寿命のためか年々蔓は短くなり房も少なくなって寂しくなってきている。総朱塗りの社殿には藤の紫と若葉の緑が

    よく映えて絶妙のコントラストを醸し出していた。  

 

  遊ぶ子の 声聞きたしや 子供の日 

    今日は子供の日。でも、近所の公園も静かで昔のように子供達のはしゃぐ声はしない。

    連休で出かけたのかもしれないが、祝日や休日に遊びに興じる歓声を聞くのは楽しく活力を与えてくれる。

    少子化や室内ゲーム器の氾濫、塾通いなどの影響もあると思うが大人を小さくしたような子供を見かけると

    やりきれない淋しさを感じる。やはり子供は子供らしくあってほしいものだ。    

     

先日 映画「のぼうの城」を鑑賞後、古都奈良を散策しました。

観光客のお決まりのコースを外れ、あちこち気の向くままにめぐりました。

春日大社の帰りの参道に古い大きな山藤の巨木があります。大空をあおぐとその先に美しい白と紫の山藤が咲いていました。

くねくねとした蔓が絡み合って自然の営みに感動し、過日友人たちと一緒に来たスケッチの旅を思い出しました。

なんじゃもんじゃの花はまだ蕾でしたがそろそろ白い花が咲くころでしょうか?