創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

表装作品 篆刻

2013-01-27 20:17:25 | 表装

折帳

  

                  

 篆刻をなさっている方が展覧会に出品されることになり、その作品を折帳に貼る表装をお手伝いしました。

 篆刻をされた作品を一枚一枚裏打ちをして約20枚ほどの作品を鳥の子紙で作られた折帳に貼りました。
 全部の作品を中心に貼ると折帳を閉じたとき中央が盛り上がってしまうので、少しづつ貼る位置を上下左右に
 ずらして貼りました。
 
 台紙に貼るときもコツがあります。皺にならないように気をつけて貼り、全作品を貼り終わったら
 折帳を全開して十分に自然乾燥をします。
 
 

額装

  

 フラッシュ(板)に鳥の子紙で貼り、その上に裂地を貼りました。
 大ぶりの篆刻作品を活かすため、それぞれの作品のまわりに金入りの筋テープを使いました。
 
 表装を始められて日が浅い方ですが、ご自分の作品が見事に甦り喜ばれました。
 展覧会ではカメラを向ける人もあり大変好評でお手伝いした甲斐がありました。                      


墨遊 俳句

2013-01-11 21:00:57 | Weblog
墨遊 俳句 

 Kの俳句二句書く

  命より重きものなし初日の出

   政権交代が決まってから明るい兆しが醸し出されているかに見える。円安と株高がその象徴であるが、
   庶民の暮らし向きは楽になるのだろうか。経済は大事だが、あの「脱原発」はどうなるのか?!
   新政権は原発を核の平和利用という大義名目で導入し安全神話を流布した政党であるが、3.11大震災
   ・津波による福島原発人災を忘れたかのような露骨な閣僚の発言が気になる。
   初日の出を拝みながら思った。「やはり、命あっての物種。生きていてこその暮らしだ」と。

  添へ書きにこれが最後とある賀状

   年賀状を出す時期になると極力減らそうとするのだが、出さなかった人から来るとつい、元日早々に慌てて
   投函してしまい一向に減らない。
   今年の賀状の中に2枚「来年から年賀状を出さないが悪しからず」と添え書きされていたのがあった。
   高齢、虚礼廃止など理由はいろいろだが、この際、自分でも年賀状の意味合いを考えて見たいと思う。

 
 年末からバタバタしたのがひびき、激しいセキにみまわれて体調を崩してしまいました。
 レンコンを摺って飲んだり、しょうが湯にしたりと努力しました。
 ビワの葉エキスの療法は身体に良いので刻んで焼酎に漬けいつも重宝しています。
 なるべく薬を使わず自然療法を心掛けています。

 今年は巳年。 のらりくらりとスタートした新年でした。

 良いストレス発散方法を学び、根を詰めることをやめ、おおらかな一年を送りたいものです。
   
   
   

 

年賀状 巳年

2013-01-01 10:21:11 | Weblog
年賀状 

 東山 しづかに羽子の 舞ひおちぬ
                      虚子の句


 巳どし

 
新年おめでとうございます
今年もよろしくお願い申し上げます

昨年末に海外在住の息子家族が一時帰国し、近在の娘家族もまじえて久しぶりに賑やかな日々が過ぎました。
新年はまた、二人だけの生活にもどり、静かなお正月を迎えています。

今年も健康に気をつけながら新たな気持ちで書道に、表装に、中国水墨画にと精進したいと思います。