創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 水墨画

2010-03-27 21:13:49 | Weblog
墨遊 水墨画

 自画「花瓶の梅」

花瓶に挿した梅の花を描き、裏打ちをして整形しました。
花瓶は「たらしこみ」の技法で描きましたが透かし模様が
出ているでしょうか?

暖かくなったと思ったら、また冬に逆戻り。
コートが要らなくなったと喜んだのもつかの間。散歩の帰り、
公園の櫻が開花を間近に震えているように見受けられました。

今日は写経の軸装を二幅、切り継ぎをして半日過ごしました。
裂地を変えて見ましたら、それぞれ趣が違って仕上がりが
楽しみです。

墨遊 水墨画

2010-03-20 12:50:03 | Weblog
墨遊 水墨画

色紙 春の兆し  「クリスマスローズ」

奈良のお水取りも終わって、少しずつ春の兆しが感じられます。

庭の片隅ではクリスマスローズが咲いています。

パステル調の優しい色合いに魅かれて絵筆を執りました。

今年は櫻の花も開花が早いと聞いていますが春になったらやりたいことが
沢山待っています。



写真 修二会

2010-03-11 23:44:23 | Weblog
カメラ散歩

奈良お水取り 「修二会」

今年も3月1日から古都の春を告げる行事[東大寺二月堂修二会」が始まっています。
天平勝宝4年(752年)から一度も途絶えることなく今年で1259回続いています。

旧暦の二月一日から行なわれていたので二月に修する法会という意味で「修二会」と
呼ばれるようになり、二月堂の名もこれに由来しています。

二週間、毎夜練行衆を導く道明かりとして灯される大松明が夜空を焦がし、その火の粉を
被るとご利益があるとのことで伽藍の下に集まる人々で賑わいます。

練行衆は私達民衆に代わって、身体を投げ打って厳しい修行をされていることを思えば
頭が下がります。

  水取りや五体投地の練行衆 (Kの句)

墨遊 俳句

2010-03-05 17:01:39 | Weblog
墨遊 俳句

Kの俳句二句書く

 園児より父母が主役の卒園式 

  平日昼過ぎの某幼稚園での光景。
  記念写真用の長椅子の雛壇に整列している卒園児たちを
  取り囲んで背広姿の男親が幾人も我先にカメラのシャッター
  を切っていた。会社を休んで来たのだろうか。
  最近は、物分りのよい(?)会社もあるようだが、古稀を
  過ぎたものには考えらない光景。我が子の成長は頼もしい
  が、父親の存在感の軽さを見た思いだった。

 啓蟄の耕地に虫の居らざりき

  明日6日は地中の虫どもが這い出てくるという啓蟄でる。
  春の代表的な季語であるが、手放しで春の到来を喜んでも
  いられない。田畑に虫の姿をあまりなくなって久しいが、
  農薬や化学肥料が原因と思われる。
  虫も住めない田畑からの収穫物で溢れる店頭は脅威で
  あり、細々ながらも菜園では 従来より無農薬・有機
  栽培を実践し自己防衛している。
  

二月の終わりから庭先の花々が狂い咲きをしています。
「いちはつ」は紫の花をつけ、月日を間違えているような気配。

ハイチ地震の後にまたチリの地震と続いて大きな被害が出ています。
地球上では国々が勝手なCO2を排出して温暖化をまねき、最近の状況を
見るにつけ、このような現象は人類への警鐘のような気がしてなりません。
次世代の人たちへ住みよい地球を残さなければと思います。