創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

写真 北京シリーズ④ 王府井(ワンフーチン)

2014-05-29 16:48:58 | カメラ散歩

カメラ散歩   王府井  

                  

明時代に王府(皇族の屋敷)の井戸があったところから王府井と呼ばれ、現存する井戸はマンホールの蓋で覆われていました。

王府井は北京の銀座と言われ目抜き通りにはデパートや大型ショッピングセンターがある傍ら、昔ながらの胡同が

残る辻もあり、たいそう賑わっていました。

近代的なビルが林立する大通りをちょっと横丁に入ると全く雰囲気が一変し狭い辻には人が溢れていました。

そこは王府井小吃街といい清朝時代さながらに小さな店が犇めき合いむせ返るような匂いが充満していました。

ある店先には何匹ものサソリが串に刺され足を蠢かせ、龍のおとしごやひとでも串刺されており、また唐揚げされた

蝉の串刺が整然と並べてあったのにはびっくり!これらの唐揚げは一本25元で売られていました。

特に猛毒の爪を持つサソリを見たのははじめてで、まして食べられるとは思いもしませんでした。ショック!

同行の知人の親しい中国人が買ってくれた シシカバブーの串と 蝉(種類は不明)一匹を恐る恐る食べました。

産まれて初めての経験で味を吟味するゆとりはありませんでした


写真 北京シリーズ ③ 瑠璃 文房四宝

2014-05-25 11:53:28 | カメラ散歩

カメラ散歩   瑠璃 八寶印泥 

                   漳州市八寶印泥 特級印泥

文房四宝の品々を扱う町 瑠璃に行きました。

                   

北京訪問の一つの目的はこの町で文房四宝(紙、筆、墨、硯)を購入することでした。

軒並み歴史を感じさせる老舗の店舗が並んでいました。瑠璃というのは明代に瑠璃瓦を焼いていたからで、

清代に科挙受験のために上京した人々が集まり、「文房四宝」を扱う専門店街がつくられたようです。

筆や水墨画の書籍も購入しましたが、一番の目当ては八寶印泥を見つけることでした。

小学生のときに書道を教えていた子が高校生になって修学旅行で中國に行ってきたといって

漳州の八寶印泥をおみやげに買ってきてくれました(下の写真)。

木箱入りで印泥の色がとても良く大事に使っていたのですが、印肉の付きが悪くなり以前から同じ銘柄のものを

探していました。

                        八寶印泥 上品硃砂

今まで(光明、美麗、箭鏃など)をいくつか使っていましたがたまたまこの八寶印泥の使い勝手がよかったから

です。

印泥の材料は藻草、銀朱、黄評、朱砂、蓖麻子油、硫酸貝でできているそうです。

良し悪しは海草の長さや銀朱の含有量できまるそうですが帰国して出来上がった水墨画に早速押印してみました。

印面に印泥のつき加減もよく、印面に残留なくいい具合です。             

とても嬉しいです。

 


写真 北京シリーズ ②功夫

2014-05-23 14:05:05 | カメラ散歩

カメラ散歩    功夫 

北京には京劇、雑技、功夫とありましたが日本では見る機会のない功夫を見ることにしました。

最近は一日二回公演が一回になって夜7時半から始まりました

功夫専門の劇場 紅劇場 で カンフー伝奇 」 を見ました。

功夫とミュージカルがコラボして迫力あるステージです。幼い主人公が少林寺に入門して過酷な修行に耐え

心身ともに成長する感動的なストーリーでした。終演後、少しのお金で出演者と記念写真を撮ることができました。

開幕前のロビーに子供の人形が座していて時々木魚を叩いていました。機械仕掛けの人形と思っていましたら

終演後には姿が見えませんでした。実は出演者の一人だったのですが長時間身じろぎもせず同じ姿勢を保って

いたのには流石役者だと感心しました。

その足元には舞台演技で実際に出演者が割った瓦が積まれていました。言葉が分からなくても迫力ある功夫

演技に感動した北京の夜のひとときでした。


写真 北京 シリーズ ①万里の長城

2014-05-21 20:05:10 | カメラ散歩

 

カメラ散歩  万里の長城

何度も計画倒れだった北京にようやく行くことができました。

念願の世界文化遺産・万里の長城には年齢的に登れないかも・・・と思いながらも行って来ました。

万里の長城は宇宙から見える唯一の長大な建造物で現存する人工壁は約6,000kmといわれます。

今回は北京近郊の観光スポットで有名な八達嶺に挑戦しました。ロープウエーを下りた途端から急な

登り坂で人波のなかを頂上の見張り台を目指しました。気温は下界とは随分低く風は冷たかった

のですがゆっくりと足元に気をつけながら頂上に至ったときの達成感は忘れられません。

ツアーでなく北京在住の知人とその知り合いのガイドさんの案内だったので要望を聞いて下さり盛り沢山

の行程で楽しめました。

標高は高く長城では冬のような気候でフリースやダウンコートの人もいて震えている人もいました。

尾根づたいに龍が這い回っているような城塞は外敵に備えた当時の様子が目に見えるようでした。