写真 咲き終わった皇帝ダリア

写真　

　美しく咲き誇っていた気品ある皇帝ダリアがとうとう咲き終わりました。

　先日の風のきつい寒波で霜にあい、一夜にして花も葉も枯れてしまいました。

　天寿を全うしたと考えれば、精いっぱい生きた人の一生を見る思いで感慨無量です。

　挿し木にして苗木を増やせるそうなので根元から３０センチのところで切り倒しました。

　切り口から樹液が溢れでてまだまだ花を咲かせる生命力を秘めているようであり、また

　蕾から花弁が覗いているのもあって霜にやられなければきれいに開花しただろうにと

　可愛そうで複雑な気持ちでした。

　竹のようになった幹を節の上３ｃｍくらい、下７ｃｍくらいのところで切りました。

　　　　　　



　合計１６本の断片をそれぞれ節の部分を中心に水苔で巻いて発泡スチロールの箱にならべました。

　来年３月頃、それぞれの節から芽が出てくるそうで楽しみです。　　

　　　　　　　

　植えてみたい方にお分けして子孫を増やし美しい花が咲けば、その方を和ませてくれることでしょう。