カメラ散歩
采女祭 「管弦船(龍頭)」
昨日9月22日は中秋の名月で
奈良では恒例の采女祭がありました。
奈良時代、天皇の寵愛を失って猿沢池に身を投げた采女
(天皇の身の回りの世話をする女官)の霊を慰めるために始まった
と言われています。
猿沢の池に浮かぶ沢山の灯籠の小舟のほのかな明かりの中を2艘の
管弦船(龍頭、鷁首)が池をゆっくりと滑り出すと多勢の見物客の
歓声がわき、王朝絵巻さながらに幻想的なその美麗さに魅了され
ました。
秋の草花で編まれた花扇が池に投げられて、雅なお祭りは
クライマックスを迎え、古都の秋の一大イベントは儚くも
やるせない余韻を漂わせて終わりました。
今年は遷都1,300年のためでしょうか多勢の外国人観光客が
池の周りに陣取っている様子を見て、奈良に住みながら初めての
経験をした私。
これからは自分の周りの知らないことや歴史についてもっと関心を
もって接したい心境に駆られた秋の夜のひとときでした。
采女祭 「管弦船(龍頭)」
昨日9月22日は中秋の名月で
奈良では恒例の采女祭がありました。
奈良時代、天皇の寵愛を失って猿沢池に身を投げた采女
(天皇の身の回りの世話をする女官)の霊を慰めるために始まった
と言われています。
猿沢の池に浮かぶ沢山の灯籠の小舟のほのかな明かりの中を2艘の
管弦船(龍頭、鷁首)が池をゆっくりと滑り出すと多勢の見物客の
歓声がわき、王朝絵巻さながらに幻想的なその美麗さに魅了され
ました。
秋の草花で編まれた花扇が池に投げられて、雅なお祭りは
クライマックスを迎え、古都の秋の一大イベントは儚くも
やるせない余韻を漂わせて終わりました。
今年は遷都1,300年のためでしょうか多勢の外国人観光客が
池の周りに陣取っている様子を見て、奈良に住みながら初めての
経験をした私。
これからは自分の周りの知らないことや歴史についてもっと関心を
もって接したい心境に駆られた秋の夜のひとときでした。