創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳画

2006-10-25 12:30:08 | Weblog
墨遊 俳画

色紙「田楽」

俳人E先生の句を添える。

 椀拭きし布巾のしめり石蕗の花

いま庭には石蕗の花が鮮やかな黄色い花をつけています。
周りがぱっと明るくなった感じがいたします。


表装作品集

2006-10-23 12:08:43 | Weblog

軸装

自作水墨画(鉄線花)を軸装にしました。

紫色で寂しくなりますので裂地は濃いグリーンを

使って引き締めました。

茎が鉄線ににているので鉄線花と言うそうです。

クレマチスも姉妹種とか。昔その名が少女小説に出てきたときは

どんな花だろうとわくわくしたことを思いだしました。

 窓開く鉄線の花咲きわたり  青邨

 

 

 


表装作品集

2006-10-20 16:39:49 | Weblog
軸装

短冊掛  短冊は「つまみ絵の案山子」

短冊掛を作りました。

天の裂地を三等分して、細い線(沈み)を二本入れました。

幅の細い掛け軸には風袋をつけずにこの方法が
すっきりして良いと思います。

墨遊 俳句

2006-10-18 08:00:50 | Weblog
墨遊 俳句

短冊 Kの俳句二句書く

如意棒は孫の手なりと狂い花

 昨年の正倉院展で「如意棒」を見た。
 如意棒といえば孫悟空を想起するが、
 実は高僧の背中を掻くのに重宝していた
 「孫の手」とのこと。
 山里では時ならぬ桜が咲いていた。


碁敵に勝ち越すけふの小春かな
 ボケ予防のためにも囲碁を楽しんでいる。
 勝負は二の次とはいえ、やはり好敵手に勝てば
 小春日の気分になる。  

表装作品集 

2006-10-09 12:33:46 | Weblog
手作り写真掛

長年表装をしていますとどうしても
端布が出てきます。

そんな時いろいろなものを作って
役立てております。

これもその一つで写真などを掛けて
楽しんでおります。

色紙を台紙にして共布の細い平らな紐を
作って四方に差し込んで作ります。
紐は掛軸製作の余り紐を利用しました。


墨遊 俳句

2006-10-06 08:40:37 | Weblog
墨遊 俳句

短冊 Kの俳句二句書く

 名月のあそぶ池面や釆女祭

  今日は仲秋の名月の日。月の出の頃
  古都奈良の猿沢池は王朝絵巻に彩ら
  れる。釆女祭のクライマックス、
  華やかな龍頭の管弦船が池をめぐり
  やがて入水した釆女を慰めるために
  花扇が投ぜられる。雨模様が心配だ。
  去年(9月18日)は、船が漕ぎ出
  される頃、月が煌々と昇りはじめた。

 秋あかね首かしげをり鍬の先

  畑仕事の合間、鍬の先に赤とんぼが
  羽を休めていた。時折、思案しする
  ように首をかしげていた。
  
 

表装作品集

2006-10-04 09:27:26 | Weblog
軸装

「正倉院御物紋様」

古都奈良の秋の行事に、毎年「正倉院展」が
あり賑わいます。

御物の模様を草木染めで染め、軸装に仕上げ
ました。

麻の裂地なので巻くことが難しいので
タペストリーにして、丈を短くしてみました。
軸先は陶器を使用しました。