表 装 展
京都「みやこめっせ」で日本表装研究会主催のひょうほえ展が開催されました。
「鍾馗さん」と「般若絵心経」と他一点合計三点を出品いたしました。
昨年北京の瑠璃廠の店で購入した一枚の絵「鍾馗さん」を軸装にしました。
風帯は本紙の紐の房にちなんで自分で編みましたがとても難しく時間がかかりました。
短刀の房のイメージを表現するため両端に房のある紐を軸棒に溝を掘って埋め込み
それぞれの房を垂らし、軸先は中廻しの裂地でつくりました。
図らずも「般若絵心経」がひょうほえ賞をいただきました。
壺坂寺で購入した大きな日本手ぬぐいで般若心経が絵文字で書いてあり とても面白い手ぬぐいです。
風帯は般若心経の一節をめんぱうという特殊な液で書き 裏から墨を塗って白抜きにし趣向を凝らしました。
会場には沢山の友人が観に来ていただき嬉しくて感無量でした。