創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

表装作品集

2008-12-26 11:54:57 | Weblog
裏打ち

ハンカチ「西洋婦人」

先日のブログに載せた「姫」の作品と同じ作者の作品
を裏打ちをしました。

同じように絹のハンカチに絵を描かれたものです。

皺も無くなり、色落ちも押さえられて、綺麗に仕上がり
喜んでいただきました。

年の瀬も押し迫りました。
今年も沢山の方に見て頂き有難うございました。
良いお年をお迎えくださいませ。
来年もよろしくお願いいたします。

表装作品集

2008-12-19 20:30:39 | Weblog
表装 裏打ち

ハンカチ 「姫」

絹のハンカチに絵を描いた知人からその裏打ちの依頼がありました。
これまで専門家に断られただけあって面倒で難しい作業でした。

裏打ちに際してはハンカチの古い折り皺、絵の具が盛り上がって
いるのを如何に平らに裏打ちをするか、絵の具の色が落ちたり
滲まないか?など等問題点が多々ありました。

折り皺はアイロンを何度も掛けることでクリア、布の段差は
裏打ち紙の選択と糊の濃さなどでクリアし、色止め用のスプレーを
使用して解決しました。

印刷されたハンカチは何度か裏打ちの経験がありますが、今回のは
25年の表装歴の私でも難しく神経を使いました。
綺麗に仕上がり知人にも喜んでもらえるのではと思います。

墨遊 俳句

2008-12-12 11:35:22 | Weblog
墨遊 俳句

Kの俳句二句書く

 いま覚ゆことすぐ忘る年の暮

  最近、もの忘れや思い込みによる勘違い
  などで自信喪失気味。理解力、判断力、
  洞察力、分析力などは加齢とともに確実
  に衰えるらしいが、特に持続力と記憶力
  の下降傾向は困ったものだ。
  慌しい年の瀬、ボケている暇はないのだ!

 山寺の白壁冴ゆる寺屋敷
 
  白壁は季節を投影する鏡のようだ。秋の
  夕日の照り返しは赤とんぼを追った童の日
  を想わせるて懐かしい。雪催の壁は鈍い
  灰色がかって不気味でさえある。凩の吹き
  すさぶ日、寺屋敷の壁は無味乾燥で無機質
  の世界を際立たせる厳しい寒気を演出する。
  
今年も余日少なくなり何かと心せわしく感じられます。
何時の頃か歳を重ねる喜びが少しづつ薄れてきました。
古いエアコンを新しいのに取り替えたり、携帯電話を
買い換えたりするたびに、細かい仕様書を読むのがいつしか
億劫になってしまった自分。
整理整頓の得意だった私もそれをするのに少し時間が
掛かるようになっている。確実に時間は流れていてその流れに
乗り遅れないよう日々努力しなければと思います。




  
  

  
  

   

つまみ絵

2008-12-06 10:50:41 | Weblog
つまみ絵

色紙 「たんぽぽ」

たんぽぽをつまみ絵にしました。

芯は薄絹の糸を抜いてふんわりとさせ、葉っぱは

丸つまみを重ねて一枚の葉っぱにしました。

たんぽぽの種子をふたつ飛ばせてみました。

つまみ絵を一枚仕上げるには大変な時間が掛かります。

でも出来上がった時の喜びはひとしおです。