創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳画

2008-10-25 19:20:00 | Weblog
墨遊 俳画

「桔梗」
 
Kの俳句を添えて桔梗を描く

 野分去りコーヒータイムとる間かな

今年は猛暑で台風は来ず、被害が無くて何よりうれしい
ことでしたが、その影響で水不足が心配されます。
地球温暖化の影響をあちこちで見聞きするにつけ、気候が
自然体であることがいかに大切なことかとつくずく思います。

今日は京都へプロの表装展を見に行きました。
京都は日本の湿気の多い風土にあった表具が発達し、今日に脈々と
受け継がれ美術品を大切に守ってきました。
今日は立派な本紙作品を生かし、引き立てた品格のある沢山の軸装に
出会い有意義な楽しい一日でした。


つまみ絵

2008-10-17 19:57:37 | Weblog
つまみ絵

 「すみれ」

すみれの花をつまみ絵にしました。
薄紫から濃い紫の花が優しく咲いています。

♪すみれのは~な咲く~ころ・・・♪と以前住んでいた宝塚の
家の前を通る塚生の声を懐かしく思い出します。

また中原淳一の絵や吉屋信子の少女小説に憧れ、すみれの花の
押し花をそっと本に挟んで楽しんだ事を懐かしく思い出します。
いくつになっても憧れや夢を持ってすみれの花のように優しく
静かに生きたいものです。

墨遊 俳画

2008-10-11 23:12:47 | Weblog
墨遊 俳画

自画 「りんどう」にkの俳句を添えて

   熟柿をつつく鴉や寺屋敷

長かった夏から秋が駆け足でやってきました。
古都奈良は鹿ノ角切りがあり、もうすぐ正倉院展がはじまります。

今日は奈良での「まぼろしの耶馬大国」の試写会に行って来ました。

壇上には主演の吉永小百合、竹中直人のお二人が見えてご挨拶がありました。
さゆリストでなくても知性に輝いた素適な女性には憧れます。
実在の郷土歴史研究家で盲目の宮崎康平氏の追い求めた夢を叶える
ため目になり杖になった献身的な女性との夫婦愛を見事に演じられ
感動しました。

墨遊 俳句

2008-10-03 13:57:58 | Weblog
墨遊 俳句

 kの俳句二句書く

  生くるとは心意気なり秋の空

   四半世紀ぶりに旧友に会った。勤め先
   での事故で右手が不自由な上に数年前
   自身の不注意で左手も機能不全になって
   いた。 奥さんの介護に頼る日々だが、
   地域のボランティアに情熱を傾けている
   生き様には感動しつつもかけるべき言葉
   が見つからなかった。
   澄み切った秋空のような爽やかさを覚えた
   ひとときだった。

  うそ寒や異国に散りしカメラマン

   昨年ミャンマーでの騒乱の渦中で一人の
   日本人カメラマンの命が散ったが、カメラ
   を片手に仰向けに倒れる瞬間の映像は未だ
   脳裡に焼きついている。危険を顧みず事件
   の真相を報道する使命感には頭がさがる。

先日、以前海外旅行で知り合った友人からの連絡で京都で
お会いしました。7年ぶりの再会でした。
詩仙堂と金福寺を案内し、穏やかな秋の一日を楽しみました。
年齢は重ねながらも生きていればこそお互いの近況を
話し合ったり、楽しい時間を共用できる幸せをかみ締めました。