創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 水墨画

2007-11-30 21:19:14 | Weblog
墨遊 水墨画



古木に咲く梅の花を描きました。

一輪一輪綺麗に描くのでなく筆に墨をつけて一気に
力強く描いて見ました。

近々自分で表装して軸にしたいと思っています。

墨遊 俳句

2007-11-23 19:00:07 | Weblog
墨遊 俳句

 短冊 Kの俳句二句書く

  人によひ茶屋にいこひつ紅葉狩

   香嵐渓へ紅葉狩に行った。川の両岸、川原にも人が溢れ、
   都会の雑踏を掻き分けるようにやっと橋を渡った。
   錦秋の風景もさることながら、疲れ果てて辿りついた茶店で
   食した五平餅と熱いお茶だけが記憶に残っている。

  行く秋の古墳に寄り添ふ民家かな

   大和、平城界隈の古墳群を巡った。小山のような墳丘の
   すぐ麓にまで民家が迫っており、一寸見には古墳とは
   分からない光景。古墳が民家を保護してくれているのかも。

先週は正暦寺から多武峰の談山神社へ紅葉狩りに出かけました。

正暦寺の紅葉は期待したより少し早かったようでした。

談山神社は木造十三重塔がこのたび美しく葺き替えられて、
紅葉と映えすばらしかったのでカメラに収めました。
その光景が私のプロフィールに入っています。

  

墨遊 俳画

2007-11-09 09:39:52 | Weblog
墨遊 俳画

「蟹と菊」

ほのかな菊の香に足をとめる季節。絵筆を執りました。

昨日は立冬と言うのに薄着で過ごせる毎日、散策に好都合な
小春日和が続いております。

先日は京都で開催中の「トプカプ宮殿の至宝展」を見て来ました。
オスマントルコの眩いばかりの宝石で散りばめられた「ゆりかご」などの
財宝に驚きと感動を覚えました。

一千年を越える日本の財宝、正倉院展を今年も見にこれから行く予定です。
落ち着いた日本の文化財宝にまた違った感動を覚える事と期待しています。


墨遊 俳句

2007-11-02 15:32:08 | Weblog
墨遊 俳句

短冊  Kの俳句二句書く

  秋の夜のライトに躍る仁王かな

   秋の夜、東大寺南大門の仁王が憤怒の形相も顕に躍動した。      
   古都奈良の主な建造物は夏から秋にかけてライトアップされ、昼間とは
   別の表情を見せる。照明に陰影を際立たせて阿形、吽形の金剛力士の
   全身像が刻んだ鑿の痕も生々しく正に仁王立ちしていた。迫力満点である。

  秋深かむ丘に人麻呂の歌碑のあり

   阿騎の里は秋の陽射しになだらかな起伏を描いていた。登りつめた丘に
   万葉集でなじみの人麻呂の「ひんがしの野にかぎろひの立つ見えて・・・」
   の歌碑がひっそりと建っていた。いにしえに想いを馳せた秋の一日だった。
   
   
 古都奈良の秋は深まり今、正倉院展がはじまっています。
 まだ今年は紅葉は遅れ気味ですがこれからは散策には何よりの季節です。
 中旬には昔からの友人達を二日間案内することになっています。
 飛鳥の里から奈良市内、新薬師寺、興福寺の国宝館など楽しみがいっぱいです。