つまみ絵

つまみ絵

　「月見狸」

月見をする狸をつまみ絵にしました。

今年は何時までも猛暑が続き、夜になっても風情が感じられません。

早く涼しくなってほしいものです。

洋裁 男物ジャケット

洋裁　　
　男物夏ジャケット七分袖

私がミシンを踏んでいるとＫが夏物ジャケットを作りたいと言い出しました。

Ｋは定年になってから洋裁をはじめて「アロハシャツ」を三枚、私の指導で
縫い上げた経験があります。

今度は冷房の効いたところに入ったとき半袖では寒いので７分袖が欲しいとの事。
男物のシャツは長袖か半袖で７分や８分袖のものは何故か見かけません。
何より不思議なことに、最近は長袖半袖とも男物の型紙の掲載された洋裁の本が
店頭には見当たりません。

Ｋは涼しそうな「しじれ織りの布地」を購入してきたので私は型紙をＫの寸法に
合わせて作りました。
意欲満点のＫにつられて指導よろしく、写真のような作品が出来上がりました。
Ｋはミシンを踏むのが楽しい様子でこれからも色々オリジナリティ溢れる作品に
挑戦したいようです。
何事も熱中するＫは料理も定年から習ってレシピがあれば何でもできるように
なりました。杏仁豆腐やごま豆腐など独自のレシピを考えて作ってくれるので
私は助かっています。

フランスのバレンシェンヌ滞在の知人からのメールがあり、寒くて暖房を入れたと
ありました。
猛暑の日本では羨ましい限りですが、冷房の効いた部屋で手仕事が
出来るのも良いものです。

墨遊 俳句

墨遊　俳句

kの俳句二句書く

　重々し故人語りし八・一五

　　今日は忌まわしい世界初のウラン原爆広島投下の日。次いで９日は
　　長崎へプルトニュウム原爆の投下。そして終戦の日を間もなく迎える。
　　NHKでは毎年、今は亡き人の終戦日談を特集しているが、個人史の単なる通過点
　　たる追憶として聞き流すには余りにも重いものがある。厖大な人命の犠牲、屍の
　　上に日本の、世界の今があるを忘却せず、八・一五を恒久平和の実現を真に模索
　　すべき日としなければならない思いに駆られる。

　華やぎてやがて寂しき花火かな

　　盆踊りも祭りもそうだが、イベントのクライマックスは明るく華やかで心ウキウキ
　　状態である。打ち上げ花火は漆黒の闇に瞬時に咲く色鮮やかな華だけに、その頂点
　　と直後の空虚感の落差は大きい。賑やかな音響が止み華麗な画像が消えた時、
　　呆然自失の自分を見出すことになる。

厳しい暑さが続いています。
今日は広島に原爆が投下され沢山の人たちが亡くなり、65回目の紀念すべき日です。
いまだに健康を害しその苦しみに耐えておられる方々やそのご遺族の方々を思い、
地球上から戦争を根絶するよう切に平和を望みます。若い時、原爆禁止運動の
うたごえやメーデーに参加したことがありましたが、その頃から一歩も前進して
いません。
次世代の人たちに戦争の真実を告げ、世界平和実現へと皆が努力しなければと
痛感します。