墨遊 俳句 短冊
Kの俳句を書く
古都は今もみじに鹿に人に充つ
奈良公園は紅葉真っ盛り。秋晴れの公園にはあちこちに鹿が群れ、
外国人観光客が馴れない手つきで恐る恐るせんべいをやっている光景は微笑ましい。
餌をねだる鹿が何度もおじぎする姿は可愛くもいじらしい。
鷺池に浮かぶ浮見堂は人人人で溢れていた。
水面に映る影は紅葉を背景に心なしか侘しいくも優雅に揺れていた。
櫻花満開の奈良は精気に満ちてよいが、燃えるような紅葉の奈良は華やかさのなかにも
物悲しさを秘めており格別である。(K)
秋夕べ城下に流るノクターン
金魚で有名な城下町・郡山の城ホールで開催されたピアノ演奏会に行った。
ショパン演奏家の第一人者、アドルフォ・バラビーノ 奏する曲目はどれも繊細な中にも力強さがあり
感銘を受けた。会場を出て駅に向かう途次でもノクターンがの情感あふれる音色が耳から離れなかった。
秋の宵にはノクターンがよく似合う!(K)
秋の夕べ音楽会に行きました。
イタリア人のピアニスト アドルフォ・バラビーノと若き日本の女性のピアニスト(川島美樹)の連弾でショパンの
夜想曲に酔いしれました。
彼女はバラビーノに師事してイギリスで活躍中とのこと。帰途はお堀の水に月が写ってロマンチックの夜でした。
日常の雑事から離れて英気を貰った一夜でした。
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