創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

太陽の塔展覧会

2018-10-20 16:28:42 | カメラ散歩

カメラ散歩

太陽の塔展覧会(あべのハルカス美術館)

1970年の大阪万博時には宝塚に住んでいたので小さな子供たちを連れて何度も見に行きました。

天高くそびえる太陽の塔は万博の象徴ですが塔の内部がどうなっているか知りませんでした。

今回約半世紀ぶりに内部が修復されて一般公開されたのを記念しての展覧会に訪れました。

人類誕生以前の進化の過程と将来を見据えた命の尊さの叫びが伝わってくるような迫力ある造形の

世界にひたって時間が止まった感がありました芸術は爆発だ!の名言を具現化した

奇才・岡本太郎氏の偉大さを改めて実感しました。

人間とは如何? 生命の成り立ちは? など深く真剣に考えさせられました。

 

                                                   地 底 の 太 陽

 

 

 

 太陽の塔を一心不乱に刻む芸術家の石膏模型は太郎氏の活動ぶりを髣髴とさせるものがありました。

とても見ごたえのある感動の展覧会でした。

 


写真 カメラ散歩 京都 六角堂

2017-04-09 17:26:04 | カメラ散歩

カメラ散歩  六角堂 

昨日は水墨画の先生の個展を観に京都へ行きました。

その帰りに六角堂に立ち寄って桜見物をしました。

雨の京都でしたが満開の桜 見物に 観光客で賑わっていました。

六角堂は聖徳太子の創建とされ「活け花の発祥の地」と言われ、西国33箇所の18番札所で私も何回かお詣り

したことがあります。境内にはボリューム感のある見事な枝垂れ桜が満開を謳歌して迫力満点!

心なしかお堂が遠慮気味に霞んで見えました。

ちょうど池坊祭りで大勢の人々が訪れていました。

私は小さい時に疎開地の尼寺へ池坊のお花を習いに行っていたことがあり、懐かしく想い出しました。

成人してからは嵯峨未生流の先生に習いましたが花を生けるという勉強をしたおかげで玄関にお花を生けることは

欠かしたことがありません。良い習慣がついて有難いと思います。

                

 

境内には大きな柳の木があり、おみくじがたくさん結んでありました。

嵯峨天皇が后を求めておられた頃、ある日夢枕に六角堂の柳のもとに行くようにとのお告げがありました。

行って見るとそこに絶世の美女がいてその方を后にされたそうです。いまでは縁結びの柳と言われ、

良縁スポットになっているそうです。

柳二本におみくじを結んで良縁を祈願するそうです。

雨の桜は可哀そうでしたがしっとりとして桜色がいっそう綺麗に思えました。

 

 

 


写真  寒あやめ クリスマスローズ

2017-02-27 17:02:12 | カメラ散歩

カメラ散歩 

 

                

 三寒四温 漸く庭の草木も春らしくなってきました。

食べ物のない冬には小鳥たちがやってきては花びらを食べてしまいパンジーは哀れな姿になっていましたが

少しづつ温かくなってきて今は沢山蕾や花をつけ始めました。。

寒あやめも沢山の花や蕾をつけ、クリスマスローズは庭に彩りを添えています。

 

  

10余年も海外に住んでいた孫が大学に入り、新年はアルバイトで巫女さんになり、その神社に初詣しました。

長い間の海外生活で未知の日本文化に触れたいのかあちこち意欲的に見聞を広げているようです。

節分が過ぎ、 日も長くなって少しづつですが力が湧いてきた感じでいい気分です。

昨年は体調不順の一年でしたが、年が明けてからやる気が出て自作の水墨画を軸装にと総裏をしました。

病明けならうれしいのですが・・・

年々無理はできない歳になりましたが元気で前向きに生活していきたいと思います。

                  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

ここまで書いたところで、郵便受けを見ましたらアメリカ在住の友人のご主人からお手紙が来ました。

封を切ると、友人の訃報でした! 何ということでしょう。ショック

昨年8月に癌で亡くなったとのこと。友人は私と誕生日が同じの幼馴染で小学校の同級生でした。

一足先に渡米された今のご主人を頼ってアメリカで結婚されましたが、私も同日に結婚しており、事あるごとに

同じような事が起こり、何か同じ運命の糸でつながっている感覚がありましただけに大変な衝撃です。

毎年年賀状を交換しているのですが、昨年の賀状に息子さんの近くに引っ越されるとありましたので

新住所の知らせがあったらすぐにもお手紙出そうと思っていた矢先でした。

アメリカのお宅にも泊まらせていただいたこともあり懐かしい思い出ばかりです。

とても悲しいです。ご冥福をお祈りします。

 

 

 


写真 カメラ散歩 

2016-05-13 14:38:02 | カメラ散歩

  カメラ散歩 

                      

                             

 

    ならまち散策 と 信貴山縁起絵巻鑑賞   

     久しぶりにならまちを散歩して昨年末にオープンした食堂・竈でランチをとりました。

     ここは地場野菜を使った調理に昔懐かしい竈で炊いたご飯がいただけ素朴で美味しい昼食でした。

         

                     

 

     お料理に出たお味噌や番茶など奈良特産品のコーナーもあって賑わっていました。

 

     美味しいお料理をいただいた後、奈良国立博物館へ国宝・信貴山縁起絵巻を鑑賞に行きました。

     午後1時半から信貴山の住職の講話を聴きました。

     毘沙門天のくわしいお話などみんな熱心にメモをとっておられました。

     そのあと長い行列について絵巻を鑑賞しました。

     パンフレットによれば  聖徳太子の創建とされる信貴山朝護孫子寺所蔵の国宝・信貴山縁起絵巻は

     日本三大絵巻の一つで平安絵画の傑作 ですが全三巻、全場面が今回初めて公開されたとのこと。

                      

         

                (山崎長者巻の部分)                         (延喜加持巻の部分)

    命蓮上人が神通力で 長者の家から米俵の詰まった       醍醐天皇の病気平癒の祈願に応えて命蓮は信貴山で

    倉を鉢に 乗せて信貴山まで飛ばしtた。長者の懇願で       祈祷し、数日後天皇の夢に剣をまとった童子が現れ病      

    米俵だけ京の長者の家の庭に空を飛ばし落した場面       が治ったという場面                       

                   

                              (尼公巻の部分)

                     何十年も行方知れずの命蓮を探して姉の尼公は

                     信濃から奈良へきて東大寺で一晩中祈ると夢に大仏が

                     現れ信貴山までの道を示し、結果姉弟は再会することが

                     でき共に修行に励んだ場面

     全長35メートル超の絵巻の鑑賞は大変疲れました。作品に沿って一列の長蛇の列は遅々として進まず

     時間のみ経過して観終わったときは閉館間際でしたが、とても印象に残った展覧会でした。

     場外に出たらすっかり夕方になってしまいました。


写真 桜が咲いた

2016-04-13 11:33:39 | カメラ散歩

カメラ散歩

           毎年かならず見ることができると思っていた櫻を今年は見ることが叶いませんでした。

            二人目の孫が第一志望の国立大学に受かり「櫻が咲いた」と喜んだのは束の間 

                         私は突然、病に倒れ入院してしまいました。

           

            興福寺境内 (桜の陰に南円堂)                           興福寺 (五重塔)

 

                不憫におもった主人が撮影してきてくれた奈良の猿沢ノ池や南円堂の写真です。 

                   いつ見ても美しく妖艶で、もの哀しい風情のピンクの花弁に感動します。

                       今はようやく元の自分にかえることができ感謝の日々です。

                          当たり前の日常が如何に大切かを実感しました。

              猿沢ノ池には五重塔と南円堂が影が漣に揺らめいて早春らしい水ぬるむ季節感に感動し

                亀と鴨、それに魚を狙う川鵜が仲良く遊んでいるほのぼのとした光景に癒されました。


写真 初詣 石切劔箭神社

2016-01-12 11:26:30 | カメラ散歩

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 石切劔箭神社へ初詣

温かい日差しの中、石切神社に初詣しました。成人の日でもあり若いカップルが多く想像以上に混んでいました。

先ず本社でお賽銭をあげ参拝ののち護摩木を買い「家内安全、身体健全」を記入して納めました。

神棚にあげる御札は長蛇の列に並びやっと買い求めました。

祈祷をしてもらおうと思いましたがそちらも大変な混みようで諦めました。

境内にはお百度石があり大勢の人が紙縒りを手に足早に所定の道を巡回されていました。

石切りさんは昔からでんぼ(できもの)の神さんとして名高く、病気平癒の祈願にお百度参りで賑わっています。

 

         

絵馬殿の入り口の脇には今年の干支である申の大きな絵馬が、境内には神馬の像が参詣の人々を見下ろしていました。

 

                          

 

石切劔箭神社は天照大神の孫(瓊瓊杵尊)の兄とその子が祀られてていますが、その神威は神社の名の示す

とおり「岩をも切り貫く剣と矢」に例えられています。絵馬殿の屋根には金色の剣と青銅の矢が飾られて威厳を

放っていました。

                            

                                                                                             

                                                                                                    

 


丹後くろまつ号

2015-07-22 21:08:18 | カメラ散歩

      カメラ散歩 

   京都丹後鉄道 「丹後くろまつ号」の旅 

                                         

     以前から一度乗って見たいと思っていた丹後くろまつ号に乗りました。

    JR九州の豪華列車「ななつぼし」のデザイナーによるシックな車両とクラシックな車内設えで人気がありますが

    昨年リニューアルされたそうです。コースは若狭湾に沿って天橋立から西舞鶴までの約2時間半の旅です。

    途中、鴎外の山椒大夫の主人公・安寿姫ゆかりの里がある東雲駅で途中下車しましたが土地の産物を買求めた

    人もありました。のどかな田園地帯が広がっていました。

 

                                    

              天橋立 智恩寺                        珍しい扇子のおみくじ

   天橋立駅の近くの智恩寺の境内には小さい扇子のおみくじが松に沢山吊るしてありました。

   大吉、中吉、末吉さまざまですが大吉よりは末吉の方が先にたのしみがあるので縁起がいいとのことでした。

 

     

                 智恵の輪                          特別名勝・天橋立 標識

    智恩寺から橋を渡ったところに有名な「智恵の輪」がありました。

    石畳を歩いて智恵の輪を時計回りに回ると賢くなるそうでわれもわれもと行列ができました。

    

     

               宮津の鮮魚盛り付け                        焼き鯖すし

    くろまつ号の車内では宮津の料亭ふみやの会席料理が次々と指定席に運び込まれてきて堪能しました。

    丹後名物 の焼き鯖すしはボリュームたっぷりでとても美味しくいただきました。

    列車の旅は窓外の景色を楽しみながら時間はゆっくりと流れ非日常的で優雅なひとときでした。

    

    終着駅の西舞鶴ではとれとれ市場が鮮魚などで賑わっていました。

    ここ舞鶴は浪曲調の歌「岸壁の母」でお馴染みの引き揚げ桟橋があったところです。

    終戦直後の昭和20年10月から13年間に亘って 旧ソ連や中国から延べ約67万人の引き揚げ者を受け入れた

    歴史的土地として忘れられない場所です。舞鶴引揚祈念館収蔵資料の世界記憶遺産登録申請に取り組んでいる

    とのことです。帰途道の駅に寄って土地の産物を買い求めて家路につきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


四国一周 Ⅳ

2015-06-20 22:08:25 | カメラ散歩

四国一周旅行 ④ 高知(桂浜から足摺岬

  ◎ 坂本竜馬像(土佐・桂浜)

     幕末の志士で明治維新の端緒を拓いた功労者としてあまりにも有名。

     桂浜を望む小高い丘に建つ銅像の視線は遥かにアメリカの方角にあり新政府の理想を

     かの国の議会制度に求めていたようです。

     銅像を見上げて龍馬がより近しい存在に思えてきました。

 

  ◎ 鰹 の 藁 焼 き

      高知といえば何と言っても鰹のたたき。

      今ではバーナーで焼くのが通常ですが懐かしい藁焼きを体験しました。

      藁の柔らかな炎でほんのりと焦がした鰹の切り身は風味があり食欲をそそられました。

      現場では獲れたての鰹のたたきは塩で食するのが一番と教わりました。

      はじめての経験、そのおいしかったこと忘れられません。

     

                             

 

  ◎ 高 瀬 の 沈 下 橋 

    美しい四万十川には沢山の沈下橋があるそうですが高瀬の沈下橋をはじめて歩いて渡りました。

     沈下橋は洪水で水嵩が増して沈んでも流れないように欄干なしに作られた昔の人の知恵から

        生まれた 地元の人には生活道路としてなくてはならない大切な橋です。    

     渡っている最中に自動車に遭遇しましたが橋幅の中間には少し広めの待避場所が設けられて

     おり助かりました。はじめてのひやひや経験でした。

     息子は大学時代に四万十川をカヌーですべったと言っていました

                                                      

    

      ◎ 足 摺 岬 と 中浜万次郎(ジョン万次郎) 

      四国の二大岬を見ることができました。

      足摺岬灯台を眺望するポイントの入り口にジョン万次郎の銅像が建っていました。

      銅像の説明書きの 要約によりますと 「万次郎は足摺岬に近い中ノ浜の漁師の次男で14歳

      の とき出漁中に嵐で無人島の鳥島に吹き流され たが、約半年後偶然通りかかったアメリカ

      の捕鯨船 John Howland号に救助された。万次郎は船長に人柄を愛され3年間アメリカで

           学校教育を受けさせてもらい、通算10年滞在中 英語、航海術、測量術、捕鯨術を習得し

           24歳になって鎖国令下の日本へ帰国。

      その2年後の黒船来航時、アメリカでの経験や外国事情に明るいことなどが重宝され免罪の

           うえ苗字帯刀を許され幕府の直参に起用された。

           初の太平洋横断に成功した咸臨丸の陰には万次郎の航海術が寄与しており公文書の翻訳

      や英語教育にも多大な功績をもたらした」  とのこと。

      ジョン・万次郎が辿った数奇な人生に想いを馳せたひとときでした。

      足摺岬は快晴に恵まれ白亜の灯台が断崖に凛々しく屹立していました。

      これで室戸岬とともに四国の二大岬を見ることができて満足!

               

   

       ◎ 竜 串(たつくし) 海 岸 

       竜串海岸は砂岩と泥岩が層を成しており激しい風や波の侵食で大竹小竹蜂の巣などに

      見える奇岩ができた珍しい光景が展開していました。まさに自然は造形の魔術師です。

      

         

    

          徳島から高知 これから愛媛へと 旅は続きます。

 

     


写真 宇治平等院

2015-04-01 21:41:58 | カメラ散歩

カメラ散歩 

 お花見を兼ねて宇治の平等院に出かけました。

 子供の頃から何度か訪れ、息子が京都に下宿していた頃にも訪れて以来久しぶりの観光でしたが、今回の変化にはびっくり

 しました。  

  先ず観光客の多い事、駐車場には遠くからの観光バスが数珠つなぎに入ってくる。以前はどこからでも自由に園内に入れたが

 周りが柵で囲まれていて入園料金を払うようになっていました。

 鳳凰堂内部拝観は是非鑑賞したかったのですが、拝観料が要り定員と時間制限があり待ち時間が長くて拝観を断念しました。

 鳳翔館は宝物類の保存と展示をする博物館で自由に鑑賞できましたが、併設のミュージアッムショッには外国の観光客もあれこれ

 買い物を楽しんでいました。どこの美術館や博物館もそうですが関連のグッズの陳列に商魂の琢磨さを痛感しました。

 平等院は昨年改装後公開されたが、鳳凰堂は中堂と左右の翼廊、尾廊から成る美麗な建物は10円玉でお馴染み。 ただ、 池越し  

 の景観は昔と変わりませんが前景の池は少し狭まった感じがしました。観光客の増加もあり岸側のスペースを広くしたのかも。

 池の畔のしだれ桜がきれいでした。真正面からの平等院はポピュラーであるが岸辺の桜越に見る斜めからの遠望も趣がある。

 晴天に恵まれ阿弥陀堂(鳳凰堂)屋根に遊ぶ一対の鳳凰が金色燦然と眩しく羽ばたいていました。

      

         このアングルが素敵で一枚撮りました。瓦屋根の一部は古い時代の瓦でしょうか?

                       

    一万円の裏の鳳凰と10円玉の鳳凰堂を平安時代に想いを馳せて改めて見直したひと日でした。


往馬大社

2015-01-09 09:58:10 | カメラ散歩

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暮れから歯科の治療がもとで感染症に罹り、長い間外出を控えていました。心臓の弁に菌が付着すると死も覚悟しなければ

ならないようで歯の感染症の怖さを知りました。

今日は大学病院での検診を受け、CRPの値も良好で病気から解放されたので帰途近くの往馬大社に初詣をしました。

                     

この大社は歴史が古くて、奈良県内では大神神社や石上神宮と同様に神奈備(生駒山)を御神体として祀られた日本有数の古社

だそうです。また、古くは総国風土記の雄略天皇三年(457年)に記述があり、この年を神社の鎮座とすると1,560年の歴史を刻んだ

ことになります。

境内の森は椎の森と言われているように椎の木が鬱蒼としていて、幼い時育った家の近くの神社で境内の椎の実を拾った事を

想い出しました。                            

今日は宵戎、明日十日はえびす祭で準備が進んでいるようでした。  

                      

 神棚のお札を買って、今年一年の無病息災を祈念しました。