創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

水墨画 葡萄

2012-08-25 10:34:57 | Weblog
水墨画
  
  葡萄 

久し振りに絵筆を持ちました。

あちこちの産地から美味しくて美しい色の葡萄が店先を賑わせています。

まるで宝石のようです。

ずーと昔、小さい子供達を連れて堅下へぶどう狩りに出かけた頃を思い出します。


昨年はシルク、ドゥ、ソレイユのクーザ koozaを観覧しました。

アクロバットあり、宙吊りの大車輪上での迫力満点の演技ありで、どちらかというと

若者向きのショーでした。


今年の夏は、何年かぶりで「ボリショイサーカス」を観に行きました。

夏休みで子供連れで賑わっていましたが、お馴染みの空中ブランコやシーソーの妙技に

拍手喝采。また、熊、豹、象の演技に子供の歓声が挙がっていました。


真夏の宵を非日常的なショーに親しむことで猛暑を忘れたひとときでした。







洋裁 ワンピース

2012-08-17 12:11:18 | Weblog
洋裁

   ワンピース 

デパートのいつも行く手芸店で涼しげなワンピースを着たマネキンをみました。

早速、そのコットン100%の色違いの布地を購入しミシンを踏んで制作しました。

コンシールファスナーを付ければ簡単で、まる一日で縫えました。

猛暑対策には何より涼しいのが一番です。

化学繊維のものは綺麗な色が多くて一見おしゃれに見えますが、涼しくて肌には天然素材が有難いです。

最近は綿100%という文字がやたら目につき、天然繊維のよさが見直されてきているようです。


墨遊 俳句

2012-08-04 19:05:56 | Weblog
墨游 俳句

Kの俳句二句書く

 精いっぱい鳴きて悔いなし蝉しぐれ

  地中7年地上7日という儚い蝉の一生。
  羽化してからの短時日の間に好もしい相手にめぐり会うべく全身を震わせて鳴く様は
  痛ましくも感動的である。朝はクマゼミ、昼間は油ゼミの大合唱が猛暑に輪をかける。
  小径のあちこちに落蝉を散見するが良い出会いがあっただろうか?!
  やがて暑さのやわらぐ頃、つっくん法師が郷愁を誘ってくれるのを心待ちにしている。

 ゴールドへ命けずるや夏五輪
  
  ロンドンオリンピックで寝不足の毎日。選手の金メダル争いに観客もマスメディアも大童。
  金が確実だった選手がメダルを逸しようものなら掌を返したような冷淡な報道にはあきれる。
  五輪への心身にわたる過酷な道程を思うと、どのような結果でもその努力を讃えるのが礼儀
  というものだ。国を挙げて選手を育成しメダルで生涯保障や経済的特典のある国ならともかく、
  トレーニングは基本的には自費、メダルを取っても後続選手の指導者としての国家的受皿組織
  も、経済的支援もない。せいぜい企業の宣伝やタレントに採用されるのがおちである日本の
  現実を思うと選手が気の毒である。メダリストの人材活用を考えるべき。
  そもそも、アマチュアスポーツの祭典だったオリンピック。サラマンチ氏の時代に商業イズム
  とプロを参加させたのが堕落の始まり。今一度、「参加することに意義がある」という近代
  オリンピック精神に立ち返るべき時期に来ているのではなかろうか。クーベルタンの嘆きが
  聞こえる。

 
先日 猛暑の中、日本表装研究会主催の「奈良佐保川万葉歌碑採拓会」に参加しました。
川沿いの歌碑はこの暑さで石が焼き付いていて紙を濡らしてもすぐに乾いてしまい、採拓はなかなか
大変でした。
昼から狭岡(さおか)神社の参道にある歌碑の採拓に挑戦しました。

  君に恋ひ いたもすべなみ 奈良山の小松が下に 立ち嘆くかも

笠女郎が大伴家持に思いを寄せて詠んだ恋の歌で、万葉集の恋歌の中でもとびきりの秀歌とか。
採ってきた拓本は裏打ちをして作品に仕立てたいと思っています。