墨遊 俳句
Kの俳句二句書く
春めくやそぞろ歩きの京の宵
京都はいつも賑わっているが、厳しい寒波が続いていただけにこのところの4月を思わせる温暖な陽気に
誘われて人が湧き出てくる感がある。特に土曜の夕刻であったのか家族連れや観光客が目立った。
京の都はのびやかでゆったりとした風情が同じ古都・奈良とは違った趣がある。宵の京は格別か。
春霞ぶらり散歩もたのしめず
若草山が搭や伽藍がぼんやりと霞んでる様は墨絵や絵巻物の世界を想わせていいものだ。
しかし、ぼんやりとした情景の実相はロマンチックなものでなく黄砂に加えて大気汚染物質微粒子
PM2.5が中国から飛来してきたものという。これに杉などの花粉が混入しているらしい。
外出にはマスクが欠かせないこの頃、のんびりと散歩をたのしんでもいられない。
大気は国境を越えて韓国、日本へ飛来したものだ。三国での対策会議が持たれるとのことだが、
これを契機に隣国同志の平和的関係が構築できないものか?!(k)
三月になって少しずつ暖かさが加わって来たことを喜べない毎日でした。二月末から咳と痰に悩まされ風邪かと思い受診しましたが一向に症状は良くならず、食べ物の口を通らず点滴を受けることになりました。点滴は私の血管が奥深くて注射針が入る箇所をあちこちさがしてうまくいかず時間はかかるし、内出血になるし看護師さんも大変困られました。一ヶ月過ぎようとしていても症状は少しだけ改善しましたがなお困っています。図書館でいろいろ関係の本を読みましたらアレルギーのようです。何のアレルギーか検査を受けないと詳しくは分かりませんが、薬も過敏症ですぐに湿疹が出たり、ほこりだらけのところではすぐに咳き込みますし、化繊の下着や化粧品はかゆくなります。このところのPM2,5の影響もあるように思われます。早く黄砂も微粒子も飛んでこない空気が綺麗な時期になってほしいものです。