創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

つまみ絵

2010-07-31 17:18:28 | Weblog
つまみ絵

  「萩と蟋蟀」

薄絹をピンセットで摘まんで萩の花をつまみ絵にしました。

萩のつぼみは小さくて零れ落ちそうな感じです。


熱中症があちこちでニュースになっております。

今夏は殊の外厳しい暑さが続いており、外では蝉しぐれ、クーラーの
効いた室内でつまみ絵をして過ごしています。

写真 煎茶道

2010-07-24 18:29:13 | Weblog
カメラ散歩

  煎茶の道具

小川流煎茶の先生をなさっている友人宅の「夏のお点前」にお招きいただきました。
 
昨年秋10月に伺った時と違ってお道具が夏らしく凉げなガラス製に変っていました。

ガラス製の急須の中に茶葉を少し入れ、その上から水を注ぎ入れます。

その間に、お道具の清めから一巡の作法が終わる頃に茶器に一滴のお茶が注がれます。
甘い一滴のお茶とお菓子を頂き、至福の時が静かに流れます。

心を込めて入れていただくお茶、その甘くて渋いお茶の一滴に感激しました。

一服のお茶が心を落ち着け、優しい気持ちになります。
日頃もこの心を見習ってゆっくりと入れて、お茶を楽しみたいと思いました。

手芸 マクラメ と 苔玉

2010-07-11 10:10:21 | Weblog
手芸 マクラメ と 苔玉

マクラメのハンキングバスケットを作り、手製の苔玉にポトスと折り鶴ランを
植え込み飾ってみました。   夏らしくて涼しげです。

マクラメはアラビア語で房飾りや組ひもを意味する「ミクラス」からきている
そうです。
はじめに作品の出来上がりの四倍くらいの紐を用意して編み始め、色々な決まりの
編み模様を入れて編んでゆきます。


演奏会鑑賞の待ち時間に立ち寄ったホテルの画廊で素晴らしい
中国人の水墨画に出会いました。
パリ在住の Chen Jiang Hong (チェン・ジャン・ホン)という画家の個展でした。
墨と油彩を使って蓮や竹をテーマに描かれた絵は墨独特の濃淡、滲みやぼかし、
飛沫と大胆な迫力ある素晴らしい絵の数々でした。
迫力の中にも温かみがあって吸い込まれそうになりました。
大いに刺激を受けて中国の水墨画を描いてみたい衝動に駆られました。

墨遊 俳句

2010-07-02 16:26:15 | Weblog
墨遊 俳句

Kの俳句二句書く

 古稀過ぐや今年も片蔭拾ふ頃

  梅雨の最中なのに真夏日が続いている。若い頃は肌を焦がすために
  日照を求めたものだが、随分前から建物の蔭を選んで歩いている
  ことがしばしば。加齢には勝てない自分を見出す思いだ。
  
 心停止なきは死でなし蟻地獄

  臓器移植が今や日常的に行なわれているが、脳死を以って死とすることが
  移植の前提になっている。死の概念や定義は人により異なって然るべきで、
  個人的には心肺停止が自然と考える。


検診で病院に行きました。
最寄駅から病院まではバスがピストン運転をしています。
病院の入口を出て少し坂を下ったところにバス停があります。
バスは停留所から乗車した客を乗せ、病院の入口の前を通過して最寄り駅に
向います。

発車しかかっていたバスに向って入口から駆けてくる人がいました。
以前、私も同じように発車寸前のバスに手を振って駆けたのに乗車できず、バスは
目の前を通過して行きました。運転手からは駆けてくるのが見通せた筈です。

私は「どうか乗せてあげて」と心から願いました。
運転手さんは閉まっていたドアを開け、その人を快く乗せてあげました。
車内の雰囲気がいっぺんに温かくなった気がしました。
病院の乗降客は患者さんや家族か、見舞客ですから、ちょっとした気遣いでがあって
いいのではと思いました。こんな優しい運転手さんがいて下さると有難いです。
私は嬉しくなり、思わず運転手さんに「有難う」と言って降りました。