水墨画 水仙

水墨画

　　自画　色紙「水仙」

あちこち転居するたびに買って増えた水仙が次々と時期を変えて庭に咲いています。

水仙は葉が黄色くなっても葉を取らないことが沢山咲かすコツと言われていますが
今まではつい見苦しくなって葉を刈ってしまっていました。
最近は手が行き届かなくなったせいか直ぐに葉を整理しないのでよく花をつけています。
パンジーなどは枯れた花は早く摘み取らないと次の花がよく咲きません。
子育てと同じでそれぞれの特徴を見据えて接することをガーデニングを通じ教わります。

つまみ絵

つまみ絵

　　「沈丁花」

　沈丁花の花をつまみ絵にしました。

東日本大地震による巨大津波で沢山の方々が被災され一週間が経ちました。

寒い中、暖もとれずに苦しい避難生活を送っておられる方々に早く生活物資が
いきわたるよう祈っています。
また原発の問題も早く解決して平安な日々が送れるよう心から願っています。

対岸にいて何もできないことをもどかしく思います。
せめてささやかでも募金をして、節電に心掛け、平凡な日々が送れる幸せを
感謝して、一日でも早い復興を祈っています。

墨遊 水墨画

墨遊
　　　水墨画「寒椿」

今年の冬は殊の外寒い毎日です。
こちらでは大雪で二度積雪を見ました。
寒さにもめげず寒椿が雪間から美しい花姿を見せてくれました。

昨日は三陸・太平洋沖を震源とする巨大な地震があり、沿岸各地では
想像外の津波に襲われました。
今日になって次々と報道される被害が広範囲におよび、沢山の
方々が被災され心が痛みます。
取り残されておられる方々も一刻も早く助けられますように
お祈りしています。

墨遊 俳句

墨遊　俳句

Ｋの俳句二句書く

　白梅のこぼるるほどに花をつけ

　　梅の季節。紅梅がやや盛りを過ぎて、白梅が馥郁とした香を放っている。
　　白梅は清楚ではあるが淋しくもあり、紅白が咲き競ったればこそ梅林は華やぐ。
　　同じ梅でも庭の梅干し用のものは、今は蕾が膨らんで開花の準備中。

　菜の花の和えもの添へて昼の膳

　　スーパーの野菜コーナーでは春の彩が目を楽しませてくれる。特に、菜の花の
　　可憐な黄色は春の象徴である。料理は目で食べるというが、菜の花は春の食膳を
　　盛り立てる名脇役である。旬の食材は栄養満点であり、大切にしたいものだ。


先日の暖かい日の昼下がり、奈良の片岡梅林に散策に出かけました。
白梅や紅梅がほのかに香り、カメラを向けると鹿がじーとポーズを取ってくれました。
生憎浮見堂は工事中でしたが、猿沢の池では柳の下近くで甲羅干しの亀の大群に出会い
ました。
奈良ではお水取りが終わらないと春が来ないと言われていますが、自然は正直に
それぞれ春の準備に向かっているようです。