創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳句

2012-06-29 21:40:44 | Weblog
墨遊 俳句

  Kの俳句二句書く

 湯に浸かり独り聴きゐるほととぎす

  サンデー毎日の中にも何やかやと結構多忙な日もある。
  雑事を終えてホッと湯船に首まで浸かっていると「てっぺんかけたか」の
  鳴き声がした。ほととぎすである。5月に入ったころから朝や夜になると
  遠く近くで特徴のある声を耳にするが、一度も姿を見たことがない幻の鳥
  である。近くの里山からの来訪であろうが何故か親しみのある声に
  癒される。

 命より目先の利益七変化

  関西電力の大飯原発再稼働の作業が始まった直後の株主総会では、大株主の
  大阪市や近畿自治体などからの「脱原発」の提案は否決された。
  無論、大勢を占める株主の立場にしてみれば株価の値下がりを懸念した結果
  と思われるが何とも嘆かわしい限りである。
  今こそ原爆被爆国として「原発廃絶」を基軸に据えての国家100年の計を
  構築する絶好の機会との発想があれば国を動かす契機になったものを。
  原子力の平和利用はあり得ないことを銘記すべきである。
  何より、「命あっての物種」を忘れてはならないのではなかろうか。


 
  初めて関東の落語家・立川談春の独演会に行きました。
  (関西の落語家の寄席には何度か行きましたが、、、、)
  会場はほぼ満席で、意外に若い人が多く見受けられました。
  落語は関西弁と違ってテンポが速く40代のエネルギッシュで元気いっぱい
  巧みな落語で魅力的な方でした。
  チケットがなかなか取れないとか なるほどと頷けました。
  関西と関東の方の笑うところが少し違っているように思いました。
  久しぶりに笑ってストレス発散。楽しいひとときでした。
  
  
 

写真 水滴

2012-06-22 11:57:55 | Weblog
カメラ散歩
     
  
 
 
 

先日、某デパートの陶芸の個展に立ち寄りました。
 どれも淡い色彩で草花の素朴な風情が描かれていてとても魅了されました。
 その中のユニークな形をした可愛らしい「水滴」(書道用具)に目が止まりました。 
 底部は円形で上部は四角形で掌にほどよく馴染み温かな感触が気に入りました。


 絵付けは和紙染と言う独特の技法でつゆ草が描かれており、鉄絵具の落ち着いた渋い色合いが
 素敵な水滴です。作家は肥前 「日の隈窯」の 勝田文博氏といわれ、偶然にも会場で
 お目にかかることが出来ました。一見サラリーマン風の紳士で、お話していると温厚なお人柄の
 ように見受けられ、作風にも人となりが滲み出ているような印象でした。

 
 書道を嗜む者には文房四宝の他に大事なのが水さしです。
 水さしにも色々ありますが、急須型の水注(すいちゅう)、匙付きの器は水盂(すいう)
 注ぎ口の付きだした器(水滴)などがあります。
 静かに硯に一滴を注ぐ時が心落ち着き言い知れぬ楽しみです。
 
            

 

 「明窓浄机」

 明るい窓辺に机を置き、文房四宝をそろえ香を炊き、茶を喫み、花を愛で、文人墨客の
 境地を味わいたいものです。この水滴はこれからの私の大切な友として重宝します。

洋裁 ブラウス

2012-06-15 14:44:07 | Weblog
洋裁 
  
 ブラウス 

久しぶりにミシンに向かいブラウスを縫いました。
若い人のようなチュニックは着れませんのでせめてコットン100%の
好きな布地で縫ってみました。

朝の連続ドラマ「カーネーション」の影響でミシンを使う人が増えたとか?

洋裁の生地売り場には若い人も増え、いい傾向だと思います。

今は何でもすぐに手に入りますが、手作りの魅力はその工程の楽しみや
完成した時の達成感が嬉しいものです。



写真  煎茶道

2012-06-08 12:04:47 | Weblog
カメラ散歩

 先日小川流煎茶の先生のお宅にお招きをいただきました。

 四度目の煎茶のお点前ですが、季節によって趣の異なる茶器を愛でての楽しい
 ひとときでした。

 涼炉の上にボーフラを置いて温め、小さな湯呑にほんの一滴の甘露のお茶。
 甘くて美味しいお茶とお菓子を頂き至福のときを過ごしました。

 江戸時代の文人墨客の文化の愉しみ。優雅な時間が流れ、忙しない現代人こそ
 味わいたい楽しみです。

 いつも思うのですが、煎茶の美味しい入れ方を見習いたいものと思います。
 茶葉を入れすぎないことと急ぎすぎないことを守らねばと、、、反省しています。

水墨画 藤の花

2012-06-02 20:17:18 | Weblog
水墨画

 自画 「藤の花」
 
 昨日は国立国際美術館へ行ってきました。

 ゴッホの時代から現代美術までの沢山の芸術作品にふれ、おおいに刺激を受けて帰りました。

 思わぬ素材の選択や幅広い作品が大変見応えがありました。

 レゴやサイコロをたくさん積み上げた造形作品や実物そっくりの人物像にハットさせられたり、
 どのようにして撮影したのか?考えさせられるような写真の数々、人間の想像力の豊かさを
 再認識しました。