墨遊 俳画 2007-03-26 09:48:21 | Weblog 墨遊 俳画 色紙「さくら」 あちこちでさくらの開花が聞こえてきますが もうすぐ奈良公園や東大寺近くも美しいさくらに彩られる ことと思います。 Kの俳句を添えてさくらを描きました。 「大佛の在はす辺りはかすみをり」
墨遊 俳句 2007-03-22 12:58:03 | Weblog 墨遊 俳句 Kの俳句二句書く 啓蟄の鹿の陣取る南大門 啓蟄の古都奈良の光景。 興福寺の南大門跡に鹿が群れ集っていた。 鹿せんべいには見向きもせず草の 新芽を長閑に食んでいた。 奈良晒一刀彫や春の雨 奈良町を散策して特産品の店をのぞいた。 一刀彫の雛人形の袖の煌やかな金箔と濃い緑が目に沁みた。 春の雨が優しい日だった。
つまみ絵 2007-03-19 08:00:22 | Weblog つまみ絵 ブローチ「ミニ薔薇」 つまみ絵でブローチを作りました。 ビロードの黒いブラウスに付けて見ました。 薄絹の赤をたたんで何枚もあわせて、薔薇の花びらを 作り、葉っぱと一緒に組み立てて台に貼りました。 いつも色紙などにつまみ絵をしていますが、こうした 実用品も楽しいものです。
墨遊 俳画 2007-03-15 09:09:28 | Weblog 俳画 色紙「櫻」 Kの句を添えて いかなごの釘煮なつかし須磨明石 今年も明石の友人から「いかなごの釘煮」が届きました。 懐かしい味です。 暖冬の影響で櫻の開花も早まると言われながら、寒の戻りで 例年の開花になりそうだとのこと。櫻もとまどっていることでしょう。 今春早々は京都の美術館で出品の展覧会があり、京都の櫻花を楽しむことが 出来そうで今から楽しみにしています。
表装作品集 2007-03-12 12:58:00 | Weblog 軸装 日本画「櫻見物」 古くから家にあった日本画を汚れをとり修復しました。 絹本なので修復も楽に出来、みごとに美しく甦りました。 軸の裂地は金色の地に櫻の地模様でこの絵にはぴったりです。 今年の櫻は例年より開花が早いと言われていましたが、また寒さが もどり例年の開花になりそうだとのこと。 散るまでの期間が短いため人の世のはかなさを櫻花に投影して、古来 人に愛されてきたのでしょうか。
墨遊 俳画 2007-03-08 17:41:37 | Weblog 墨遊 俳画 色紙「菜の花」 俳人E先生の句を添えて 蝶一つ単線海辺走り行く 菜の花というと真っ先に 蕪村の句 菜の花や月は東に日は西に を思い出します。 花菜、花菜風、花菜漬、アブラナの花。 今年は暖冬で、近くの川の土手にも早くから「菜の花」が いっぱい咲いています。 八百屋にも菜の花の小さい束がたくさん売られています。 湯がいて「からし醤油」でいただいて、春のあおりを 楽しみました。
表装作品集 2007-03-05 18:04:44 | Weblog 軸装 中国人作家 孟流作 「桃と薔薇と小鳥」 デパートの中国物産展で購入した絵です。 どのような画家なのかは全く知らないのですが、絹地に 桃の木にとまった小鳥と白い薔薇がとても美しく描かれて います。 絵が素適だったので軸装にしてみました。 モスグリーンに白い地模様がある落ち着いた裂地を使用 しました。 柱はやや細くしてコーナーにも掛けて楽しめるように 軽やかに仕上げました。
墨遊 俳画 2007-03-01 08:20:57 | Weblog 俳画 色紙「流し雛」 E先生の俳句を添えて描きました。 流さんと雪代水に雛を置く 三月三日は雛祭り。女の子の居る家では雛人形を飾ってお祭りをします。 菱餅、白酒、桃の花、、、。 過っては私のため、娘のためにとお祭りをしましたが、 娘も巣立ってゆき、今はその娘のためにお祝いする、人生の流れを感じます。 流し雛は雛を河川や海に流して一家の災厄を払うという信仰によるものとか。 何時の世もみんなが幸せになってほしいものです。