創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

表装作品集 額装

2011-06-25 11:03:01 | Weblog
額装 
    梅 

友人に頼まれ「梅」の日本手拭いを額装にしました。

本紙を千石と厚手の薄美濃紙で二度裏打ちしました。

どんな本紙でも利用できるように縦横関係ない裂地模様の裂地を
探しました。

したがって額は縦にも横にも使えるようにしました。

友人はとても喜んでお正月が楽しみだといってくださいました。
私も嬉しくなりました。

写真 伊勢神宮 月次祭(つきなみさい)

2011-06-18 12:45:57 | Weblog
写真

 「伊勢神宮 6月 月次祭」

伊勢神宮に参拝に行ってきました。
内宮は何度もお参りしていますが、外宮には中々お参りする機会がありませんでした。
今回は先ず、外宮を参拝してから内宮へお参りすることにしました。
宇治山田駅に着くと雨がしとしと降っていました。


外宮の鳥居の前に午後二時近くに着きました。
カメラを持った人たちや警備の方々がおられ何があるのか?と思いました。
16日は神宮の三節祭の一つ、由貴朝大御饌祭(ゆきのあしたのおおみけさい)月次祭(つきなめさい)だと
いうことが分かりました。
しばらくすると警備の方の先導で傘をさした神官、神宮祭主の池田厚子さまの純白と赤いお召し物の御姿が
鳥居からお出ましになりました。思いがけず、今上天皇のお姉さまの池田厚子さまを間近でお目にかかれて
感激いたしました。雨で足元の悪いなかを行列は粛々と遠ざかって行くのを見送りました。

6月と12月の月次祭と10月の神嘗祭が三節祭とのことを知りました。


 
                        

外宮の参拝ののち、別宮の月夜見宮、倭姫宮、月読宮を順次お参りして内宮へと進みました。
別宮はどこも樹木が生い茂り静かで清々しい聖地といった感じでした。
自然のなかで身も心も清らかになる気がし、まさにパワースポットと言われるのも頷ける気がいたしました。

写真  平城宮 東院庭園

2011-06-10 13:48:43 | Weblog
カメラ散歩

 平城宮 東院庭園

  東院庭園は平城遷都1300年に向けて復原された大極殿の南東に位置していますが、これは「続日本紀」に見える
 「東院」に当たることからこう呼ばれています。
  
  昭和42年に庭園の遺構が見付ってから、平成7年から12年にかけて東院南門、中央建物、平橋・反橋などが復原され
  ましたが、同時期に池や隅楼のほか曲水の発掘調査もなされました。
  称徳天皇は、この近くに東院玉殿を建て宴会や儀式を催していたとのこと。
  
  ボランティアガイドの方の案内で念願の名勝見学が叶いました。
  

  
                           

  池の周りの樹木は発掘で採取された植物遺体を分析してその種類の樹木を植えられたそうです。
  現在は池の水は引いて循環しているようですが、曲水の宴を貴族が楽しんだであろう往時の様子が偲ばれます。
  和歌を一首したためた短冊を水に浮かべて流す風流な遊びをした古人の優雅な情景に想いを馳せました。
  また、池の北岸には石で組まれた築山が池面に影を落としていますが、我が国最古の石組とのことです。


墨遊 俳句

2011-06-03 09:06:45 | Weblog
墨遊 俳句


Kの俳句二句書く

 余り苗隅にまとめし植田かな

   田園は日本の原風景の典型であり郷愁をそそるが、田植えのこの時季が
   殊の外風情があっていい。就中、昔ながらの手植えが懐かしい。
   田植え機による植え付けはでスピーディで整然としているが、画一的で
   味がない。苗のまわりに雨の輪が無数に消えては現れる梅雨時の表情は
   美しくも何故か哀愁を感じる。

 子燕の合唱しばし駅構内 

   燕の巣づくりが盛んである。番いの親鳥が入れ替わり餌をせわしなく
   運ぶ光景は微笑ましい。親の気配に黄色の口をいっぱい開けて騒ぐ声
   が駅のホームに満ちている。暗い世相に仄かな温もりをふと感じた。 




 近くで田植えが始まりました。

  いまどきは珍しく一本一本手で植えておられ感動しました。