創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

つまみ絵

2006-06-29 11:53:32 | Weblog
つまみ絵

色紙「紅蜀葵」

夏らしい鮮やかな赤い花。
アオイ科フヨウ属の多年草。
葉が紅葉に似ているので「もみじあおい」と呼ばれる。
良く似た花にフヨウ、トロロアオイ、オクラ、ムクゲなどが
ある。

花びらはふっくらと摘む。

墨遊 俳句

2006-06-28 10:56:01 | Weblog
墨遊 俳句

短冊 Kの俳句二句書く

 「打ちおろす鍬に跳びのる青蛙」
   
   畑仕事の最中、勢いよく鍬を打ち下ろし
   たとたん小さな青蛙がチョコンと鍬の柄
   に跳びのった。慌てふためいた動作が
   可愛らしくも安らぎを与えてくれた。

 「梅雨滂沱みたらし団子まるめれば」

   孫が来るのでみたらし団子を作っていた。
   上新粉と白玉粉を合わせたものに潰した
   豆腐を加えて耳たぶの柔らかさに丸めて
   いると、激しい雨音も耳に入らなかった。
   
   

つまみ絵

2006-06-27 13:46:48 | Weblog
つまみ絵

短冊「鬼灯」

先日、刺繍の「鬼灯」をブログに載せました。
今日はつまみ絵の「鬼灯」を載せます。

鬼灯の中の実は画用紙で丸く切り、綿をのせて
包みました。
外側は薄絹をふっくらと摘みました。

ЯRiekoさま

コメント有難うございます。
いつも見て下さってうれしく思います。





表装作品集 朔太郎 詩

2006-06-26 07:42:28 | Weblog
軸装

拓本 萩原朔太郎の詩

わが故郷に帰れる日
汽車は烈風の中を突き行けり
ひとり車窓に目醒むれば
汽笛は闇に吠え叫び
火焔(ほのほ)は平野を明るくせり
まだ上州の山は見えずや

拓本の素朴さを出す為に、伊勢絣のきれを
使用して軸装しました。
平凡になるので、本紙を詩に合わせてカット、
柱の横に赤い線を縦に入れアクセントを付けました。





墨遊 俳句

2006-06-22 18:10:53 | Weblog
墨遊 俳句

短冊「俳句」Kの俳句二句書く

 「車座の寄合たのし額の花」

   雨に濡れた額紫陽花は美しく誇らしげだ。
   無数の小粒の萼が密集した中央部を額縁
   のように取り囲む飾り花は、恰も車座に
   なって談笑する人々の輪のようだ。

 「赤道の真下の旅や梅雨渦中」

   数年前、観光でシンガポールを旅した。
   高層ビルの林立するオフィス街の傍らでは、
   多民族の精力的で活気ある生活を垣間見た。
   梅雨最中の日本を逃れての常夏の旅だった。
   

表装作品集

2006-06-20 14:21:30 | Weblog
額装

「隈取」

歌舞伎を見た折に購入した日本手拭を
額装にしました。


荒事という演技があってそのメーキャップを
隈といい、目やほほや額に筋を描き、力を入れた時の
血管や筋肉を強調して表現しています。
緑色の生地に赤い隈取が面白いと思いました。