創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

つまみ絵

2006-02-28 20:42:07 | Weblog
つまみ絵

色紙「朱竹」

招福朱竹をつまみ絵にする。

竹の葉は まるつまみ という つまみ方でつまむ。
竹の幹はなかなか難しい。
新聞紙をかたく巻いて、竹の節はその上から紙粘土で厚みをつけて、赤く色を付ける。
最後に仕上げのラッカーを塗って朱竹となる。

表装作品集

2006-02-27 18:29:56 | Weblog
軸装

「東大寺大仏開眼1250年」

古都奈良では平成14年10月に「大仏開眼1250年慶讃大法要」が盛大に
営まれました。その時の「散華」を軸装にしました。

大法要に相応しく、赤金のテープを使って華やかにしました。

散華は厚みがあるのでタペストリー風にし、切り込んで貼る手法で
軸装にしました。

今にも団伊玖磨作曲の「盧舎那仏讃歌」が聞こえてくるようです。

つまみ絵

2006-02-25 12:32:59 | Weblog
つまみ絵

色紙「つわぶき」

黄色の花が庭先を明るくしてくれます。
今まで、じーとこの花を観察することがなかったので、
細かいところの発見がありました。
どんな花でもそれなりに綺麗ですね。

墨遊

2006-02-24 17:32:46 | Weblog
墨遊

短冊「俳句」

Kの俳句を二句書く

「春愁や南朝皇居の厨跡」
   吉野の賀名生梅林近くの賀名生皇居跡(後醍醐天皇を匿った
   民家)で詠む    
   
「水取や伽藍を朱(あけ)に大松明」
   東大寺の修二会のハイライト

表装作品集

2006-02-21 18:20:56 | Weblog
軸装

掛軸の修復 「お雛様」

友人から95歳のお母様が大事にされていた古い掛軸の修復を頼まれました。
70年ほど経つので天、地の裂地、風帯もぼろぼろになっていました。
本紙のお雛様の絵も長年の汚れで薄茶色に変色していましたが、
絹地の為やりかえが可能でした。
埃を取り、裏から霧を掛け、総裏の紙をそっと外しました。
絹の本紙の汚れを取り、新しく裏打ちをして、
お雛様らしい可愛い裂地で切り継ぎをしました。
また、赤地の金襴を一文字にしたので軸全体が華やかで一層
可愛いらしくなり、大変喜んで頂きました。
今年の3月3日には床の間に飾られて、お母様と皆様お揃いで
和やかな宴が開かれることでしょう。



表装作品集

2006-02-18 12:23:31 | Weblog
額装

 
「サクラダファミリア」
 
ガウディの美術ハンカチを額装にする。

内容を引き立たせるために、あえて明るい裂地を使用しました。
小さな時に着ていた着物の裏地の赤を使ってみる。
するとスペインの綺麗なブルーの空と良くマッチしたように思う。
着物地は幅が狭いので、幅は突合せで二度接ぎをしました。
これがなかなか難しいが楽しい仕事です。


表装作品集 遊墨

2006-02-17 21:03:37 | Weblog
表装作品集  遊墨

軸装 

自分の書を表装する。

一文字には紺地に金の裂地を用いる。
本紙と柱の間にも一文字と同じ裂地で縦に細い線を入れて、
本紙の書を引き立たせる。

洗竹澆花興有餘 (顧况)
   「竹を洗い花にそそぎ興あまり有り」