創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨遊 俳画

2008-09-26 13:38:01 | Weblog
墨遊 俳画

「曼珠沙華」

Kの俳句を添えて 曼珠沙華の絵を描く。

 パレットに秋の色溶く一日かな

畦道や原っぱに曼珠沙華が咲いている秋の日、平城遷都1300年
記念第一次大極殿正殿復原特別公開を見に行きました。
(平成22年完成で今回が復原工事公開の最後の機会でした)

元明天皇によって和銅3年(710)藤原宮より遷都し、783年
長岡京に都が移るまで首都として日本の政治、経済、文化の中心地
だった平城宮跡に立ち、はるか昔に思いを馳せました。

この奈良に終の棲家を見つけましたが、悠久のロマン漂う古都にもっと
愛着と興味を持って勉強してゆきたく思いました。

表装作品集

2008-09-19 14:43:15 | Weblog
額装

自画「かぼちゃ」

かぼちゃ絵の水墨画を表装しました。

裂地はモスグリーンで細かい地模様のある緞子を使用
しました。

この額は組子でなく、最近多いフラッシュで作りました。
時間もあまりかからず、わりあい楽に制作できるのが
有難いです。

昨日、某大学での「高松塚古墳壁画の人物像の徹底分析」の公開講座
を受講しました。

過日、高松塚の壁画のハンカチを軸装にしましたが、人物の
服装や並び方、歩き方、持ち物(円翳、如意、払子、手鉾、毬杖、柳筥など)
に工夫が施されているとか。
講師によると、当時の優れた画家が中国長安に留学して帰って来てから
描いた絵のようで素晴らしく描かれております。
私が興味を持ったのは首に紐を付けた袋をぶらさげている姿です。
このものは茵褥(いんじょく)という座布団であったとか。
今まで人物の服装の色や持ち物くらいしか見ていなかったのですが、対象
を仔細に観察し想像力を働かせることの意味を教わりました。




表装作品集

2008-09-12 09:28:48 | Weblog
額装
 
水墨画 「貴婦人」

はじめ貴婦人を描く予定でなく、墨を付けた筆をおろしたら
思わず貴婦人の横顔になってしまいました。

最近は何かを見て模写のような絵より偶然を大事にしたいと
思って水墨画を描いています。

古代絓の真っ赤な裂地を使って表装してみました。


墨遊 俳句

2008-09-06 23:00:22 | Weblog
墨遊 俳句

 Kの俳句二句書く

  土作りをれば来てをり赤とんぼ

   暑さも和らいで畑仕事の最中、赤とんぼが
   もの珍しく頭上に舞っていた。
   穏やかな秋の夕暮れだった。

  秋天や赤きクレーンの弧を描き

   マンション建設現場風景。日本晴れの大空
   を大きく旋回するクレーンの赤色が陽光に
   眩い郊外の散歩道。


疎開先の小学校のクラス会に行って来ました。
一泊して先生を囲み旧友との」楽しい語らいでした。
24年ぶりに訪れた村は町に変り、大きな道路が出来、
すっかりようすが変っていました。
幼い時に友と川遊びやとんぼを追いかけた思い出が
甦ってきました。