創造のよろこび♪♪

書、表装、水墨画、つまみ絵、写真、洋裁など自分の創作活動を娯しんでいます。。。

墨游 俳句

2012-09-08 17:34:50 | Weblog
墨游  俳句

 Kの俳句二句書く

  震災の記憶あらたに初秋刀魚

   北海道、青森沖の生さんまが氷漬けにされていたのを買った。秋の旬の魚の代表格で、文字通り鋭利な
   刀さながらの姿は胸のすく感じだ。これから三陸沖を南下するにつれて脂がのるらしいが、食膳を賑わせて
   くれることだろう。ただ、秋刀魚を見て東北の震災を想いだしてしまった。魚に罪はないものの放射能汚染
   の風評が懸念される。漁師さんには申し訳ないが、口にするものだけに心配する人のあることも事実であり、
   やるせない。

  ならまちの名家に憩ふ残暑かな

   残暑きびしい中、久しぶりにならまちを散策した。「今西家書院をはじめて見学させていただいた。
   室町中期の書院造りの最も古い遺構を残している建造物で重要文化財に指定されている。
   書院造りは上段、中段、下段と部屋に段差が設けられいた。柱の面取りが室町時代の特色をあらわしている
   とのこと。
   高貴な人のための上段の間から庭の借景をながめて残暑を忘れた贅沢なひとときだった。
 

 評判の大和野菜を使った古民家の店に予約をして伺いました。
 中でも宇宙芋というまるで隕石のような芋(むかご)や紫のとうがらしやそうめんかぼちゃなどなど珍しい
 和の料理に舌鼓を打ちました。 
 奈良の古民家をうまく使って落ち着いた雰囲気の中で過ごすひととき、暑さをしばし忘れました。

 
 


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