墨遊 俳句
Kの俳句二句書く
啓蟄やまたも蠢く原発族
東日本大震災から今日で丁度2年が経過するが、復興は遅々として進んでおらず被災者の行く末が案じられる。
復興に関しては政権が代わっても予算措置はともかく目に見える特段の進展が見られない。特に、原発については事故
原因の究明も不十分のまま再稼働に向けての蠢動が始まっている。原発ゼロへの方向性はどこえやら、またも推進のた
めの安全神話づくりにやっきになっているのは噴飯ものである。
列島をベールで包む黄砂かな
今年も黄砂の季節がやってきたが、例年とは違い今年は微小な有毒物質がからんでいるとかでマスクの着用は必須。
経済成長著しい中国の工場の煤煙や自動車の排気ガスなどによる大気汚染が国境を越えて黄砂とともにやってくるの
だ。高度成長時代の日本の再現であるが、何とも厄介である。しかし、原発事故では世界的に迷惑をかけていることを
忘れてはならない。放射能汚染水の流出による海洋汚染、原子炉爆発による大気汚染は我が国の責任であることを。
今日は自治会の公園の清掃の日でした。空はなんとなく霞がかかったようでみんながマスク着用で公園の落ち葉を集め
ました。今年に入って中国の大気汚染の影響で黄砂に混じってPM2.5という厄介な物質が飛んできている上に花粉が春先か
らひどくなり三拍子揃っての春の訪れです。これから暖かくなって外出の機会が増えるのに外出を控えなければならなくなり不
自由なことです。震災から丸二年被災者のみなさんのことを思うと心が痛みます。みなさんが平安な日々が送れますように切に
願っております。
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