8月27日、大きなループを描く軌道がジュノを木星に近づけた。宇宙船が巨大な惑星の極を周ったとき、 JunoCam は、これらの最初の極地の視界を直接捕らえた。木星の北極領域(左)の日の当たる側は、ジュノの最接近の2時間前に、雲のトップから約 125,000 キロメートルで撮られた。南極領域は、接近の1時間後に、 94,500 キロメートルからとられた。良く知られた赤道領域を取り巻く明るい色の「ゾーン」と暗い「ベルト」が著しく異なって見える。極領域の雲が、時計回りにまた反時計回りに嵐のシステムを回転させて、より複雑にまた斑に現れている。ジュノのミッションの間に更に35回の接近通過が予定されている。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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<ひとこと>: 極から見た図でははっきりしないが、特に木星の赤道付近では緯度ごとに異なる雲の流れがあり(左図)、比較的明るい部分を「ゾーン (zones)」と暗い部分を「ベルト (belts)」と呼んでいる。