肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

高圧洗浄機でサバイバルゲーム

2010-06-21 12:54:25 | Weblog
高圧洗浄機でガレージの掃除をした。

冬の間にタイル目地やコンクリートの壁にコケが生え、
見苦しくなっている。

気候もよくなってきたし、まだそんなに暑くもない。
やるなら今だ。

濡れてもいいようにジャージの上下を着て長靴を履く。

車を移動させて、いざ、作業開始。

ガンの引き金を引くと、ノズルから高圧で水が出てくる。
体がよろけそうになるので慌てて両手でガンを掴む。

汚れた箇所に向かっって狙い打ちする。
水の当たった場所はみるみるうちにキレイになっていく。
す、すごーい。感激♪

操作にも慣れてきてだんだん上達してくる。

うふっ・・・
なんか、ライフルぶっ放すみたいで、
格好よくない~?

これって・・・・どこかで見たような・・・・・

そうよ!これはまさしく

元祖国民的アイドル、薬師丸ひろ子主演の







セーラ服と機関銃のワンシーンだわ。


水を噴射しながら「カ・イ・カ・ン」と呟いてみる(爆)


そこへやって来たのは、新聞代集金のおばさん。

今どき新聞代の集金?って思われる方もいらっしゃるだろうが
tenchan家では、新聞代だけは毎月集金に来てもらうのだ。

おばさんは私の顔を見、
視線を上下にうつした。
長靴にジャージの完全武装に、ちょっと驚いたようだった。

「毎度どうも、新聞代の集金に参りました。」


「はーい、少しお待ち下さい。」

お金を取りに家の中に入る。

おばさんは、その間、高圧洗浄機をじーっと観察していたようだ。
興味津々といった感じで質問する。

「こういうのって、買おうと思っててもなかなか買えないのよね。
本当にキレイになる?」

「ええ、すごくキレイになりますよ。ちょっとお見せしましょうか。」

私は、格好つけてガンを構え、汚れたタイルめがけて水を発射した。

「うわーホントだ。きれいになるね。
ありがとう。
うちも買うの考えようっと。」

おばさんは洗浄機の威力に満足して帰っていった。



夕方、日が落ちる前にガレージはすっかりキレイになった。

洗浄機のスイッチを切り、ガンやホースなどのパーツを片付ける。
同じ姿勢で水をかけ続けたのでちょっと腰にきたけど、
きれいになったんだもの、このくらいの疲労はへっちゃらだ。


しかし、汚れてもいいようにジャージを着たとはいえ、
かなり泥が飛び散っているわ・・・・。
髪の毛にも付着しているみたいだし、
すぐにシャワーを浴びようっと。

そのまま浴室に行き、鏡を見た瞬間、
私は凍り付いた。






顔が泥だらけ!Wow!


まるで、サバイバルゲームで顔に泥を塗ってカモフラージュする兵士のようだ。
違うのは迷彩服を着ていないことだけ。


なるほど新聞代集金のおばさんが、
変な顔をしていたわけだ。

今度作業する時はゴーグルでもつけないとね。