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肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

文字式は苦手

2012-04-03 14:10:48 | 自分のこと・思い出
算数から数学へ変わった時、
一番焦ったのは「文字がたくさん入っている式」が出てきたことだ。


今まで数字が主体だったのに、
xやy、aやb なんかがごちゃ混ぜになった、
あるいは文字onlyの式を
計算しなくてはならない。

それまで式というのは、
1+1=2みたいに
答えがバチっとでてくるものばかりだった。
なのに文字式は、答えも文字だらけ(当たり前なんだけど)で、
合ってんだか間違ってんだかよくわからない。

たまに、xに数を代入してみましょう、と言われると
とても安心したのを覚えている(笑)

そうこうするうち、
αとかβ、Σとか√ など、
アルファベット以外のものが登場し、
ますます分けが分からなくなる。

しまいに、
sがビヨーンと伸びたの ∫
串刺しのお団子 φ
逆さまなやつ ∀
裏返しのやつ ∃
など、どんどん色んなやつが登場してくる。

こうなるともうお手上げで、
それ以来、数学とは全く関係のない世界で生きてきた。

さて先日、
愛知県に住む甥っ子が県立高校に見事合格し、
実家でお祝いをすることになった。

愛知県は岐阜県と受験のシステムが違うので、
義妹のKちゃんに詳しく説明してもらった。複合選抜制度

まず、居住地区内の中で1群か2群を選ぶ。
群はさらにAグループとBグループに分かれていて
A、Bから1校ずつ選ぶのだという。

と、ここまでKちゃんが話したところで
隣りに座っていた次男

「お母さん、分かる?」

と聞いてきた。 

ううん、分からん。

「だろうな・・・・・いい?こういうことだよ。

ここにデザートのセットメニューがあるとする。
Aにはパフェ類、Bにはケーキ類。
で、Aからパフェを選んだら、Bからケーキを選ばなきゃならない。
いくら好きだからといっても、パフェ類を2個頼んじゃいけないんだ。

分かった?」

うん。そうやって具体的に説明してもらったら分かる。
要するに、岡崎高校刈谷高校を受けたくても、
どちらもパフェだから両方選べないってことね。

「その通り。っていうか、おばさんが説明した時点でちゃんと分かってよ。」

我が家の「女子会」 続き

2012-02-24 14:52:06 | 自分のこと・思い出
鞄売り場で品定めしていた義母が
ようやく気に入ったものを見つけ、
財布選びに没頭する私の方へやってきた。

「お義母さん、見て見てこの財布。とても使いよさそうなんですよ。
ファスナーが外側一つだけで、小銭入れの部分には付いてないの。
それでも落ちてこないんですって。
この黄色いのにしようと思って。どう思います?」

「あら、いいわね~。買ったらいいじゃない。
ちょっと待って。私もお財布欲しかったの。
今使ってるのがもうボロボロで、小銭入れの閉まりが悪くてジャラジャラ落ちてくるのよ。」

義母は良いと思った品にはお金を惜しまない人。

「この黄色、いい色ねぇ~。
でも、二人で同じ色ってのも困るわ。
じゃ、私、こっちのクリーム色。」

即決。

お財布二つ、御買い上げ。


暖房の効いた店内で歩き続けたせいで
三人とも喉が渇いてきた。

お茶でも飲みましょうか、ということになって、
選んだのは
ウェッジウッド・ザ ハウス オブ ティー

お紅茶とケーキのセットをいただきました。
ポットサービスなので、熱々のお紅茶が3杯楽しめました。

ご飯食べてなかったら、アフタヌーン・ティー・セットにしたかもしれない。

ところでね、ここのティールーム、
順番待ちの椅子がお店の前にないのよ。
出入り口から少し離れた廊下の方に並んでいるんだけど、
それがなんと、トイレの目の前。
ま、いいんだけどね、何とかならないのかしら・・・・・。
気にするの私だけかしら?
男子トイレの中から、エアータオルのゴォ~っていう音聞こえてくるのよね(笑)


デパートに半日いると、
時間をつい忘れちゃうね。
おじいちゃんと兄ちゃんがお家で待っているから
お土産買って帰りましょう。

お土産はね、
クリスピー・クリーム・ドーナツって決めてたんだ。
兄ちゃんが、食べたい、食べたいって
ずっと言ってたから。
オープンした時は○時間待ちって報道されてたでしょ。
あれから随分経ったから、きっと行列はそんなに出来てないでしょ。

と思ったら甘かった・・・・・。
なんと40分待ち。
40分待ってたら、夕食の時間に間に合わない。
ゴメン、今日は諦めて、隣のバウムクーヘンにするわ。
2箱買ったから、君、1箱独り占め食べしていいから。

「えー!ホント?俺、一人で1個食べていいの?」
風呂上がりにバウム丸食べした次男。
ご満悦でございました。


我が家の「女子会」 そしてやっと見つけたお気に入りの財布

2012-02-22 13:27:20 | 自分のこと・思い出
珍しく何も予定のない日曜日。
寒さが少し和らぎ、空も透き通るように青い。

洗濯物を干し終えた私に
義母が突然声を掛けてきた。

「ねえ、これからちび姫ちゃんと三人で
JR名古屋高島屋へ行かない?」

以前から名古屋の高島屋で買い物がしたいと、
義母は話していた。

ええ~!いいんですか。ちび姫も連れて行って。

というわけで、
義父と次男に「お昼ご飯は食べて下さいね。」
とお願いし、三人で出かけた。

ちょうどお昼時に着いたので、
まずはランチを食べることに。

どこも店先に列が出来ている。
どうしよう~。
でも、せっかく来たんだもの。
買い物の方に時間をとりたいから、
ちょっと高めだけど、ここにしましょう。
と、日本料理のお店に入ることにした。

普段外食する時は
カジュアルな雰囲気のお店ばかりなので、
ちび姫ちょっと緊張気味。

お料理がきれいに盛りつけられて
一品ずつ出てくる度に
「うわ~!」と、歓声を上げる。

お世話をしてくれた店員さんは
とても気の利く方だった。
ちび姫が左利きなのを見て
さりげなくお箸やスプーンの置き場所を逆にしてくれたのだ。
お刺身類が食べられない、と、義母が申し出ると、
「お任せください、他のものをお持ちします。」
と、快く受け入れてくれた。

「今日はなんだか、女子会みたいだね。」
デザートの黒ごまプリンを食べながら
嬉しそうに笑うちび姫を見て
義母も私も思わず頬が緩む。


さて、それじゃあまず
ちび姫ちゃんのものから買いましょう。
学校に着て行ってるジャケット、
袖の部分がすり切れそうになってるでしょ。
今年はまだ大丈夫だけど、
来年は着られないから買っておきましょう。

子供服売り場で選んだのは
鮮やかな色のダウンジャケット。
今まではピンクや水色を選ぶことが多かったが、
好みも変わってくるのね。

義母は鞄売り場で、普段使いの鞄を探していた。
私は、特に目的もなくぶらぶらしていたのだが、
お財布売り場で足が釘付けになった。

すっきり幸せ簡単片づけ術のごんおばちゃま
のところで紹介されていた
PELLE BORSA のお財布

見つけました。

ごんおばちゃまのところで見てから、
ネットで注文しようとも考えていた。
でも、目の前に実物があり、
実際に手にとって見られるなら、
それに越したことはない。

ファスナーを開けたり閉めたり
他の製品と比べてみたり、
お店の人がウンザリするくらい時間をかけて
選んだのがこれ。



プラントグッズ3401

風水的に黄色っていい?お金が溜まる?(笑)

いえいえ、それだけじゃないのよ。
この色を選んだのには他にも理由が

以前、「お財布無くした!」騒ぎの時にこちら
黒色の二つ折り財布を車中で落とし、
車のゴムマットと色が同化して
気付かなかったことがあった。
その失敗から、
お財布は鞄の中でさっと取り出せるよう、目だった明るい色がいい。
買い換える時は絶対にそうしよう、と思っていたのだ。

ファスナーを全開にしたのがこちらの画像。



真ん中部分、パカッと開いているのが小銭を入れる場所。

え?小銭入れにファスナーがついてないの?
と、思われるかも。

そう、この財布の一番の特徴は
小銭入れがアッパッパなところ。
それなのに小銭は財布の中でバラバラに散らばらない。
なぜなら、
小銭入れの縁から外側ファスナーまでの長さが
小銭の半径より短いから。
万一財布が鞄の中で逆さになっても
ひっくり返せば小銭は元に戻る、というわけ。

一般的な長財布は
ファスナーを開け、小銭を出すのにまたファスナー、という作りになっている。
でも、PELLE BORSA のこのシリーズは
外側ファスナーを開けるだけで
札も小銭もカードも取り出せるのだ。

もちろん、現金も小銭もがっちり持っていたい、という人は
マチ入りでダブルファスナーのタイプが安心ですね。

ちなみに持ち歩き現金2万円以下のtenchanは、
こちらで十分でございます。(爆)





祖母の着物

2012-02-20 14:25:50 | 自分のこと・思い出
着付けを学ぶようになり、約一年が経とうとしている。

習いたての頃は、
引出しを開けて手にした物を、ザザッと引っぱり出し、
小物は毎回同じ物。
色合わせも何も考えずに持って行ったのだが、
近頃少し欲が出てきたのだろうか。
次のお稽古にはどの着物を持って行こう、
帯はどれを合わせよう。
帯揚げと帯締めは何がいいかしら?
と、前日にあれこれ選ぶのが楽しくなってきた。

お稽古に通っていることは
実家の母にも知らせてあった。

綺麗に着られたかどうかは別として、
とりあえず袋帯は一人で結べるようになったよ。
今度、お母さんにも「コツ」を教えてあげるね。

なんて、浮かれて電話したものだから、
母は相当嬉しかったようだ。
だって、私ったらそれまで着物着るっていう時は、全部母にお任せ。
でくの坊みたいに突っ立ったままで、
巻き付けてもらっていたんだからね。

そんなんだから、
お正月に実家に帰った時、
母がいきなり「これ、持って行って~!」
と、箪笥から引っぱり出してきたのには
「どうしよう・・・・・仕舞うところないわ。」
と、一瞬焦ったが、
そうだ、お稽古の時に着られるじゃない、ラッキー。
と、ちゃっかりもらうことにした。




淡いベージュ色の「あられ小紋」と、
一度も締めたことのない袋帯。

もともと祖母が着ていたのを、母が譲り受けたのだそうだ。



和裁が得意だった祖母は、着物を全て自分で仕立てていた。

私が結婚する時に持たせてもらった着物は、
殆ど祖母が縫ってくれたものだそうだ。

祖母はどんな思いで、
嫁ぐ孫のために一針一針縫ったのだろう。

それなのに、
「箪笥には着物を入れるスペースが少ないから。」
「自分で着られないから、宝の持ち腐れになる。」
など、何やかんや文句を言いった挙げ句の果てに、
「着物はこれ以上要らないってば。」
と、もっと持たせようとした母に釘を刺したような気がする。

若気の至りだな~と深く反省。

実際、嫁して20年というもの、
着物を着る機会は
結婚式やお宮参りくらいで、
袖を通したことは数少なかった。

しつけ糸で綴じたままのものも何枚かある。

でもね、祖母が手縫いしてくれた、というのを聞いてしまっては、
宝の持ち腐れなんかにしちゃだめだ、と思い直した。

着付けの手順も随分覚えて、
帯を締め上げるまで、
だいたい30分くらいで出来るようになった。

裾を合わせ、お端折を整え、衿を合わせる。
絹が擦れる度、祖母の息づかいを感じる。

着付け教室のお仲間にも、
「素敵な着物と帯ねぇ。」と、褒めていただいた。

ありがとうございます。これ、祖母が縫ってくれたものなんです。

誇らしげにそう答える。

おばあちゃん、ごめん。
生きているうちに
着物姿をもっと見せてあげればよかった。
でも、これから練習して
ちょっとしたお出かけの時に、ささっと着ていけるよう頑張るから。
そして、ひ孫のちび姫にも譲れるよう、
もらった着物大切にするからね。

久しぶりの更新

2012-02-10 14:15:30 | 自分のこと・思い出
2月になってさすがに寒くなってきましたね。

岐阜市でも先週と今週、どっちも水曜日に雪が降りました。

先週は夕方6時くらいから吹雪のように降り始め、
あっという間に道路が真っ白になってしまいました。

ちょうど灯油を買いに出かけたのですが、
大通りに出たら大渋滞。
いつもなら車で5分くらいで行けるスタンドに
辿り着いたのは20分後でした。

その間も雪は降り積もり
申し訳ないけれど、塾の予定をドタキャン。
一応スタッドレスタイヤにはしてあったんだけどね、
雪道の運転は苦手。
万一事故を起こしたら大変、ということで
お休みさせていただきました。

さて、2006年2月にブログを始めて、丸6年が経ちました。
専業主婦だったあの頃、
毎日焼いたパンの画像を載せたり、
お弁当の記録をつけたり、
ほんと、マメにやってたなぁと自分ながら感心します。

仕事を始めて余裕が無くなり一旦お休み。
再開した後は
ぶっ飛びお笑いブログに大変身し、
近頃ではツイッターであれこれとつぶやいています。

ブログねたになりそうなことを抱えつつも、更新ままならず。
そんな拙ブログに、毎日足を運んで下さる方々がいらっしゃるのですね。
訪問者数が安定していることに感謝します。
今後もマイペースで書いていきますので、よろしくお願い致します。

さて、ブログにコメントを初めて書き込んで下さったのは
London徒然草のばくさんです。
ロンドン時代のリアルお友達で
ばくさんに勧められてブログを書くようになったんですよ。

そして2番目にコメント入れて下さったのは、
くじらぐもさん(残念ながらブログは閉鎖)でした。

くじらぐもさんもブログを始めたばかり。
そしてなんと同い年で、子供が三人ということも共通点。
コメントを差し上げたりいただいたり、大切なブログ仲間の一人となりました。

写真を撮るのがご趣味という彼女のブログには
いつも素敵な写真がupされ、
まるで絵葉書を見ているようでした。

去年、諸事情によりブログは閉鎖、お引っ越し先もまた閉鎖されたということで、
ブログでのやり取りはなくなってしまいました。

お元気かしら?
体調は大丈夫かしら?
たまにはここに遊びに来て「tenchan~またアホなことを書いて。」と、
パソコンの前で笑っているかしら?
なんて、そんなこと思ったりしています。

それでもね、ふと寂しくなって
くじらぐもさんのところでお見かけした
むーちゃんさんのブログにこの間遊びに行ったんです。
ひょっとしたら、くじらぐもさんのホンワカした空気がそこにあるかもしれない。
できれば触れてみたいって。
で、あまりの懐かしさにコメントを入れたら、
むーちゃんさん、ちゃんと覚えていて下さいました。
それ以来、時々遊びに伺ってます。

と、ここまでが長い前置きでして、
本題はこれから。

むーちゃんさんのブログで紹介されていた
ごんおばちゃまの暮らし方を見てきたんです。
ごんおばちゃまは、【すっきり幸せ簡単片づけ術】という本を出版されていて、
一日30分だけ整理整頓に費やすことをモットーにしています。

本はまだ買っていないのですが、
ブログを読むだけでもごんおばちゃまのコンセプトがよく分かります。

私自身、掃除は嫌いではなく、むしろ好きなのですが、
仕事があるということを言い訳にして、
平日は手抜き、週末にまとめて、という感じでやっていました。
でもね、1週間に一度の掃除って、結構部屋の隅に埃が溜まりませんか?
特に階段とか。

その日から決めたんです。
トイレと玄関と階段は毎日掃除するって。

続いてますよ~。
この三箇所を掃除するのにかかる時間は5分以内。
ね、これなら毎日でも続けられるでしょ。

毎日拭くから次の日に埃がない。
これは案外気持ちのよいことなんです。
なんだ、埃ってこちらから迎え撃てばやって来ないんだ、という感じです。

こんまり先生に続いてごんおばちゃまのテクニック。
この調子じゃぁ
すっきり片づいたtenchan家になるのも近い?
いえいえ、我が家には「とっとき魔」の夫がおりますので、
そうは簡単には参りませんわ。

そうそう、ごんおばちゃまのところで
素敵な財布を紹介していたんです。
PELLE BORSA
うーん、この話も書きたいけど、時間切れ。
また今度ね。

盛りだくさん、が苦手になってきた

2011-11-22 13:20:39 | 自分のこと・思い出
食欲旺盛だった若い頃、
外食するのは楽しみの一つだった。

特に、色んな種類の物が一度にいただけるバイキング形式のもの。
「元を取らなきゃ。」という使命感に駆られ、
前の食事を抜いてまで臨むこともあった。

だがここ最近、バイキングには足が向かない。
バイキングだけではない、
うどんもお寿司も揚げ物も、おまけに食後のデザートまで付いた
セットメニューが中心のお店にも
あまり行きたくなくなってしまった。

毎日の食事を預かる身としては、
「たまの外食」というのは、本当に助かる。
特に、夕方まで用事が立て込んでいて
料理する時間がなくなった時、
手軽に外食するのは気分的にも楽だ。

我が家のように年齢層がバラバラな場合、
コスパに優れ、メニューが豊富なお店になることが多い。

だが、いざお店に入って注文しようとすると
何を選んでいいのか迷ってしまう。

なぜなら、そいういう「品数の多いお得なセット」を頼んでも、
そのうちのどれかは、口に合わなかったり、量が多すぎて、
最後には食べあぐねてしまうからだ。

「これ、食べてくれない?」

無限大の胃袋を持つ次男に、それとなく勧めてはみるが
敵も然る者、
一瞥しただけで、

「いらん。」

と即答。

そして、
「まずかったからって、俺に振るなよ。」
と言いたげな冷たい視線を投げかける。

結局、不本意ながら食べ残してしまうことになり、
単品にしておけばよかったと、後悔することになるのだ。

この間も、あるお店で食事をしたのだが、
一人一本ずつ分けようと注文した串カツが、
豚バラ肉の、しかも脂多めの部位が使われていて、
半分食べたところで胸焼けを起こし始めた。
そして、とうとう自分が頼んだものすら残すはめに。

何もかもが味わえる、というスタイルは
何もかもが中途半端、に終わる危険性もあるのだなぁ。



義母は義母で、
「最近、外で食べるものがなくなってきた。」
と、嘆くようになった。

先日もサークル仲間とランチに出かけたのだが、
「素敵なお店があるから行かない?」
と、誘われたところが、
いわゆる若者向けのお洒落なカフェで、
時間も遅かったせいか、
「本日はこちらのランチしか残っておりません。」
と、勧められたのが
カタカナ読みのわけの分からないメニュー。

じゃ、それにします。

と、頼んで、出てきたものは・・・・・

野菜のスティックが数本と、
小鉢数個にに入った何かと、
小さなパンがちょっと

話をよく聞くと、

なんや分からんけど、
アンチョビの入ったニンニク味のソースがあって、

あんた、アンチョビいったら、イワシの腐ったやつやろ?
そんなん口にできへんし、

あと、緑色の野菜かなんかのドロドロにしたやつ。

それから、トマトが切ってあって油がギトギトしてるやつ。

パンは、ガーリックバターがベトベトに塗ってあって、
固くて味も素っ気もないのよ。


なるほど~
アンチョビ入りのは、バーニャカウダかも。
緑色のはアボカドのディップですね。
トマトのは、ブルスケッタ風のソースかと。
パンはバゲットで、ガーリックトーストにしてあったんですね。

それでは何も食べるものがなかったでしょう。

そうよ。
とにかく、野菜だけ食べてお店を出たわ。


途中、口直しにお蕎麦を食べてきたそうだ。
お気の毒に・・・・・。


自分にしても、お店の選び方が若い頃と変わってきたのは確かだ。

20代の頃、情報誌に載ったお洒落なお店を見つけると、
それらに全部行ってみたいという衝動に駆られ、
せっせと食べ歩きしたものだった。

だが、今は違う。

本当に美味しい、お気に入りのお店が数店あり、
自分の食のスタイルに合わせてたまーに楽しめばいい。
そんな気がしている。

トイレ女優

2011-11-11 13:20:39 | 自分のこと・思い出
映画の楽しみ方というのは色々あるが、
この作品に出ていた人が、こっちのにはこーんな役柄で出ていた、
などとトリビア的な話題探しも結構好きだ。

今日はそんな映画絡みの小ネタを。


嘆きのマートルMoaning Myrtleといえば、
ハリーポッターシリーズに出てくるゴーストの一人。



いじめられトイレで泣いているところを、トム・リドルに殺され、
それ以来トイレに住み着いている幽霊だ。


「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(2002)で、シャーリー・ヘンダーソンという英国人女優が演じているのだが、



彼女はその1年前に公開された「ブリジット・ジョーンズの日記」にジュードという友達役で出演している。


ジュードは男運が悪く、いつも彼氏に振られてしまう。
そして
別れるたびにトイレでシクシク泣き
ブリジッドに慰めてもらっている。

そう、トイレで泣く役柄、トイレ女優なのだ。

配役を決めた人は誰だろう?小粋な演出に一人で喜んだのだった。


それにしても、
元々童顔な彼女、
「ブリジッド・・・・」の時もとても若く見えたし
「ハリポタ」の時は
ゴーストだし、霞掛かってるし
制服着て眼鏡かけてるから、ハリー達と同年代だと思ってたが、
なんと1965年生まれ、私と同い年だった!


生まれて初めての予習

2011-10-20 13:09:27 | 自分のこと・思い出
スティーブジョブ氏のスピーチを次男に聞かせようと思ったら
英語の授業で既に読んでいてシカトされた、という前回の記事。

内容に感動するどころか、
M先生が怖くて、
授業についていくのに必死だった、というオチなのだが、
このM先生、次男の学校で「最も怖い先生」と生徒から恐れられている英語読解の担当。
「生徒に優しい」今時の教師とは違い、
私たち世代が教えてもらったような、強烈個性派の超~厳しい先生なのだ。

2年生に進級したばかりの頃だ。
いつもならとっくに寝ている時間なのに
珍しく次男が机に向かっているではないか。
覗き込むと、英語の予習をしている最中だった。

「やばいよ~やばいよ~。」

かなり狼狽えている模様。
しかも、これまで使った事のない英和辞典まで引っぱり出している。

どしたの?君。
今まで英語なんて予習した事なかったのに。

すると次男は焦った声でこう言ったのだ。

「今年、英語はM先生っていうんだけど、
お母さん、あの人ヤバイよ。半端ない。

最初の授業ん時、
みんながあまり予習してこなくて、
当てられても間違えたり答えられなかったりしたんだ。
そしたら先生、途中でブチ切れて、
5秒で答えが分からないと、
『はい、次!』って答えられない奴を立たせて、
どんどん当てていくんだ。
で、最終的にクラスの半分以上が立ったまま終わったってわけ。

『君ら、それでよく進級してきたな。これは1年生でやった事だよ。ええっ!
戻ってやり直したら?』

先生はそう言い残して教室を出て行ったんだ。

幸い、僕が当てられた問題は、
たまたま知ってたことだったから答えられたけど、
あの雰囲気は耐えられない。
だから、予習する。

人生で初めての英語の予習だ。」


求められているのは、英語→日本語への正確な訳。
曖昧な表現では、追求された挙げ句に、はねつけられるという。
辞書で調べて、一番しっくりくる表現を見つけ出さねばならない。

地味な作業だけど、受験英語には必要だものね。
何となく感覚で「分かった」気分になっている次男にとっては
よい鍛錬になるかもしれない。

M先生、厳しいけど、次男にはよかったわ~。ほくそ笑む母なのだった。


生徒達も負けてはいない。
それなりに防衛策を練っているらしい。

2年生には「M先生連絡網」(←tenchan勝手に命名)というのがあり、
前の授業で先生が「キレた」時は
次のクラスに即伝令が行く。
「Mr.M、 ジュギョウ デ キレタ ヨウチュウイ」

それを聞いてクラス全体が震え上がる。
なんとかM先生のご機嫌を損なわないよう、
予習してない奴は予習してある子にノートを見せてもらったりして
万端の準備をしておくのだそうだ。

ちなみに、次男のクラスは今年、
月曜日の1限=M先生、
金曜日の5限=M先生、
M先生に始まりM先生に終わる、という、
素敵な素敵な(笑)時間割だそうだ。

またしてもブログがご縁で

2011-10-17 13:07:20 | 自分のこと・思い出
アメリカ在住のchiblitsさんが、記事の中で
年齢による衰えをぼやく高齢者の会話を載せていらっしゃいました。}こちら

もともとは、お嬢さんの義理母さんからのメールなのだそうですが、
その日本語訳を読んでいて、
これは世界共通の話題だわ、と思いました。

例えば、うちの母がお友達とそんな会話をしたらどうなるのかしら、
そんな想像をしつつ、

>当たり前のことですが、言葉は違っても同じような話題になるんですね。
これを標準語ではなくそれぞれのお国言葉に翻訳したら、
さぞかし楽しいでしょう。

と、コメントを入れたところ、
読者様が続々とリクエストに応えて下さったのです。

皆様のノリのよいことといったら!

いや~日本語って素晴らしい。
感動ものですよ。 chiblitさんのブログ記事國語元年

遠く離れて暮らす長男を思うバカ親二人

2011-10-07 14:22:23 | 自分のこと・思い出
「班長」とか「学級委員」など、
とにかく人の上に立つことからずっと逃げてきた長男。

高校時代に所属していた運動部では
競技歴が長く運動技能も一番優れているにもかかわらず
主将になるのは断った。
↑あいつには任せられない、と最初からお声は掛からなかった、というのが本当。

大学でも同じスポーツを続けることになり、
練習の甲斐あってか、1年の秋からはレギュラーにも選ばれた。

そして、今年の9月、秋期学生リーグ戦終了後に3年生の先輩が引退。
新旧交代となったわけだが、
先輩から告げられたポストは、まさかの「主将」。

え~~~!マジすっか
無理無理・・・・俺、ムリですって。

そんな長男の訴えも虚しく退けられ、
新体制は始まった。


今はどこの部活でも
websiteが設けられていて、
部の概要、選手の紹介ページなどの他に、
試合、練習の予定などが「掲示板」に書き込まれ
随時更新されている。

その掲示板をチェックするのが日課になっているわけだが、
なんだかねぇ~。覗き見しているみたいで気が引けるのよ。

掲示板見てるよ、なんて長男に言おうものなら
「見んなよ!」
って怒りそうだから、内緒内緒。(笑)

試合が終わってからしばらくは
何も動きがなかったが、
10月、ようやく書き込みがあった。


「新しく主将になったです。
よろしくお願いします。」

主将としての初コメント。

にしては短い。(汗)

そ、それだけか?
もっと主将としての決意とかを熱く語らないと!


とりあえずベトナムの夫にメール。

初書き込み!これは所信表明か?」

速攻で返事が来た。

「なんだか、はっきりしない文章だねぇ。」

あはは、やっぱりあなたも見てきたのね。

お互い親バカだし・・・・・子供のことは気になるのよね。