1年ほど前からだろうか。
事務所の壁に掛けられたホワイトボードから
パソコンのディスプレイにスッと視線を移すと、
焦点が直ぐに合わなくなってきた。
以前はこんなことなかったのに。
と、ちょっとイラついたが、
こうした小さな変化退化というのは、
そのうち慣れてしまってさほど気にならなくなる。
だが、衰えというのは年月を重ねるごとに加速していく。
気が付いたら、眼鏡越しに小さな文字を読もうとすると
ぼやけてしまって見えない~!
ようになってしまった。
焦点を合わせるため文章に顔を近づけて読む。
えっ?近づけるって逆じゃないの?
老眼って、普通ものを遠ざけて見るじゃない。
いえいえ、自分超近視なので、
遠く離したら、単にボケボケになるだけで意味がない。
近距離で匂い嗅ぐようにして読まなきゃならないわけです。
というわけで、
ついに老眼キター!
なのであります。
普段の生活では全く支障がないのだが、
細かい作業をする時はさすがに困る。
愕然としたのは、縫物をする時だった。
まず、針に糸を通すところからあきません。
針穴がぼやけ、糸の先端がダブって見える。
眼鏡外し焦点を合わせやっとこさ通すと、
今度は急いで眼鏡掛けて縫い始める。
しばらくは順調だが、
おっと間違えた、とか、糸が絡まった、となるとこれまた面倒。
その度に眼鏡外して細部を見る。
少しの作業の間に
掛ける、外す、掛ける、外す、
というのを何度繰り返しただろう。
最後はもう目の奥が痛くなってしまった。
そろそろ遠近両用の眼鏡作らないとだめかな。
消費税もupするしね。
と、妙に弱気になるこの頃。
気が付けば50歳目前。
自分に訪れた老いの兆候に戸惑いつつも、
なにくそこの野郎、と抗ってみたくもあり、
しみじみと人生の秋を感じたのだった。
事務所の壁に掛けられたホワイトボードから
パソコンのディスプレイにスッと視線を移すと、
焦点が直ぐに合わなくなってきた。
以前はこんなことなかったのに。
と、ちょっとイラついたが、
こうした小さな
そのうち慣れてしまってさほど気にならなくなる。
だが、衰えというのは年月を重ねるごとに加速していく。
気が付いたら、眼鏡越しに小さな文字を読もうとすると
ぼやけてしまって見えない~!
ようになってしまった。
焦点を合わせるため文章に顔を近づけて読む。
えっ?近づけるって逆じゃないの?
老眼って、普通ものを遠ざけて見るじゃない。
いえいえ、自分超近視なので、
遠く離したら、単にボケボケになるだけで意味がない。
近距離で匂い嗅ぐようにして読まなきゃならないわけです。
というわけで、
ついに老眼キター!
なのであります。
普段の生活では全く支障がないのだが、
細かい作業をする時はさすがに困る。
愕然としたのは、縫物をする時だった。
まず、針に糸を通すところからあきません。
針穴がぼやけ、糸の先端がダブって見える。
眼鏡外し焦点を合わせやっとこさ通すと、
今度は急いで眼鏡掛けて縫い始める。
しばらくは順調だが、
おっと間違えた、とか、糸が絡まった、となるとこれまた面倒。
その度に眼鏡外して細部を見る。
少しの作業の間に
掛ける、外す、掛ける、外す、
というのを何度繰り返しただろう。
最後はもう目の奥が痛くなってしまった。
そろそろ遠近両用の眼鏡作らないとだめかな。
消費税もupするしね。
と、妙に弱気になるこの頃。
気が付けば50歳目前。
自分に訪れた老いの兆候に戸惑いつつも、
なにくそこの野郎、と抗ってみたくもあり、
しみじみと人生の秋を感じたのだった。