1948年6月28日。
いまから66年前、福井県に大地震が発生しました。
日本が、ポツダム宣言を受諾したのが1945年。
終戦から、わずか3年後のことです。
福井といえば、越前がにをはじめ、海産物の宝庫。
小鯛のささ漬、鯖ずし、かまぼこなど、
ひと手間かけた、おいしいものがたくさんあります。
上庄さといも、らっきょう、お米、日本酒や、
県の花でもある水仙も有名です。
お水がきれいな地域なのでしょうね。
一説によると、福井県民の幸福度はかなり高いそうです。
しっかりと学び、勤労し、遊び、休息をとる。
身の丈にあった生活のなかで、
幸せを見い出していく。
その根底には、福井大震災の記憶があるのかもしれません。
当時、3800人あまりの尊い命を失い、
50,000戸ちかい数の家屋が、倒壊、焼失しました。
戦後の復興に尽力していた矢先のことです。
あの頃の少年少女も、現在は高齢になりました。
子どもの目から見た、大震災の光景は計り知れませんが、
人生観に大きな影響を及ぼしたことは確かでしょう。
不死鳥のようによみがえった、福井県。
みんな、みんな。
今日も明日も、がんばろっさのう~。