浅尾弥子のノンジャンル道

 
 富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんの
 お姿をお借りして、日々更新。

「ホットロード」

2014-09-08 19:36:36 | 舞台・イベント
新宿ピカデリーへ、映画「ホットロード」を観てきました。
ご存じのとおり、原作の作者は、紡木たく。

1986~1987年に「別冊マーガレット」で連載されたマンガです。

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この作品、何度も何度も読んだので、
台詞も絵も、我がの身体の、血となり肉となっています。
いつでも、各シーンをありありと思い浮かべることができます。

たとえば・・・。

「おまたへー」といえば、「つる屋のパン」。

話は逸れますが、
「おまたへー」の前の、中学生同士の議論は秀逸です。

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マンガ「ホットロード」では、
主人公・和希の、家庭、NIGHTS、学校生活が、
絶妙なバランスで描かれています。

不安定なローティーンを取り巻く、大人たちの描写が見事で、
とりわけ、
和希ママを諭す高津先生の言葉は、胸にくいこむばかりです。

根性ある絵里のママ、
献身的な春山のお母さん、
ガソリンスタンドの親父さんなど、
それぞれが、和希と春山を見守り、手助けをします。

また、
和希ママに代表される、
未熟で、逃げてばかりいる大人たちが、
変わろうと努力し、徐々に逞しさを身につけていきます。

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宏子さんが、和希に語った体験。
小百合さんや、茂が抱えている家庭環境。
女子中学生を脅かす、軟派な大学生の行動。
中学校のなかで起こる、いじめ、中傷。

マンガ「ホットロード」には、
実にさまざまな問題が織り込まれています。

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119分という上映時間で、これらすべてを網羅するのは、
むつかしいことでしょう。

映画では、和希と春山の、純愛の部分に焦点を当てたように感じました。

原作ファンとして、印象に残ったのは、
和希ママを演じた、木村佳乃さん。
まるで、マンガから飛び出してきたかのように、
和希ママそのものでした。

そして、
主題歌「OH MY LITTLE GIRL」の、尾崎豊さんの歌声は、
「あの頃」の「あの子たち」を、優しく包んでいました。

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・・・・・・。

うむ。

マンガ「ホットロード」の話ばかりになってしまいました。
映画の感想を期待していた方々、すみません。

明日もがんばるぞ!
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