無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

モモと健康

2013年06月26日 17時31分08秒 | 栄養と健康

漢方の五臓の色体表に、五臓の果物という項目があります。

肝臓はスモモ、心臓はアンズ、脾臓はナツメ、腎臓はクリとあり、何か地味なものばかりだなあと思っていると、肺臓の項目にようやくモモというくだものらしい果物が入ってきます。 

五臓の色体表は、中国の2千年以上むかしの漢の時代に作られたものですから、まだ果物の種類が限られていたのかもしれませんが、ナシとかリンゴ、ブドウ、ミカンなども入れてほしかったなあと勝手に考えています。

モモは、これから旬になりますね。

モモが肺に良いというなら、五臓の色体表でみるとモモは大腸にもよく、便秘や下痢にもいい果物といえます。

同じつながりでみると、肺臓の項目には皮膚や憂慮などもありますから、モモはいま現代人を苦しめているアトピー性皮膚炎やうつ病にもいいのかもしれません