無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

魚の骨と健康

2013年02月20日 20時31分34秒 | 栄養と健康

最近テレビで、魚の消費拡大をねらったCMを目にします。

骨を取り除いてあるから魚料理が簡単です…というような内容です。

確かに骨がないと魚は料理しやすいし食べやすくなりますが、骨ごと煮たり焼いたりした魚料理のほうが私はおいしく感じます。

それで、魚の骨にはどんな栄養成分があって、どの成分がおいしさに影響するのか調べようと思いましたが、本にもネットにもそんな記事は見当たりませんでした。

ですがネットに、食品成分表で、イワシは身だけの成分と骨を含めて丸ごと分析した成分表があるとありましたから、比べてみました。

たとえば、かたくちいわしのカルシウムは、生で60㎎、丸ごとの煮干は実に2200㎎。なま物と乾物の違いはありますが、他にもやはりいうか、マグネシウムやリンや鉄、亜鉛などのミネラルが多いようで、骨ごと料理したほうがおいしく感じるのはミネラル成分のせいかもしれません